最近はSSDが高くなってしまったので、ちょっと前の安かった価格を知っていると買う気が起きません。昨今の市場ならAliExpressに売ってる謎SSDですら手を出したくなります。そしてつい誘惑に負けて激安SSDを購入してしまいました。
スペック・値段など
私が買ったのは「CUSU CV3500 PCIe3.0 NVMe M.2」の512GBです。「CUSU Official Store」というストアから購入しました。メーカー公式だと思われます。
公称スペック
- サイズ:2280
- 容量:512GB
- PCIe 3.0 x 4
- シーケンシャルリード:3100MB/s
- シーケンシャルライト:2600MB/s
- 3D TLC NAND
- TBW:320TB
クーポン発行時期だったので、これが送料込みで3500円切ってました。容量は256GB〜2TBまであります。
有名メーカーのだとこれより安く買えることは絶対になく、比較的安い5000円前後のものは書き込みが遅かったり耐久値が低いQLCだったりします。
私が購入したときはきちんと商品ページに耐久値などが書かれたスペックシートがありましたが、今ページを再び見ると消されておりTBWについての言及が消えていました。ちょっと不安になります。
安いCV3500Qがややこしい
この商品、より安いCV3500Qという商品があります。画像がよく似てるので、値段だけ見て間違えて買わないよう注意が必要です。
CV3500Qは512GBならシーケンシャルライトが1200MB/s程度で、耐久性(TBW)も150TBです。おそらくQLCのQでしょう。
謎メーカーSSDの耐久性を信じないなら、CV3500Qでも良いと思います。500円ぐらい安いです。
購入までの経緯
ThinkPad E14 Gen 6 AMDを購入したので、そのストレージ増設用に買いました。
このThinkPad E14 Gen 6は最近のPCでは珍しく内蔵SSD用のM.2 スロットが2つある機種です。
一つのスロットは2242サイズでメインストレージとして使われた状態で出荷され、もう一つは2280サイズが入る空きスロットになっています。今どきユーザビリティ溢れる仕様です。
私はストレージを最小ベースの256GBで発注したので当然足りず、M.2を増設前提でした。自分は内蔵ストレージが512あれば十分なのです。
セール中で256→512は実質8000円程度だったものの、256GBのストレージに8000円も払うのはアホらしく思いケチりました。
正直言って分解する手間を考えたら、予め512で発注したほうが良かったかなと後悔しましたけど。
CUSUのSSDは意外と良かったので結果オーライでしたが。
パッケージ内容
注文からちょうど1週間で届きました。パッケージの内容はシンプル。説明書と本体が入っているのみです。サーマルパッドなどは付属しません。
説明書も日本語仕様のページがあります。日本でも販売しているのでしょうか。
実際の速度測定
増設後すぐにCrystalDiskinfoで取ったデータです。
問題なさそうです。
次に速度検証です。ThinkPad E14 Gen6の増設用スロットは PCIe 4.0×4 なので検証デバイスとしては十分なはずです。
公称値以上のデータが出てました。RAND4Kがかなり低いですが、ThinkPad E14 Gen 6 AMDのメインストレージでも低かったのでおそらくはPC側の問題です。なので別にどうということはありません。
スピードに関してはほぼ期待通りです。PCIe 3.0の速度が出ています。
耐久性次第
わざわざ高い「CV3500」を買ったので耐久性には期待します。まあ、私はメインストレージには使用しないので正直「CV3500Q」でも全然良かったなと若干後悔気味ですが。
データ用や保存用にするなら十分コスパ良いです、今時のNVMe M.2の値段ではありえません。
メインストレージにするのは正直オススメしません。ブルスクなどの不具合が起きるかどうか未知数です。有名メーカーのものを購入したほうが良いです。
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