arrows Alpha 徹底レビュー記事!
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AQUOS sense10をクイックレビュー!AnTuTuスコア100万超え!なスマホに

スマホレビュー
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AQUOS sense10 サムネ

AQUOS sense10の自腹で1日利用したクイックレビューです。後日ベンチマーク結果やバッテリー持ち、カメラ撮影などを含めた本格的なレビュー記事を投稿予定です。

  • 対象モデル:AQUOS sense10 SH-M33 8GB+256GB

スペックなどは次の記事で

AQUOS sense10登場!sense9との違いは極わずか…だけど改良されている
AQUOS sense10が発表されました。スペックや値段、sense9との違いを詳しくまとめました。またsense10の優れたスペックを解説しています。
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購入価格など

今回購入したモデルはSIMフリー版AQUOS sense10 8GB+256GBです。SHARP直販では69,300円で販売されています。

筆者は以下の予約段階でのセール時に購入したので、ポイント還元込みで実質6万円ギリギリ下回るといった感じ。

AQUOS sense10 が予約段階から実質5万円切りに!楽天ビックにて
新発売のSHARP AQUOS sense10 が予約段階からいきなり10%オフ以上の価格で購入可能となっています。この機会をお見逃しなく

また来年1月15日までに購入した人全員に5,000円キャッシュバックもあるので、実質5.5万円ぐらいで購入できました。

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キャッシュバックはすぐ

実際にキャッシュバックキャンペーンに応募しましたが、すぐに準備され現金受取ができる状態になりました。

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キャッシュバック方法はセブン銀行の操作で5,000円を受け取れるATM受取コードの送付なので、自分の口座の登録などは一切不要です。

受け取るにはCOCORO IDを登録して、AQUOS sense10のMy AQUOSアプリからキャッシュバックページに行き、アンケートに答えてSMS受信可能な電話番号登録と、その後セブン銀行への登録するためのメールアドレスも必要です。

AQUOS sense10 実物をチェック

デニムネイビーは想像以上

今回購入したカラーは圧倒的な主人公感を放っていたデニムネイビーです、全6色のうち即決でこの色にしました。

実物はこんな感じ。

AQUOS sense10 デニムネイビー 実物

デニムネイビー実物

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表面はアルマイト処理による着色なので、レンダリング画像と比べて実物は薄い色になるだろうと予想していましたが、いい意味で淡い色に仕上がっているので、年寄りっぽさがなく活発さを感じます。

デニムネイビーは老若男女問わず受け入れられる色だと思います。

アルミユニボディの手触り

本体の背面・側面素材はアルミニウムで、継ぎ目のないユニボディです。表面はさらさらしていて、ずっと触っていたいと思う優しい手触りです。

AQUOS sense10 アルミニウム ボディ

継ぎ目のない曲面

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スマホに触れるたびに一体型のボディを触る楽しみがあります。その反面ガラス保護もないので引っかき傷などが怖いですが、ケースをつけて利用するのが勿体なく感じます。

付属品

本体付属品はシンプルで、説明書とUSB-C to USB-A変換アダプターのみです。

AQUOS sense10 付属品

クイックスタートガイド、アダプター

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今どきデータ移行用としてUSB変換アダプターを付ける理由がよくわかりませんが、ケーブルのほうが嬉しかったです。

初期設定では…

SIMカードの装着

SIMトレイは表がnanoSIM、裏がmicroSDカードで、SIMやmicroSDカードもカチッとすぐにハマって使いやすいです。

AQUOS sense10 SIMトレイ

SIMトレイ

povo2.0のSIMを試しに使ってみましたが、APN設定など無しで5Gに繋がりました。

SIMスロットは取り出しにくい

本体のSIMスロットは左側面にありますが、SIMピンは不要でミゾに爪を引っ掛けて取り出します。

思ったより硬く、無理にやると爪が折れそうだったので爪楊枝でやりました。木製の爪楊枝なら本体も傷つかないので安心です。

AQUOS sense10 SIMスロット 取り出し方

gif

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arrows Alphaも同様にSIMピン不要でしたが、あちらはSIMスロットの横にマイク穴が配置されていて、SIMピン不要ということを知らなければ間違えて差し込みそうな位置で、またSIMトレイも硬くて爪楊枝では開けられませんでした。

