Surface の命名規則は仕切り直しに?
公式サイトではインチ表記のみに
Surface Pro 第11世代・Surface Laptop 第7世代からは新たにSnapdragon Xシリーズ完全採用となり、Copilot+PCを搭載した初のサーフェスデバイスになりました。
デバイス命名規則を仕切り直すちょうど良いタイミングに思われ、マイクロソフト公式サイトでも前準備のようにも感じる兆候を見せています。
現行モデルのSurface Proは第11世代、Surface Laptopは第7世代ですが、公式サイトでは世代名はなく、AIPCを意味する「Copilot+PC」と画面サイズのみが表記されています。
- Surface Laptopの場合
Surface Laptop, Copilot+PC, 13インチ
Surface Laptop, Copilot+PC, 13.8インチ
Surface Laptop, Copilot+PC, 15インチ - Surface Proの場合
Surface Pro, Copilot+PC, 12インチ
Surface Pro, Copilot+PC, 13インチ
廉価モデルは1st Editionという隠れた名称
新しい廉価モデルであるPro12インチ・Laptop 13インチもSurface Pro・Surface Laptopの名前を冠している製品にもかかわらず、実際には新しい世代が振り当てされています。
マイクロソフトが公開しているサーフェスのシステムSKUリファレンスというページでは、Surface Pro 12インチ・Surface Laptop 13インチは共に1st Editionと記載されていました。

これの意味するところはSurface Pro 12インチは既存のProシリーズとは区別された完全に新しいラインナップであり、この先Pro 12インチ・Laptop 13インチを同じサイズで続投する予告だと受け取れます。
順当に行けば新しい廉価モデルは、Goシリーズのように同じサイズ感で3世代ぐらい続くと思われます。
Surface Pro 12インチ=Surface Pro 12に
そもそもSurface Pro 12インチの略称がSurface Pro 12で定着したという現状が、この説を提唱した最大の理由です。
Surface Pro 12は発売前のリークではその名称から第12世代とも考えられていましたが、実際にはPro 12インチ第1世代となりました。
次に出るモデルの名前がSurface Pro 第12世代なら、今ある12インチとの区別がつかず混乱を招くことになりそうで、すでに検索エンジンでは英語で「Surface Pro 12th Gen」と調べてもSurface Pro 12インチの情報しかヒットしません。
発売は4月か
次世代サーフェスでは現行販売モデルを新たな第1世代とみなして第2世代の名で発売する、あるいはSurface Pro (Snapdragon X2)などプロセッサーの世代名で区別するという2つの可能性が有力なのではないかと考えます。
今年9月にSnapdragon X2シリーズが発表されており、次世代サーフェスはこれらを搭載するとみてほぼ間違いありません。
販売サイクルを考えれば4月前後になると見られており、前回から2年間隔でのリリースとなりそうです。
大きくパワーアップしたSnapdragon X2シリーズが欲しい!という人はもう少し待ったほうが良さげです。



































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