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Galaxy Tab S11で刷新されたSペンをレビュー。旧モデル利用者はSペンだけ買うのもあり。

タブレットレビュー
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Sペン サムネイル

 

9月に販売開始となったGalaxy Tab S11にて、Sペンが新たに刷新されました。Galaxy Tab S11をレビュー予定ですが、その前にあえてGalaxy Tab S9で新しいSペンを試してみました。

S11用のSペンは単体で販売(型番:EJ-PX730BWEGJP)されていることもあり、Galaxy Tab S11を購入する予定がなくても気になっている人がいると思うので、そういった人たちに向けて新しいSペンを前のSペンと比較しながらTab S9での使用感をレポートします。

 

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何が新しくなった?

まずはデザイン。Galaxy Tab S11に付属する新型のSペン(白色)は六角形で、Galaxy Tab S9に付属していた旧型のSペン(黒色)は一部平らですが丸形です。

Galaxy Tab S11 Sペン 形状Galaxy Tab S9 Sペン 形状

新Sペンは鉛筆、旧Sペンはシャーペンなどに近い形状です。

 

長さはどちらも同じぐらいです。

Galaxy Tab S11 Sペン 長さ比較

 

またペン先は、新Sペンでは太い鉛筆の芯みたいですが、旧Sペンは芯が細いのでペン先が消耗していることが目視できます。

Galaxy Tab S11 Sペン 新旧のペン先比較

 

実際にTab S9で新しいSペンを利用する

Galaxy Tab S11以前の旧モデルで新しいSペンが使えるのか?と気になるところですが、公式サイトにはGalaxy Tab S11シリーズ専用と記載されてはいるものの、Galaxy Tab S9でも使えました。

このことから新SペンのペンプロトコルはGalaxy Tab S10シリーズまでと同じWacom EMR規格だと判断できます。逆にTab S11で過去のSペン(Tab S9用)を使うこともできるので、いずれにしてもペンの形状や機能が変更されただけで、規格は今まで通りのようです。

 

新SペンはGalaxy Tab S9でもボタンが問題なく利用できており、エアコマンド(Sペンを画面に近づけながらボタンを押してショートカットを開く機能)も利用でき、Samsung Notesではボタン押しで消しゴム切り替えもできます。

Galaxy Tab S11 Sペン エアコマンド

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またGalaxy Tab S9の背面にあるSペンの充電ドックにもピッタリ収まり、タブレットケースで問題なく収納可能となっていました。

Galaxy Tab S9 S11用Sペンを背面に引っ付ける

 

新Sペンを充電ドックにくっつけた時、旧Sペンと同じように装着中を示すドック接続中の表示になります。

Galaxy Tab S9 S11用のSぺん 装着

その他、Sペンの紛失機能や充電ドックから取り出したときのショートカットなども使えます。

 

描き心地・使い勝手はどう?

新しいSペンはペン先が太いので固めの描き心地で、よくあるスタイラスペンだと思います。旧Sペンの柔らかい独特の描き心地はなくなりましたが、良くも悪くもリアルなペンの感触に近づきました。

遅延などは全く感じられず、タブレットのスタイラスとしては右に出るものはないと思います。

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形状についてはどっちが良いというわけではありませんが、ボタンの押しやすさの観点において旧Sペンの方が優れていました。

旧Sペンの形は非対称なので、手に持った時にペンの向きを直感的に把握できてボタンが押しやすいですが、新Sペンは対称な六角形になったのでボタンがどこにあるのか感覚でわかりません。

Sペン ボタンの比較

 

バッテリーレス化で使えなくなる機能

新旧Sペンで最大の違いはBluetooth機能の有無で、新しいSペンは今までのTab S8~S10付属のSペンと違ってバッテリーが内蔵されておらず、Bluetooth機能が削除されています。

SペンはBluetooth接続しなくてもスタイラスペンとして普通に機能するのですが、エアアクションを利用する場合のみBluetooth接続する必要があります。

エアアクションはSペンをリモコンとして利用する機能で、Sペンのボタンを押しながらジェスチャーすることでタブレットを操作でき、自分でジェスチャーと動作をカスタム割り当てしたり、カメラアプリなど一部のアプリでは専用のジェスチャーを利用したりすることができます。

Galaxy Tab S9 エアアクション

Galaxy Tab S9 エアアクション を使用

Galaxy Tab S9 エアアクション カメラ 

新Sペンではこれらのエアアクション機能はすべて使えません。

 

一方でバッテリーレス化によるメリットなのか、新Sペンは重さ実測値が8.1gで、8.9gの旧Sペンよりも0.8gの軽量化されています。

Galaxy Tab S11 Sペン 重さ

 

個人的にはエアアクションを使わないのでBluetoothをオフにしていたので、今回Sペンからバッテリーがなくなったことはマイナスではないです。

 

新Sペンのレビューまとめ

Galaxy Tab S11付属Sペンの良いところ まとめ

  • 芯が太くなって描きやすい
  • バッテリーレス化
  • 旧モデルでも使用可能
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Galaxy Tab S11付属Sペンの悪いところ まとめ

  • エアアクションは利用不可に(人によってはマイナス)
  • 六角形となりボタンの位置が把握できなくなった

評価としては形状が旧Sペンのままであれば満足でした。六角形が良いと思う人もいると思いますが、客観的な評価としてボタンが押しづらいです。今後サードパーティ製でペングリップなどが発売されて好転することを望みます。

 

終わり

Galaxy Tab S9で新しいSペンを試した結果、エアアクションを除くすべての動作が元のSペンと同じように動作しました。

互換性の観点からGalaxy Tab S8シリーズやGalaxy Tab S10シリーズも同様に利用できると思われます。(公式サイトではGalaxy Tab S11シリーズ専用になっていることをご留意ください)

今までと違ってSペンの単品販売もされているので、容易に入手可能です。しかも値段は約8,500円程度と、純正のスタイラスペンとしてはお手頃です。

Samsung S Pen (Galaxy Tab S11 Ultra Tab S11) / White EJ-PX730BWEGJP
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新しいSペンを試したい、でもタブレットごと乗り換えは難しいと考えている方には、Sペン単体の購入をオススメします。

 

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