arrows AlphaのSIMスロットの取り出し方!キッチン用品で開きます!
arrows AlphaのSIMスロットの取り出し方を調べてみました。

AQUOS sense10はそういった間違いが起きないような配置で、ユーザーに配慮されていると感じました。

いざセットアップ。128GBでは厳しい

セットアップ時でいきなりOSアップデートが来ていました。

更新後でもセキュリティパッチが2025年8月1日の付け、かなり遅れていますがOSバージョンは最新のAndroid 16になっています。

AQUOS sense10 ラウンチOSバージョン

11月13日現在

初期状態で一通りセットアップが終わった状態で、28GB/256GB利用状態でそのうちOS関連が合計で22.3GBを占めています。

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AQUOS sense10 ストレージ セットアップ直後の容量AQUOS sense10 ストレージ セットアップ直後

128GBモデルでは実際にどれぐらいOSがストレージを使うかわかりませんが、いきなり20%ぐらいストレージが埋まることになりそうです。

OSはシンプル

シンプルなピュアAndroid寄りのOSで、PixelやXperiaなど他の機種ユーザーでもすんなり移行できそうです。

デフォルトの壁紙が結構良いデザインです。

AQUOS sense10 ホーム画面AQUOS sense10 設定アプリ

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初期アプリはGoogle関連を除けば10個未満でかなり少なめです。

AQUOS sense10 初期アプリ

 

ベンチマーク

Snapdragon 7s Gen 3 イメージ画像

イメージ

搭載するチップはSnapdragon 7s Gen 3と昨年にリリースされたミドルレンジ向けのチップ。Snapdragon 7 Gen 3の廉価モデルという立ち位置ですが、7s Gen 3はCPUなど一部で世代が新しいです。

詳しいベンチマークは後日測定しますが、ここでは有名なAnTuTuスコアのみとします。

AnTuTu

最新のAnTuTu v11.0.5の実行結果です。

AQUOS sense10 antutu 3回実行

左から1回目、2回目、3回目

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スコアは1,037,139点と、大台に乗っています。

GPUがかなり低いですが、AnTuTu v11からレイトレーシング性能を測定する項目があり、このチップに搭載されるAdreno 810 GPUは非対応なので、その分が加点されていない事が起因しています。

AQUOS sense10 AnTuTu v11 GPU レイトレーシング

非対応となっている

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それを除けばミドルレンジとしては問題ないです。実行中は発熱もほとんどなく、3回目実行後でも表面の温度は30度未満で、ほんのり暖かくなる程度なので真夏でも安心して使えそうです。

AQUOS sense10 温度

AnTuTu 3回実行後の本体の温度(色は相対表示です)

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ちなみにmotorola edge 50s pro(Snapdragon 7 Gen 3)よりもスコアは高めです。

motorola edge 50s pro AnTuTu v11

motorola edge 50s pro のAnTuTu v11スコア、1014180点

motorola edge 50s pro レビュー記事

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▼AQUOS sense10で旧バージョンのAnTuTu v10.5.1ではこんなぐらいです。

AQUOS sense10 antutu v10 スコア

antutu v10.5.1

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大体現在のミドルレンジぐらいのスコアです。セール時には4~5万円のスマホ、と考えれば十分なスコアだと思います。

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比較 AnTuTu 10 総合スコア
Snapdragon 6 Gen 1
636727
Snapdragon 7 Gen 1
644074
Snapdragon 7 Gen 3
797049
Snapdragon 7s Gen 3
776612
Google Tensor G4
1207561
Google Tensor G5
1270308
Dimensity 8350 Extreme
1413408
Snapdragon 8 Gen 2
1415194
Dimensity 8400 Ultra
1662639
Snapdragon 8 Gen 3
1832602
Snapdragon 8s Gen 4
2004905
Dimensity 9400+
2406438
Snapdragon 8 Elite
2532704
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AnTuTu ストレージテスト

