今日未明、Appleは自社の発表イベントWWDC 2025で次期OSとして「iOS26」および「iPadOS26」を予告という形で発表しました。
大手メディアは忖度して核心のついたことを言わないのであえて言いますが、どれも他のOSで見たことあるものばかりでした。
西暦と同じナンバリングに変更
iOSバージョンは次の西暦に併せて現行のiOS18から一気にiOS26へと飛びました。2026年に向けてiOS26、iPadOS26としたようですね。
既視感があるような…
あ、Galaxyで見たやつ。
Galaxy Sは2010年~2019年までS1~S10で発売され、2020年からはS20と型番が大きく飛びました。
▼2020だったのでキリの良い感じになっていましたね。
はいそれと全く同じですね。
次はiPhone 26が登場しそうです。
iPadは自由にウィンドウ配置
iPadOS26ではマルチタスクが刷新されます。
アプリを自由なサイズに変更可能で画面のどこにでも配置可能なウィンドウ化することができるようになります。
▼これはとても便利ですね。
しかし、どこか、やはり既視感があるような…
あ、Galaxyで見たやつ。
出展:https://www.youtube.com/shorts/p3h5PRLbyDk
どう見てもGalaxyで見たやつです。本当にありがとうございました。
このポップアップ表示は他のメーカーでも当たり前となり、最近はこんなことを一々アピールすることすら無くなりました。もっぱらAIの宣伝ばかりです。
ちなみにApple的にはこれがネクストレベルのiPadらしいです。初々しくて良いですね。
バックグラウンドでタスクの進行状況を把握
iPadOS26でのマルチタスク改善はまだまだ続きます。
動画のエクスポートや大容量ファイルのダウンロードなど、バックグラウンドで進行している作業の進行状況を通知バーで確認することができます。
▼これにより別のタスクを実行中でも進行状況の把握ができます!
Android OSは以前から存在する機能というのは内緒です。
デザイン刷新?
Appleは12年ぶりにiOSのデザインを刷新するようです。
▼Liquid Glassと呼ばれる半透明な新デザインは背景を液晶ガラスのように反射して透過させます。
どう見てもマテリアルユーにしか見えませんが、アプリアイコンが透過しているということが今回の目玉アピールのようです。
これに関しては海外のフォーラムで「フルティガーエアロではないか?」という意見が散見されました。
フルティガーエアロ(Frutiger Aero)とは、2000年代に流行していたWindows OSを始めとしたデザインで、クリアな水と、グリーンを基調とした草木が生い茂る自然が調和するデザイン言語のことです。
▼Windows エアロとFultigerフォントに基づいて命名されました。
要はフラットデザインからリッチデザインに回帰しているのでは、考える人が多いようです。
▼リッチデザイン、フラットデザインの例
▼Googleも今年、フラットデザインをやめています。
終わり
iPadはかなりマルチタスク機能が一般的なOSと同じ様になり、Androidタブレットの使いやすさに追いつこうとしている印象でした。
フルティガーエアロを彷彿とさせるデザインは面白いですね。これは業界全体ですでにそのような動向を見せています。2000年代への回帰という点では非常に面白かったです。
新製品を発表したわけでもなく、新OSの予告でメディアは大騒ぎなわけですから、Appleの話題性が伺えます。今回刷新されるアップデートiOS26は秋頃配信されるとのことです。
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