6月19日(木)、Galaxy A36の販売開始が発表されました。
メーカー直販であるサムスンオンラインショップにて販売されるSIMフリー版(SM-A366Q)および、NTTドコモから販売されるドコモ版(SC-54F)の2モデルがあります。
なお2025年6月にドコモが発表したように、ドコモモデルであってもドコモ絵文字は廃止されてサムスン独自のフォントとなっています。
詳細スペック
基本情報 | |
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機種名 | Galaxy A36 5G |
型番 | SIMフリー:SM-A366QLGASJP ドコモ版:SC-54F |
メーカー | Samsung |
発売日 | 2025年6月26日 |
プロセッサー | |
SoC | Snapdragon 6 Gen 3 (Samsung 4nm) |
CPU | 4x Cortex-A78@2.4GHz 4x Cortex-A55@1.8GHz |
GPU | Adreno 710 |
NPU | Qualcomm Hexagon |
メモリ情報 | |
構成 | 6GB/128GB |
規格 | LPDDR4X |
UFS2.2 | |
外部ストレージ | 非対応 |
ディスプレイ | |
画面 | 6.7インチ/Super AMOLED/解像度2340×1080/19.5:9/385dpi Corning Gorilla Glass Victus+ |
明るさ | ピーク輝度1200nit |
リフレッシュレート | 120Hz |
外観 | |
本体素材 | フレーム:アルミニウム 背面素材:ガラス(Corning Gorilla Glass Victus+) |
サイズ | 163 x 78 x 7.4 mm |
重さ | 195 g |
カラー | オーサムラベンダー/オーサムブラック/オーサムホワイト/オーサムライム |
カメラ | |
メインカメラ | 50MP, センサーサイズ1/1.9, F値1.8, 光学手ブレ補正 |
超広角カメラ | 8.0MP, センサーサイズ1/4.0, F値2.2 |
マクロカメラ | 5.0MP, センサーサイズ1/5.0, F値2.4 |
動画撮影 | 4K@30fps |
インカメ | 12MP, センサーサイズ1/3.2, F値3.2 |
バッテリー | |
容量 | 5000 mAh |
充電 | PPS 45 W(超急速充電2.0) |
ワイヤレス | 非対応 |
通信機能 | |
ネットワーク | Wi-Fi 6 /Bluetooth 5.4 |
SIM | nanoSIM /eSIM (デュアルeSIM) |
バンド帯(SIMフリー) | 5G:n1 /n3 /n5 /n28 /n40 /n41 /n77 /n78 /n79 4G:B1 /B2 /B3 /B5 /B8 /B12 /B18 /B19 /B21 /B26 /B28 /B38 /B39 /B40 /B41 /B42 3G:B1/ B5 2G:GSM850 /GSM900 /DCS1800 /PCS1900 |
バンド帯(ドコモ版) | 5G:n1 /n28 /n78 /n79 /n257 4G:B1 /B3 /B19 /B21 /B28 /B42 |
NFC | おサイフケータイ |
その他 | |
サウンド | ステレオ |
USB | USB-C 2.0 |
防水・耐久 | 防水:IP68 |
生体認証 | 顔/指紋(画面内) |
サポート | |
OS | One UI 7/Android 15 |
アップデート保証 | 6回のOSバージョンアップ |
付属品 |
性能は?
Snapdragon 6 Gen 3を搭載します。これはExynos 1380を搭載していたGalaxy A54 5G(2023)に近い性能と言われています。AnTuTuスコアはだいたい60万程度と予測されます。
GPUはAdreno 710でSnapdragon 6 Gen 1などと同じです。
メモリやストレージがもう少し多ければミドルレンジモデルとして問題ない性能だったと思います。
45W急速充電対応
Galaxyとしては珍しく、ミッドレンジモデルのGalaxy A36 5G にも45Wの急速充電に対応させました。今年発売のGalaxy S25がまだ25Wという速度に留まっていることを考慮すれば、異例のスペックアップです。45Wの急速充電にはUSB-PD 3.0 PPSに対応した充電器が必要になります。
驚異的な薄さ
6.7インチでありながら、わずか7.4mmという薄さです。
去年発売のハイエンドスマホであるGalaxy S24+ですら7.7mmでした。2025年のサムスンデバイスは薄型化に注力しているようです。
ガラス素材
ディスプレイと背面にはCorning Gorilla Glass Victus+が採用されており、背面素材は高級感があるとアピールされています。
▼カラバリも豊富です
この価格帯のスマホは背面がプラスチックなことが多いため、他と比較すれば一味違うスマホとなることに疑いようがありません。
microSDカードの廃止
Aシリーズは例年microSDカードに対応してきましたが、今回のGalaxy A36 5Gは非対応となっています。外部ストレージによるストレージ拡張はできません。
AI対応
Awesome IntelligenceとしてAI機能に対応します。
Galaxy AIほど多機能ではありませんが、かこって検索やAI消しゴムなどマストな機能を備えます。
▼5万円でかこって検索に対応
その他に「フィルター(調整フィルムスタイル)」「AI編集サジェスト」「AIセレクト」「読み上げ機能」などの機能にも対応するそうです。
値段
通常販売価格は次の通りです。
- SIMフリー版:50,490円
- ドコモ版:62,590円
アメリカでの販売価格は399ドルからです。それを踏まえるとSIMフリー版はかなり安い値段設定となっています。
ドコモ版は順当な値段といえます。
まとめ
6回のOSアップデートサポートが予定されているため、2030~2031年頃に配信されるであろうAndroid 21まで利用できます。
長期OSサポートがされるちょっと良いアンダーグレードのスマホと言った感じです。
今まで国内で発売されてきたGalaxy A5xシリーズの最新作のGalaxy A56は販売されず、その上位で高性能なGalaxy S24 FEと、下位のGalaxy A36 5Gに枝分かれしました。その結果ラインナップが増えることとなり選択肢が広がっています。
ドコモ版では絵文字を廃止し、さらにSIMフリーモデルの展開も行うなど、ユーザービリティが尊重されています。
一方でmicroSDカードスロットが廃止されるなど、今までの個性が消えるという残念な一面もあります。時代の流れなので仕方ないかもしれませんが。
発売は6月26日からです。
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