内蔵ストレージの速度も見ておきます、AnTuTu Storage Test v10です。

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AQUOS sense10 AnTuTu Storage Test v10

左から1回目、2回目、3回目

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ストレージの規格は低スペックなスマホ向けのUFS 2.2が採用されており、値段の割に書き込み速度は遅いです。また連続して実行するとSequence Writeのスコアが露骨に低下します。

一連のセットアップ・インストール作業でも昨今の高性能スマホに比べると、感動するような速さはなく、少々苛立ちを感じる遅さでした。

ミドルレンジモデルでは主流なUFS 3.1ストレージを採用してほしかったです。

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UFS Sequence Write(MB/s)
UFS 2.1
470.7
AQUOS sense10
(UFS 2.2)
825.7
UFS 2.2
896.7
UFS 3.1
1241.0
UFS 4.0
3395.3
UFS 4.1
3723.0
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ディスプレイをチェック

小型の画面がちょうどよい。

ディスプレイは6.1インチと小型なので、持ちやすいです。

AQUOS sense10 画面

AQUOS sense10 画面

ディスプレイのベゼルはちょっと太めですが、均一なので違和感なく。

画面の明るさをチェック

屋外で利用することの多いスマホでは、画面の明るさが特に重要です。

実際にAQUOS sense10の輝度を測定して、画面の明るさをチェックしてみました。

AQUOS sense10 明るさ 測定 輝度テスト

LX1336Bで測定

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最大輝度 nit(cd/m²)
手動調整 362 nit
自動調整(屋外モード) 1371 nit
全白輝度(屋外モード) 1348 nit
(公称値1500nit)
ピーク輝度(HDR) 1284 nit
(公称値2000nit)

自動調整では設定アプリのカラープロファイルは「ダイナミック」で画面の色温度を「標準」にして、白画面75%で測定しています。手動調整、自動調整の輝度は海外サイトGSMarenaのBrightness Testと同条件で測定しています。HDR輝度はYoutube「The HDR Channel」のReal 4K HDR Test Pattern: Brightness stress test (Chromecast Ultra)をテストに使用しています。

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画面輝度(nit)の基準値(当サイトで推奨する指標)
2000nit~ 主にHDR動画の再生で画面の一部が達する明るさ
1500nit~ 真夏の炎天下でも画面がハッキリ見える
1000nit~ 屋外でも画面がよく見える
 500nit~ 屋内ならよく見える、明るいPCモニターと同等

 

実測データでは全白輝度1348nit、ピーク輝度1284 nitでした。HDR動画再生中はあまり輝度が伸びませんでしたが、全白輝度は公称値1500nitに近い結果で、中々良いスコアでした。

全白輝度はこの記事のように白を背景としたWebサイトなどを日中の屋外で閲覧する際に、画面の見やすさの指標になります。

一部のフラグシップのスマホよりも高スコアを残しており、優秀なディスプレイだと言えますが、75%表示のときも輝度が向上することはほとんどなかったので、これ以上明るいディスプレイを期待することはできません。

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2025年の機種 全白輝度(自動調整)
Goolge Pixel 10
1961 nit
motorola edge 60 pro
1363 nit
AQUOS sense10
1348 nit
Galaxy S25
1186 nit
arrows Alpha
1098 nit
OPPO Reno 13A
1078 nit
Xiaomi POCO F7
998 nit
Xiaomi POCO F7 Ultra
997 nit
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AQUOS sense10 良い部分

スピーカーの改良

AQUOS sense10は上下にスピーカーBOXが配置されています。

奥行きを感じられる立体的な音で、とても迫力ある音が出ています。私はスマホの音質の良さにそれほど拘りませんが、これは素人の耳でもかなり良い音だと感じました。

便利なスクショ

画面の左上または右上を長押しすることでスクショできます。

AQUOS sense10 Screenshots

gif

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感覚は慣れるまで時間がかかりましたが、結構便利で気に入っています。

