日本でも発売予定のモデル
SamsungはイギリスにてGalaxy Tab A11+の発売を開始しているようです。
日本でも販売されていたGalaxy Tab A9+の直接的な後継モデルで、11インチの安価なタブレットです。A10の型番はスキップされています。
型番はSM-X230ですが、少し前に日本でSM-X238というデバイスの技適通過を確認しており、日本での販売は5G対応モデルになると考えられています。
スペック
詳細なスペックをまとめます。
| Galaxy Tab A11+ | |
|---|---|
| 型番 | SM-X230 |
| カラー | グレー /シルバー |
| 画面 | 11インチ TFT 1920×1200@90Hz |
| SoC | 2.5GHz+2.0GHz |
| 構成 | 6GB/128GB 8GB/256GB |
| 外部ストレージ | 最大2TBのmicroSDXC |
| カメラ | 800万画素 オートフォーカス フラッシュライトなし |
| フロントカメラ | 500万画素 |
| 動画再生 | 4K@30fps |
| バッテリー | 7,400mAh / 1200回のバッテリーサイクル USB-PD PPS 25W 急速充電 |
| スピーカー | クアッドスピーカー / Dolby Atmos 3.5mmイヤホンジャック |
| USB | USB 2.0 |
| 通信 | Wi-Fi 5 / Bluetooth 5.3 GPS, Glonass, Beidou, Galileo, QZSS |
| サイズ | 257.1 x 168.7 x 6.9 mm |
| 重さ | 477 g |
| OSアップデート | 2032年11月30日 |
Galaxy Tab A9+はかなり貧弱な印象を受けるデバイスでしたが、今回のGalaxy Tab A11+は全体的にここがだめ!という点はなく、90Hzのリフレッシュレートに対応するなど、ちょうどよいミドルスペックタブレットではないでしょうか。
7年のOSサポートを掲げている点は流石です。
チップはMediaTek Dimensity 7300か
チップセットはGeekbench Browserの登録情報よりCPUの詳しい詳細が判明しており、2.5GHzのビッグコア4基と2.0GHzのスモールコア4基の4+4構成で、MediaTek Dimensity 7300ではないかと言われています。
| Geekbench CPUスコア比較 | ||
|---|---|---|
| Galaxy Tab A11+ | シングル | 1025 |
| マルチ | 3192 | |
| Galaxy Tab A9+ | シングル | 905 |
| マルチ | 1959 | |
Galaxy Tab A9+(Snapdragon 695 5G)と比較すると、大きくCPUマルチコアが強化されて負荷のかかる作業もこなせるラインです。GPUは83%も向上しているとしています。
Sペンは非対応か
Galaxy TabではAシリーズはSペンに対応しません。なのでGalaxy Tab A11+もスタイラスペンには対応しないと見て良いでしょう。
値段
イギリスではメモリ・ストレージ構成は、6GB+128GBと8GB+256GBが用意されています。
- 6GB+128GB:249ポンド
- 8GB+256GB:299ポンド
イギリス価格はあてになりませんが、日本円で5万円オーバーです。実際のところGalaxy Tab S10 Liteと同等か、それより下位グレードなデバイスという位置づけなため、実際には5万円台を超えないと思います。
一方で発売は今のところ5G対応モデルと見られるため、キャリア経由での販売も考えられ、さらに少し値段が高いかもしれません。
日本発売期待
5Gモデルは技適通過していることから、日本市場での発売に期待できます。通常モデルはどうかわかりませんが、ここも期待です。
Galaxy Tab A9+は発売から2年が経過した現在でも、売上上位に入る人気タブレットで、その後継で大きくスペックアップしているとなれば、さらに人気が出そうです。あとは価格だけですね。
メモリ構成では、日本では6GB+128GBだと思われます。というのもGalaxy Tab S10 FEなど多数のGalaxy Tabが発売されているので、それらの差別化が図られるはずです。
Sペンも防水も要らないからGalaxy Tabで、コスパの良いミドルタブが欲しいという人向けです。














コメント