先日Appleが開催したイベントWWDC2025にて発表したiOS26。
今までのイメージをガラッと変える「Liquid Glass」なる新デザインが登場して会場を驚かせたようです。
これを見た世界中の人々はWindows Aeroなど昔のWindowsを思い出したようで、昨今ブームになっていたFrutiger Aeroなるミームと合わせて注目を集めました。
▼反応
iOS 26 is peak Frutiger Aero pic.twitter.com/80PGRqLEX2
— Christian (@brocodevs) June 10, 2025
その他にAppleは大々的に「迷惑電話のスクリーニング」や「ライブ翻訳」「AIを用いた画像検索」などの機能をアピールしました。
▼これに対して反応したのがグーグルのX公式アカウント。
突然ですが、
以下の機能が Google Pixel なら今すぐ使えます⬇️・リアルタイム翻訳(2021 年より)
テキストや会話をリアルタイムに翻訳・通話スクリーニング(2023 年より)
電話に出る前に相手からの要件を確認・代わりに待ってて(2023 年より)
保留の際、代わりに通話アシストが待機…— Google Japan (@googlejapan) June 10, 2025
Google Pixelに搭載されている「囲って検索」や「リアルタイム翻訳」など、Appleがさも革新的かのようにアピールした機能について、Pixelには以前から存在していたことをポストでお知らせしています。
このポストに対しては「WWDC2025のことかな?」などおおよそGoogleの意図は汲み取られたようです。
▼海外ではアメリカのサムスン公式アカウントが新しいデザインについて言及しました。
Customizable apps? Floating bars? That sleek glass UI? Looks… familiar 🤔
— Samsung Mobile US (@SamsungMobileUS) June 9, 2025
▼Google翻訳
カスタマイズ可能なアプリ?フローティングバー?あの洗練されたガラスUI?どこかで見たことがあるような…
誰しもが思ったアプリのウィンドウ化、いやWindows化についてです笑。
▼続けて業界では後発で発表することとなったライブ翻訳についても、冷ややかな意見を示しています。
New to live translations? Welcome aboard! We’ve been translating text and speech in real-time for a while now… #GalaxyAI
— Samsung Mobile US (@SamsungMobileUS) June 9, 2025
▼Googleによる翻訳
ライブ翻訳は初めてですか?ようこそ!私たちはこれまで、テキストと音声のリアルタイム翻訳を提供してきました…
さらに続けて、AIが搭載されることになったWatch OSについて。
▼やはり先行者のサムスンからは厳しい一言。
AI is coming to your watch? Cute. Ours already knows when you’re too tired to care 😴 #GalaxyAI
— Samsung Mobile US (@SamsungMobileUS) June 9, 2025
▼Googleの日本語訳
AIがあなたの時計にやってくる?素敵ですね。私たちの時計は、あなたが疲れて気にする余裕がない時をすでに知っています。
とまあ、ボコボコにされています。
このように企業同士がライバル企業の製品を公然と批判することはよくある業界です。特にこのような風潮を進んで作り上げたのは他でもないAppleなわけです。
Appleも日本でWindowsを批判するCMを平気で放送していました。
このような企業同士のやり取りは消費者としては見ていて楽しいです。AI関連に関してAppleは明確な遅れを取っており、しばらくはライバル企業からの冷たい視線は避けられそうにないですね。
コメント