シャッター音はオフにできる

SIMフリー版特有っぽいですが、シャッター音を常にオフにすることができます。

AQUOS sense10 シャッター音オフ

カメラの設定

もちろん盗撮などは推奨するつもりは毛頭ないですが、たとえ自宅での撮影であっても静かにシャッターを切れるというのは日常遣いのカメラとして嬉しいです。

ただシャッター音は「シャキッ」という小さな音で、過度に気にする必要は無いです。

 

AQUOS sense10 注意点

気になった点をいくつか紹介。

速攻レビューなので目に付く点だけ。

リフレッシュレートは期待外れに

AQUOS sense10のスペックシートには1~240HzのLTPOディスプレイとされています。

実際に確認してみたところ実態は60-120Hzの可変リフレッシュレートで、動画の視聴中やロック画面の常時表示などでも、60Hz未満のフレームレートは確認できません。

AQUOS sense10 検出されたリフレッシュレート

各種アプリで検出されるサポート画面は60Hzまたは120Hzです

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240Hzは擬似的なものらしいので仕方ありませんが、スペックで1~240Hzとしておきながら60Hz未満にすらならないのは非常に残念です。詳しいバッテリーチェックは後日行いますが、ディスプレイ由来の省エネはさほど期待できなさそうです。

サイドボタンの位置

音量ボタンと電源ボタンの位置関係が少し歪です。

同じサイズ感のGalaxy S24と並べて比較すると分かりやすいです。

AQUOS sense10 ボタンの位置

AQUOS sense10、Galaxy S24 比較

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AQUOS sense10は音量ボタンと電源ボタンがかなり離れています。操作になれるまでちょっと違和感があります。

転送速度はUSB2.0相当

スペック上はタイプCポートはUSB 3.2 Gen1と表記されており、理論上の転送速度は5Gbps程度ですが、ケーブルでの転送速度は遅かったです。

高速なSSDから約7GBの動画ファイルをUSB3.2 Gen 2ケーブルで転送しました。2回行った平均です。

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比較 USB転送速度
USB3.2 Gen 1の平均
132.2MB/s
USB2.0の平均
27.6MB/s
AQUOS sense10
(USB 3.2 Gen 1)
26.1MB/s

USB 2.0の実行速度とほぼ変わりません。

USBに何らかの制限がしてあるか、それともAnTuTu Storage Testで判明したように、大容量データの書き込みでストレージ速度が低下しているかのどちらかだと思われます。

カメラアプリの動作がちょっと重たい

AQUOS sense10の総合的な操作感は良好ですが、カメラではシャターを切るスピード、切ったあとの動作、アプリを開く・閉じるときなどモタつく場面があります。

メモリを確認したところカメラを開くだけで1.2GBぐらい消費しており、メモリ6GBのモデルではタスクキルが懸念されます。

 

バッテリー持ちチェックに続く

AQUOS sense10の開封を兼ねたチェックを行いました。

実売が実質5万円前後ということであれば、高級感があって質感もよく素敵なスマホです。

「microSDカードが利用可能なスマホ」という括りでならXperia 10 VII、arrows Alpha、OPPO Reno13 Aあたりとの勝負ですが、AQUOS sense10は価格や性能のバランスが良くさらに飛び抜けて質感が良いです。

迷っている人は、実際に携帯ショップや家電量販店で実物を確認してみてください、きっと欲しくなります。

SHARP|シャープ 【SIMフリー】AQUOS sense10 8GB/256GB SHM33BA デニムネイビー
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¥ 76,220(2025/11/12 12:03時点)

性能では市場に溢れているスナドラ6番台~7s Gen 2あたりのミドルスマホより、一歩先を行くスペックですが、惜しいことにメモリやストレージに関しては前モデルからテコ入れはなく、目に見えた進化は少なそうです。

メモリ構成が今の時代に6GB+128GBでスタートするのは少々時代遅れ…な気がします。金額差は1万円未満なので、8GB+256GBを購入することを強く推奨します。メモリは現時点においても8GBがあれば複数のアプリを再読み込み無しで行き来したりできるので、体感できると思います。

今日はクイックレビューなので、今後またバッテリー持ち、カメラ性能、各種ベンチマークデータを詳しく記事にします。

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