先月7月にグローバル市場で英Nothing社からNothing Phone 3が発表されましたが、今月になって日本国内での発売が決定しました。以前からFeliCaに対応すると公表されていたため、国内発売は決定していましたが待望の発売開始となります。
Nothing Phone (3) のスペック・性能・発売日・価格まとめ
楽天モバイル独占販売
日本の携帯大手4キャリアのうち、楽天モバイルのみが販売します。公式ストアとの販売価格を表記しておきます。
構成 | 公式ストア | 楽天モバイル |
---|---|---|
12GB/256GB | 124,800円 | 119,900円 |
16GB/512GB | 139,800円 | 138,900円 |
楽天モバイルの販売価格のほうが安く、キャリア販売に対して戦略的な販売が見て取れます。
さらに発売日以降から「楽天モバイル買い替え超得プログラム」にも対応する予定で、楽天モバイル公式HPから申し込みすることで1~24ヶ月の支払いが月額1,250円となり、25ヶ月目に端末を返却することで総額30,000円で購入可能となります。
また他社から乗り換えによる楽天最強プランへ初めての申し込みで10,000ポイント還元などのキャンペーンもあり、購入するなら楽天モバイルが圧倒的に有利です。
楽天市場は端末のみ購入に対してもポイント還元があります!

Nothing公式ストアでは27日までに予約完了することでストア内で利用できる10000円OFFクーポンがプレゼントされます。
詳細な仕様とAnTuTuスコア
画面サイズは6.67インチ、新しい準フラグシップチップのSnapdragon 8s Gen 4にメモリ12GB/256GBまたは16GB/512GBの構成で販売されます。以下、詳しい詳細なスペックです。
情報 | 機種名 | Nothing Phone (3) |
---|---|---|
メーカー | Nothing | |
発売日 | 2025/07/15(グローバル) 2025/08/28(日本) |
|
チップ | SoC | Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4(TSMC 4nm) |
CPU | 1x Cortex-X4@3.2GHz 3x Cortex-A720@3.0GHz 2x Cortex-A720@2.8GHz 2x Cortex-A720@2.0GHz |
|
GPU | Qualcomm Adreno 825 | |
NPU | Qualcomm Hexagon | |
RAM ROM |
構成 | 12GB/256GB 16GB/512GB |
規格 | LPDDR5X | |
UFS 4.0 | ||
外部ストレージ | – | |
画面 | 画面 | 6.77インチ/フレキシブルAMOLED 解像度2800×1260/20:9/460dp Corning Gorilla Glass 7i |
明るさ | 800nit/屋外1600nit/ピーク輝度4500nit | |
リフレッシュレート | 可変120Hz タッチサンプリングレート1000Hz |
|
外観 | 本体素材 | フレーム:耐指紋再生アルミフレーム 背面素材:Corning Gorilla Glass 7i |
サイズ | 160.60 x 75.59 x 8.99 mm | |
重さ | 218 g | |
カラー | ホワイト / ブラック | |
カメラ | メインカメラ | 50MP, F値1.68, センサーサイズ 1/1.3 光学手ブレ補正、オートフォーカス 2倍ロスレスズーム |
超広角カメラ | 50MP, F値2.2, センサーサイズ1/2.76 画角114° |
|
望遠レンズ | 50MP, F値2.68, センサーサイズ1/2.75 光学手ブレ補正、オートフォーカス 光学3倍ズーム / 6倍ロスレスズーム / 60倍ズーム / マクロ撮影 |
|
動画撮影 | 4K:30fps,60fps 1080p:30,60fp 4K,1080p@120fpsスローモーション Ultra XDR |
|
インカメ | 50MP, f/2.0, センサーサイズ1/2.76 動画撮影:4K@30fps/1080p@30,60fps |
|
バッテリー | 容量 | 5150 mAh |
充電 | 最大65W 急速充電 PPS / USB-PD2.0,3.0 /QC2.0-4.0 /UFCS 逆充電7.5W |
|
ワイヤレス | 最大15W / 逆充電5W | |
通信 | ネットワーク | Wi-Fi 7 / Bluetooth 6.0 |
SIM | nanoSIM / eSIM | |
5G バンド帯 | n1 /n2 /n3 /n5 /n7 /n8 /n12 /n20 /n25 /n28 /n30 /n38 /n40 /n41 /n48 /n66 /n71 /n77 /n78 | |
4G バンド帯 | B1 /B2 /B3 /B4 /B5 /B7 /B8 /B12 /B17 /B18 /B19 /B20 /B25 /B26 /B28 /B30 /B34 /B38 /B39 /B40 /B41 /B42 /B48 /B66 /B71 | |
3G バンド帯 | B1 /B2 /B4 /B5 /B6 /B8 /B19 | |
おサイフケータイ | 対応 | |
その他 | スピーカー | ステレオ |
USB | USB-C | |
防水・耐久 | IP68 | |
生体認証 | 顔/指紋(画面内) | |
サポート | OS | Nothing OS 3.5 / Android 15 |
アップデート保証 | 5年間のAndroid OSアップデート 7年間のセキュリティパッチ |
|
付属品 | ケース / 保護フィルム貼り付け済み USB-Cケーブル(1m) / SIMピン |
当サイトの計測でSnapdragon 8s Gen 4(Xiaomi POCO F7)のAnTuTu10スコアは2028515点でした。

全部載せのフラグシップ仕様
Nothing としてのフラグシップモデルとなるため性能面以外にもかなり力を入れたモデルで、おサイフケータイ対応はもちろん、防水防塵やeSIM対応、Wi-Fi7対応、65W急速充電、望遠カメラ搭載などなど全部載せになっています。
特筆すべきは4500nitのピーク輝度、1600nitの屋外輝度で、非常に明るく見やすいディスプレイが期待されます。
サポート期間は最大7年となっており非常に長いです。
POCO F7と比較すると…
79,800円だったNothing Phone 2 に比べると、望遠カメラまで備えた他社フラグシップと遜色ないフルスペックになったものの、価格帯も他社のハイエンドと足並みを揃える12万円台になり、特にアメリカではGalaxy S25などを意識した799ドルからとなっており急激なブランド的商法に困惑する声もあります。
ハイエンド並みの値段ですが、Snapdragon 8s Gen 4チップはあくまでもSnapdragon 8 Eliteに次ぐ準フラグシップで、さらにはこの8s Gen 4チップはXiaomi POCO F7が価格破壊をしており5万円でお釣りが来る値段で販売開始されました。

もちろんPOCO F7はおサイフケータイ非対応やカメラ機能の削減、ワイヤレス充電不可、eSIM非対応など様々なオミットがあるにせよ、高級感のある筐体や6年サポートが付いて半額未満なことを踏まえれば、Nothing Phone 3 の通常価格の設定には戸惑いが生じますが楽天モバイル経由での買い替え超得プログラムに救われている形です。
終わり
フラグシップということもあって性能以外の面で妥協をしないという熱意が伝わる製品でした。
価格は高騰したものの、キャリアで取り扱いされるため「楽天モバイル買い替え超得プログラム」にて2年間総額30,000円で支払いが済むなど利点が数多くあるので、実は以前よりもお得に購入できるようにはなっています。
販売は8月28日からです。予約特典などもあるのでお忘れないように。
コメント