
LAVIE SOL
2025年10月30日にNECより新しいLAVIE SOLが発売されました。
Z世代向けの小型モバイルノートPCとして2024年11月に発売された新ブランドで、1年越しに新モデルが登場しました。
デザインの変更などはほとんど無いみたいですが、プロセッサーが刷新されています。
Core Ultra 200Vに刷新

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以前はIntel Core iシリーズ 第13世代 Raptor Lake-Uを搭載していましたが、今回は新たにIntel Core Ultra シリーズ2 Lunar Lake を搭載した新モデルが追加されました。
WebストアのNEC Directでは次のCPU・メモリ構成が選択可能です。
- Core Ultra 7 258V+32GB
 - Core Ultra 7 256V+16GB
 - Core Ultra 5 228V+32GB
 - Core Ultra 5 226V+16GB
 - Core i7-1355U+32GB/16GB
 - Core i5-1335U+16GB
 - Core i3-1315U+16GB
 
ストレージは256GB、512GB、1TBまで自由に選択可能です。
驚異的なバッテリー持ち
本体は前モデルとほぼ同じ13.3インチ(1920×1200/60Hz)で重さは1197gとしていますが、プロセッサーの変更のみで驚異的なバッテリー改善を見せています。
優れた省エネ性で各所から高評価を得ているIntel Core Ultra 200Vシリーズの恩恵により、前モデルよりも1.5倍以上のバッテリー駆動を実現しているとします。
- Intel Core Ultraモデル:動画再生17.7時間、アイドル時34.3時間
 - Intel Core 13世代モデル:動画再生10.8時間、アイドル時23.2時間
 
充電なしでバッテリーが2日持つとしており、購入する場合はCore Ultraシリーズを狙いたいです。
本体はまるでサーフェス。なデザイン
Z世代向けのノートPCというコンセプトですが、これは「スマホネイティブ」なZ世代向けの若者に、直感的なPC操作ができるようにとマルチタッチ対応ディスプレイを搭載しているとのことで、特に大学生人気の高いMicrosoft Surface Laptopシリーズを意識したノートだと感じます。
デザイン性もSurface Laptopを強く意識していることが伺え、トップはプラチナシルバー色のフラットなアルミボディで、マイクロソフトの田マークかNECのマークかの違いぐらいしか感じません。
背面には一般的な薄型ノートとは違い、Surface Laptopと同じようにネジ穴をゴム足で隠して見せない、スタイリッシュなデザインとなっています。
底面に通気孔がありませんがデュアルファンを内蔵しており、冷却面を心配する必要もなさそうです。
一方でキーボードは日本発のNECブランドらしく、大型エンターキーを搭載した非常に整ったJIS配列となっていて日本人が利用することのみを想定したキー配列です。ほとんどの大学生は使わないであろう、かな文字の印字がないのでスッキリしています。
ジェネリック・サーフェスなるか?
2022年発売のSurface Laptop 5以降、Surface LaptopシリーズではプロセッサーにはSnapdragon Xが採用され、Windows on ARMを搭載するノートPCへと路線変更しています。
一応、今年にビジネス向け限定でIntel Core Ultra 200Vを搭載したSurface Laptop 7が販売されていますが、最も安い構成となる13.8インチのCore Ultra 5、16GB/256GB、officeなしの構成でも26万円を超えています。メモリ32GBモデルともなれば40万円を超え、流石に購入が厳しい価格となります。

Surface Laptop 7 Intel(ビジネス向け)をチェック
一方でNEC LAVIE SOLなら25万円あれば、Core Ultra 7、32GB/512GB、Office2024のスペックを購入して尚お釣りが来るので、従来通りインテル搭載のSurface Laptopを求めるユーザーは、LAVIE SOLが乗り換え候補としては最適かもしれません。
ここが惜しい、という点はある
値段が安い分、もちろんすべてが完璧というわけではありません。サーフェスのほうが全体的に良いディスプレイを採用していて、NEC LAVIE SOLの画面比率は16:10ですが、Suface Laptopの特徴的な3:2ではないためやや画面が小さい点には注意です。
惜しいと思った点として、ディスプレイのリフレッシュレートです。Surface Laptop 7は120Hz対応のスムーズディスプレイですが、LAVIE SOLは60Hz止まりです。タッチ対応ということを考慮すれば120Hz対応のディスプレイが最適だったと思います。
またThunderbolt4は非搭載で、USB-Cポートが本体側面の左右に合計3つずつ配置されていますが、いずれもUSB 3.2 Gen 2止まりです。
Intel Core Ultra 200V搭載のノートPCで、Thunderboltを搭載していないものは悪い意味で珍しいです。人によってはThunderboltが必須だという人もいるのでちょっと残念かなと思いますが、Surface Laptopシリーズとは違って左右にUSB-Cが配置されていることは素晴らしいと思いました。
読んでくれた視聴者の方へ、少しお得な情報
すでに新モデルが登場したことで、2024年モデルに当たるIntel 13世代搭載のLAVIE SOLが安くなっています。
ケーズデンキ楽天市場店では、Core i5-1335U/16GB/256GB/Office2024が146,614円、Core i7-1355U/16GB/512GB/Office2024が166,105円となっています。いずれも11月11日午前9時までスーパーDEALポイント10%還元の対象です。
Core Ultra搭載の新モデルが予算オーバーでも、ポイント還元込み実質13万円程度で旧モデルが購入できるのでかなりお得です。大学用パソコンとして1日ごとに充電するならバッテリー持ちは十分だと思います。
またCore Ultra搭載の新モデルでは10,000円+10,000円の合計20,000円のキャッシュバックがあり、発売早々に購入を決めやすい条件が用意されています。

https://www.2025lavie-debut-camp-lavie.com/
まとめ!
大学によってはSnapdragon搭載パソコンを推奨していないところも多く、最新のサーフェスを使いたいけど…と難民状態の大学生のために発売されたようなノートPCだと思います。
バッテリー持ちがよく、なおかつ約1.2kgと持ち運び前提のモバイルとしては最高です。タッチパネルもあるため、マウスを持ち運びせずとも多くの作業がこなせるので持ち物が減ります。
大学生向けのノートPCとして定番のブランドとして、広く認知されて人気を博しそうです。
またSurface Laptop 7では将来性を見据えてメモリ32GBを選択すると冗談のような価格になるので、高スペック思考な方の現実的な受け皿でもあります。
値段も販売開始直後からキャンペーンが数多く行われていて、購入しやすいような条件が揃っています。


        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
  
  
  
  






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