8月22日、OPPO日本法人はOPPO A5x(エー・ファイブ・エックス)の発売をアナウンスしました。8月28日から順次販売されます。
OPPO Aシリーズの最新機種で、Snapdragon 6s 4G Gen 1を搭載するエントリーモデルです。
詳細な仕様
判明している範囲です。
情報 | 機種名 | OPPO A5x |
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メーカー | OPPO | |
型番 | CPH2725 | |
発売日 | 2025年8月28日 | |
チップ | SoC | Snapdragon 6s 4G Gen 4(11nm) |
CPU | 4x Cortex-A73@2.1GHz 4x Cortex-A53@2.0GHz |
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GPU | Adreno 610 @ 1050MHz | |
NPU | Qualcomm Hexagon | |
RAM ROM |
構成 | 4GB/128GB |
規格 | LPDDR4X | |
UFS 2.1 | ||
外部ストレージ | microSDXC対応 | |
画面 | 画面 | 6.7インチ/液晶 解像度1604×720/20:9/264dpi 強化ガラス |
明るさ | 屋外最大1000nit | |
リフレッシュレート | 最大90Hz タッチサンプリングレート最大180Hz |
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外観 | 本体素材 | フレーム:金属製 |
サイズ | 166 x 76 x 8.0 mm | |
重さ | 193 g | |
カラー | ブルー / ホワイト | |
カメラ | メインカメラ | 3200万画素, F値1.8 夜景撮影 |
インカメ | 500万画素, F値2.2 | |
動画撮影 | 1080p@30fps 720p@30fps |
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バッテリー | 容量 | 6,000 mAh |
充電 | 45 W SUPERVOOC 33 W PPS / 13.5W PD |
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ワイヤレス | – | |
通信 | ネットワーク | Wi-Fi 5 /Bluetooth 5.0 |
SIM | トリプルSIMスロット nanoSIM x2 + microSDXC |
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バンド帯 | 4G:1 /2 /3 /4 /5 /7 /8 /12 /13 /17 /18 /19 /20 /26 /28 /38 /40 /41 /66 3G:1 /2 /4 /5 /6 /8/ 19 2G:850 /900 /1800 /1900MHz |
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NFC | 非対応・おサイフケータイ非対応 | |
その他 | サウンド | SBC/AAC/aptX 3.5mm イヤホンジャック |
USB | USB-C 2.0 | |
防水・耐久 | 防水:IP65 MIL-STD-810H |
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生体認証 | 顔/指紋(側面) | |
AI機能 | AI消しゴム2.0 AI鮮明度強化 AIクリッピング2.0 |
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サポート | OS | Color OS 15.0 / Android 15 |
アップデート保証 | 不明 | |
付属品 | 保護フィルム貼り付け済み / SIMピン |
ホワイト・ブルーの二色展開ですが、どちらもキレイな色をしていて、特にホワイトは神秘的なオーロラのようなデザインです。画面占有率は89.9%となっておりベゼルはやや太めですが今風のスマホに仕上がっています。
性能
Snapdragon 6s 4G Gen 1チップを採用しています。
聞き馴染みのないチップですが、Snapdragon 662(2019年)のリフレッシュ版とされており、11nmプロセス、最大2.1GHzの8コアです。
Geekbench 6でのこのスマホ(CPH2725)のスコアはシングル340、マルチ1100程度となっており、名前が似ているSnapdragon 6 Gen 1はOPPO Reno13 Aの計測でシングル930、マルチ2724で、比較すると約3倍の差があります。▶OPPO Reno13 A レビュー
5G非対応やRAM4GBの構成からわかるように性能はかなり低めで、Snapdragon 6sと名はついているものの 4 Genシリーズにも劣ります。
参考:https://browser.geekbench.com/search?q=cph2725
セールポイントをチェック
本製品は安価な製品ですが、以下のようなアピールポイントがあります。
- IP65防水
- 最大45Wの急速充電
- 6000mAhバッテリー
- 顔認証・指紋認証対応
- 90Hzリフレッシュレート
- 1000nitディスプレイ
- nanoSIM x2 +microSDのトリプルSIMスロット
特に安価なスマホで1000nit輝度ディスプレイを搭載するのは珍しく、実用的といえます。また充電速度はOPPO独自規格の45W SUPERVOOCでなら36分で1%から50%まで充電できるとしており、汎用規格のUSB-PD PPSでなら33Wと十分速いです。
IP68防水でない、NFC(・おサイフケータイ)非搭載な点は残念です。
カメラは1つ
デザイン上はデュアルカメラですが、実際には下のレンズは赤外線リモコンとなっておりダミーレンズです。赤外線リモコンセンサーを通じてエアコンやテレビなど対応製品の操作ができるとのことです。
販売と価格
販売は8月28日から開始され、OPPO公式サイト、Amazon、楽天市場、各種家電量販店、MVNOなど広く取り扱われる予定ですが、おサイフケータイや5G通信に対応しないので今後もキャリアやサブブランドで発売されることはないでしょう。
OPPO公式サイトでの販売価格は公表されていませんが、IIJmioでは18,800円、MNPで一括4,980円で販売開始される予定です。
終わり
性能はかなりイマイチ…なエントリーモデルですが、その分値段が安くアピールポイントも少なくない製品です。通常販売価格が2万円未満で購入できるスマホということを考慮すれば、頑張っている製品だと感じました。
発売は8月28日からです。
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