Lenovoはベルリンで現地時間9月5日に開催されたLenovo Innovation World 2025にてLegion Go 2を発表しました。
詳細な仕様
詳細な仕様をお伝えします。
機種 | Legion Go 2 (8.8インチ) |
---|---|
チップ | Ryzen Z2 Extreme 15-30W cTDP |
CPU | 8コア16スレッド 3xZen 5 + 5xZen5c |
GPU | Radeon 890M 16コア /RDNA3.5 |
NPU | – |
メモリ ストレージ |
最大32GB /LPDDR5X-8000 最大2TB / SSD PCIe 4.0 2242 |
画面 | 8.8インチ OLED 1920×1200@30-144Hz 500nit /DCI-P3 97% Display TrueBlack 1000 10点マルチタッチ |
重さ | 920g(内コントローラ 210g) |
サイズ | 295.6 x 136.7 x 42.25 mm |
カラー | エクリプスブラック |
ポート | USB4 x2 イヤホンジャック microSDカードリーダー |
生体認証 | 指紋(電源ボタン一体型) |
オーディオ | 2W x2 |
ネットワーク | Wi-Fi 6E / Bluetooth5.3 |
バッテリー | 74Wh 4セル 超急速充電 |
電源 | USB-C 65W |
OS | Windows 11 |
初代よりも大きく改良、OLED化
Zen5およびZen5cアーキテクチャを利用するAMD Ryzen Z2 Extremeを搭載して、初代モデルのZ1 Extremeよりも性能は大きく向上しています。ディスプレイはOLED化しており、より可変30-144Hzのスムーズな体験が可能となっています。
バッテリーは4セル74Whへと大容量化して、初代モデルの2セル49.2Whを大きく上回ります。その分、総重量は920gとなり854gだった初代モデルよりも重くなりました。
初代Legion Go
また新しくなったLegion TrueStrikeコントローラーは完全な下位互換性があるとして、初代Legion Goにも利用可能としています。
価格と発売
9月に発売され、ヨーロッパでの市場想定価格は999ユーロとなっています。
日本でも技適通過しており、まもなく発売されると考えられます。

Legion Pro 7 16 AMDも登場
ゲーミングのフラグシップモデルとなるLegion Pro 7 16型 AMDも発表されており、Ryzen 9 9955HX3DとRTX 5080 Laptopを搭載した最大275W TDPで駆動して、ディスプレイは0.08ミリの応答時間を備えたWQXGA 240HzのOLEDです。
こちらは10月に登場する予定で、ヨーロッパにおける市場想定価格は2,899ユーロです。
すでに国内でもIntel Core Ultra 200HXを搭載したインテル版が発売されていますが、AMDモデルのLegionは現在公式ショッピングサイトでは販売されておらず、このモデルに期待が寄せられます。
また下位グレードに位置するLegion Pro 5 もRyzen 9 9955HXを搭載しており、こちらは日本向けの型番が存在しており、国内で販売される可能性が極めて高いです。

終わり
LenovoからゲーミングブランドLegionの新しい製品がどんどん登場しました。
特にLegion Go 2には期待が大きく寄せられており、2025年はRyzen Z2 Extremeを搭載したポータブル ゲーミングPCがせめぎ合う戦国時代な市場となりそうです。
大盛りあがりするポータブル ゲーミングPC市場ですが、その中でも存在感の大きいLegion Goがいよいよ登場です。
コメント