5月13日にSONYからフラグシップスマホ「Xperia 1 VII」が発表されました。

海外の大手ITメディアにて早速、先行レビューがされています。それによると性能もバッテリー持ちもどちらもいまいちという残念な結果のようです。
AnTuTu 10ではスコアがいまいち
定番のベンチマークAnTuTu Ver 10ではスコアが2,062,177点となっています。250万点を記録しているSnapdragon 8 Elite搭載の中華スマホの水準を大幅に下回っています。Xperia 1 VIから2割程度しか伸びていないようです。
また持続的な負担をかけて性能の維持を測定するベンチマーク、「3DMARK WILD LIFEストレステスト」では8分で性能が50%程度まで低下することが指摘されています。
ただしGPU性能は本来のSnapdragon 8 Eliteクラスのスコアがでているとのことです。
一方でベンチマークとしては負荷の低いGeekBench6ではシングル3094/マルチ9293となっており、他のSnapdragon 8 Elite搭載スマホと比べて遜色ないです。
バッテリー持ちもイマイチ
性能を絞っている反面、さぞバッテリー持ちが良いだろうと思っていましたが、どうやらそうでもないみたいです。当該レビューの計測ではXperia 1 VIの約17.5時間から大幅に低下した14時間17分となっています。
解像度が2340×1080と低いにもかかわらずQHD+クラスのディスプレイを搭載したスマホを同じぐらいの駆動時間らしいです。これは結構残念です。
明るさ
明るさも微妙です。反射コーティングを行っているため輝度の測定結果が低く出る「Galaxy S25 Ultra」と同等の1400nit程度です。Pixel 9 Pro XLの2365nitは流石に明るすぎですが、Xperia 1 VIIはもう少し明るいことを期待していました。
現状どうかはまだわからない
個体差の問題などもあるので一概には言えませんが、やや残念な結果です。前モデルのXperia 1 VIからあまり進化していないどころか、バッテリー持ちは悪化しています。
発売までにアップデートなどで改善されることを期待しましょう。
発売は6月上旬です。
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