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先日Nothing Phone (3a) liteのレビュー記事を執筆した際に言及した、HDRピーク輝度が有効にならない問題の真相を解明したので報告しておきます。
Nothing Phone (3a) lite ピーク輝度に関連する訂正
Nothing Phone (3a) liteで実際にディスプレイ輝度を測定した際に、ピーク輝度3000ニトというメーカー公称値を確認できない状態でした。
前回投稿したNothing Phone (3a) lite レビュー記事のディスプレイ輝度の項目でこのように記述しました。
一方でピーク輝度3000ニトとありますが、白の割合を25%程度にしても輝度は上昇することはなく、HDRコンテンツのピーク輝度を有効にしても1130ニト程度しか出ず、それ以上は私が測定可能な範囲では確認できませんでした。
公称値であるピーク輝度3000ニトを達成するには、通常コンテンツ表示(SDR)での屋外輝度では1300ニトまでしか実現できないので、HDRコンテンツの再生が条件になっていると思われます。
Nothing Phone (3a) liteのディスプレイの設定にはHDRディスプレイという項目があり、ここをオンにすればHDRコンテンツ時にピーク輝度が有効になります。
問題はここをオンにしてHDR動画を再生しても、説明の輝度が上昇する様子がなかったことでした。
HDR検証の経緯
私が普段レビュー記事で行っているHDR輝度の検証方法は、YoutubeのHDR対応動画を流して測定するというものです。

その際に画面の点灯面積を正確に求めるため、横全画面表示にして行います。
ただその環境でHDRを自動調整輝度で測定しても、一向に輝度は上がらず設定の意味がまるでありませんでした。
Android 16へのアップデートが行われたタイミングで修正に期待して再度計測してみたところ、何も変わらず…のはずが、縦画面で輝度が上昇していたので不思議に思って、測定してみるときちんとピーク輝度に近い数値が出ていました。
HDRを映像が小さくなる縦画面で再生することは盲点でした。
実はバグだった?
結論から言うと上記はバグの可能性が高いです。
海外の掲示板(reddit)やNothingコミュニティサイトでは、遡るとNothing Phone (2)でもピーク輝度が機能しないと報告されており、他の機種でもHDRのバグ報告が多数寄せられています。
コミュニティによればHDRに関する問題は、Nothing Phone (3a)やNothing Phone (3)にも発生しているみたいで、画面の向きを変更するとHDRが切り替わってちらつくなどです。
Nothing Phone (3a) liteの様子とは若干違ったりするのですが、これらの問題はディスプレイユニットの問題なのかOS側の問題なのか定かではなく、この先治るかは不明です。
HDRに関する問題は些細な情報ですが、気になる人は気になっている状態のようです。
画面はちょっと惜しいかな…。という結論
Nothing Phone (3a) liteに搭載されているパネルの仕様は最大3000ニトに違いないのですが、明るさ自動調整オン・炎天下・HDR動画再生時の三拍子が揃った場合に限定された数値であり、そのHDR動画再生時ですらも現状はYoutubeでは縦画面でしか輝度が上昇しないです。
この状況以外での輝度は最大1300ニトで、このHDRバグに関わらず日常利用での明るさはハイエンドクラスのスマホと張り合えるほど明るくはなかったです。
炎天下ではちょっと見づらい場面が出てくると思います。
もちろん楽天モバイルで販売されている3.3万円という販売価格で考えると、ライバルを圧倒している数値であることに違いはなく、オーバースペックな優れたスマホです。
この値段では必要以上のものが提供されていることは確かです。
楽天市場・楽天モバイル店では乗り換えなしでも購入可能です
Nothing Phone (3a) liteのレビュー記事







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