Samsung のフラグシップとなるチップセット「Exynos 2600」のベンチマークスコアがリークされたようです。
今年の6月にEynos 2500が発表されたばかりなので非常に早い登場です。
順当な進化
実行デバイスはSamsungのリファレンス機だと思われます。
リークされた情報ではシングルスコアが2810、マルチスコアが9301となっていました。
CPUはデカコア(10コア)で「1x 3.35GHz、3x 2.96GHz、6x 2.46GHz」という構成で発見されています。
Exynos 2500 は「1x Cortex-X925@3.30GHz、2x Cortex-A725@2.74GHz、5x Cortex-A725@2.36GHz、2x Cortex-A520@1.80GHz」という構成だったので、全体的にクロックが上昇しています。
1世代遅れに留まるか
Exynos 2500のスコアからはシングル、マルチともに20%程度向上してSnapdragaon 8 Eliteに近づいています。
Exynos 2500がSnapdragon 8 Gen 3 に近いスコアだったので、Snapdragon の1世代遅れぐらいで順当に食らいついています。
Galaxy S26への搭載が噂されていますが、近年は性能のインフレ傾向にあるため、さらなる性能向上が噂されるSnapdragon 8 Elite Gen 2との差は大きく開きそうです。
終わり
日本で発売されるGalaxy S2x には例年Snapdragonが搭載されるため、Exynos 2600はお目にかかれなさそうですが、今年に状況が大きく変わってきています。
Exynos 2500がGalaxy Z Flip7に搭載されて日本市場に登場したので、来年に発売されるGalaxy Z Flip8で日本にも投入されそうです。
一世代遅れとはいえ、Snapdragon 8 Eliteに追いつきそうな性能は興味が湧きます。
台湾製の半導体に比べるとやや厳しい戦いを強いられているサムスンの半導体ですが、これをきっかけにまたSamsungファウンドリを利用したスマホが増えるかもしれません。
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