Samsungは9月4日、新しいAndroidタブレットとなるGalaxy Tab S11 および Galaxy Tab S11 Ultra を発表しました。
日本でも9月4日から予約が開始され、9月19日から発売開始となります。
詳細なスペック
発売時点での情報です。
Tab S11 | Tab S11 Ultra | |
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型番 | SM-X730 | SM-X930 |
カラー | グレー | |
画面 | 11インチ Dynamic AMOLED 2X 2560×1600@120Hz 1000nit /ピーク1600nit |
14.6インチ Dynamic AMOLED 2X 2960×1848@120Hz 1000nit /ピーク1600nit |
SoC | Dimensity 9400+ | Dimensity 9400+ |
構成 | 12GB/128GB 12GB/256GB 12GB/512GB – |
– 12GB/256GB 12GB/512GB 16GB/1TB |
カメラ | 1300万画素(メイン) | 1300万画素(メイン) 800万画素(超広角) |
フロントカメラ | 1200万画素(超広角) | 1200万画素(超広角) |
撮影 | 4K@30FPS | |
バッテリー | 8,400mAh | 11,600mAh |
駆動時間 | 18時間(動画再生) | 23時間(動画再生) |
スピーカー | クアッドスピーカー | |
指紋認証 | 画面内指紋認証 | |
USB | USB 3.2 Gen 1 | |
通信 | Wi-Fi 6E / GPS Bluetooth 5.4 |
Wi-Fi 7 / GPS Bluetooth 5.4 |
急速充電 | 45W | 45W |
Sペン | 付属 | |
サイズ | 253.8 x 165.3 mm | 326.3 x 208.5 mm |
薄さ | 5.5 mm | 5.1 mm |
重さ | 469 g | 692 g |
防水 | IP68 | |
外部ストレージ | 最大2TBのmicroSDXC | |
OS | Android 16 / One UI 8 | |
アップデート | 2032年9月30日 | |
付属品 | Sペン / USB-C to USB-Cケーブル カードスロットピン |
Sペンが変わった
今回の最も大きな変更点はSペンで、より鉛筆の形に近い六角形となり、鉛筆削りで削った後のような太いペン先となりました。
一方でBluetooth機能は失われたようでSペンを用いてタブレットを遠隔操作する機能「エアアクション」は使えなくなりましたが、完全にバッテリーレスとなりました。
これはTab S FEシリーズなどのSペンと同じ仕様となっている他、Galaxy S25 UltraでもSペンがBluetooth非対応でバッテリーレスとなった流れに沿います。
またこの新しいSペンはGalaxy Tab S11シリーズのみ対応するとのことで、Sペンの単体販売も行われます。(8,580円)
Galaxy Tab S11 / S11 Ultra Sペン
性能アップ
今回は3nmプロセスで製造されるMediaTek Dimensity 9400+が採用され、Galaxyデバイスでは初のプロセッサーです。
Galaxy Tab S11 Ultra は1年前に出たTab S10 Ultra(Dimensity 9300+)よりもCPUが24%、GPUが27%、NPUが33%向上しており、Tab S9(Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy)から2世代ぶりのモデルチェンジとなる11インチのGalaxy Tab S11ではCPUが48%、GPUが69%、NPUが33%向上で大きくパワーアップしました。
またメモリは12GBからスタートして、microSDXCカードは正式に最大2TB対応となります。
Ultraはデザインが変わる
Galaxy Tab S11 Ultraはインカメラ領域(ノッチ)が四角の切り欠きから、しずく型に変わりました。
視覚的にもスッキリとしたデザインです。
薄型、軽量化したデザイン
カラーはグレー(海外ではシルバーもあり)のみです。
薄さは無印が5.5mm(S9:5.9mm)、Ultraが5.1mm(S10Ultra:5.4mm)となり前モデルよりも0.3~0.4mm薄型化しています。また重量は無印が469gで前モデルよりも30g程度、Ultraは692gで26g程度軽量化しました。
薄型化して軽量化したのでより持ちやすく、持ち運びやすく、取り扱いしやすくなりました。
またもはや大きくアピールすらされなくなりましたが、今回もSペン含めてIP68の防水防塵に対応します。iPadなど他社のタブレットはまだGalaxy Tabの高い耐久性に追従できていません。
価格
以下は日本とアメリカでの売出し通常販売価格の比較です。
販売価格(日本価格は税込み) | ||
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構成/機種 | Tab S11 | Tab S11 Ultra |
12GB/128GB | 129,030円 (799.99ドル) |
– |
12GB/256GB | 138,820円 (859.99ドル) |
193,600円 (1199.99ドル) |
12GB/512GB | 158,180円 (979.99ドル) |
212,960円 (1319.99ドル) |
16GB/1TB | – | 261,470円 (1619.99ドル) |
先月から楽天市場にSamsung公式ストアがオープンしており、購入しやすくなっています。
アメリカでは256GB、512GBが一つ下の構成の価格で購入可能、1TBは150ドル引きとなる予約キャンペーンが行われています。
日本ではBook Keyboard Cover Slim(S11:14,800円、Ultra:21,000円)が付属するシリーズ恒例のキャンペーンが開催されます。(10月19日までに購入)
終わり
無印は2年ぶりのモデルチェンジとなり、性能が大きく向上しました。より薄く、軽くなったことで使い勝手の向上に期待が寄せられます。
発売は9月19日からで、同時にGalaxy Tab S10 Liteも発売されます。
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