Lenovoジャパンは7月11日(金)、14型のThinkPad E14 Gen 7 AMD および 16型のThinkPad E16 Gen 3 AMDの販売を開始しました。
ビジネスモデルなため英語キーボードが選択可能など、カスタマイズ性が豊富なことから人気を博しているシリーズです。
E14では注文価格は、Ryzen 3 210/16GB/256GBの構成で89,100円からとなっています。
搭載するCPU
今回はAMD Ryzen 200シリーズを搭載しており、これはZen4アーキテクチャが採用されたRyzen 8000シリーズ(Hawk Point)のリネームCPUとなっています。
Ryzen 3からRyzen 7 までのオプションがあります。
プロセッサー | TDP | コア数 | GPU | NPU | リネーム元 |
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Ryzen 3 210 | 28W | 4 | Radeon 740M 4コア |
なし | Ryzen 3 8440U |
Ryzen 5 230 | 28W | 6 | Radeon 760M 8コア |
16TOPS | Ryzen 5 8640U |
Ryzen 7 250 | 28W | 8 | Radeon 780M 12コア |
16TOPS | Ryzen 7 8840U |
性能的にはRyzen 3 とRyzen 5 以上で大きく異なるため、なるべくRyzen 5 かRyzen 7 を選びたいところです。
ThinkPad E14 Gen 6 AMDではTDP45W制限のRyzen 7x35HSシリーズを搭載していましたが、今回は28Wベースの省エネチップです。
詳細なスペック
▼判明している範囲です
基本情報 | ||
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機種名 | ThinkPad E14 Gen 7 AMD | ThinkPad E16 Gen 3 AMD |
メーカー | Lenovo | |
発売日 | 2025/07 | |
ソフト | ||
OS | Windows 11 Home オプションでPro可能 | |
Office | オプションでOffice 2024可能 | |
プロセッサー |
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CPU | Ryzen 3 210 Ryzen 5 230 Ryzen 7 250 |
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メモリ | ||
メモリ | 16GB(16GB x1/ 8GB x2) 32GB(32GB x1/ 16GB x2) |
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メモリ情報 | SODIMM-DDR5 5600MT/s 増設・交換が可能(最大64GB) |
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ストレージ1 | 256GB /512GB /1TB SSD M.2 2242 PCIe 4.0, TLC 交換可能 |
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ストレージ2 | 空き(最大1TB) SSD M.2 2280 PCIe 4.0 |
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ティスプレイ | ||
サイズ | 14インチ 非光沢IPS液晶 | 16インチ非光沢IPS液晶 |
オプション1 | 1920×1200、300nit、60Hz、45%NTSC | |
オプション2 | 1920×1200、300nit、60Hz、45%NTSC、10点マルチタッチ | |
オプション3 | 1920×1200、300nit、60Hz、100%sRGB | – |
外観 | ||
重さ | 1.41 kg~ | 1.71 kg~ |
サイズ | 313 x 220.3 mm | 356 x 249 mm |
厚さ | 10.1-15.25 mm 最厚部19.7mm |
10.1-17.05 mm 最厚部21.15mm |
カラー | ブラック | |
素材 | 天板:アルミ 底面:アルミ パームレスト・側面:再生プラスチック |
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ポート(奥から順) | ||
右側 | ケンジントンロック 有線LAN(RJ-45) USB-A 3.2 Gen1 |
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左側 | HDMI:4096×2160@60fps USB-C 3.2 Gen2 x1 USB4 USB-A 3.2 Gen2 イヤホンジャック |
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機能 | ||
生体認証 | 指紋(オプション) 顔認証(オプション) |
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Webカメラ | 720p(ディスプレイはオプション1のみ) 500MP(ディスプレイはオプション1のみ) 1080p/IR(顔認証対応) |
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カメラシャッター | すべてあり | |
キーボード | 日本語配列 英語配列 バックライト(オプション) |
テンキーあり |
スピーカー | Dolby Atmos対応 | |
ネットワーク | Wi-Fi 6 /Realtek 8852BE Wi-Fi 6 /MediaTek MT7920 |
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電源 | ||
バッテリー | 48 Wh 3セル 64 Wh 4セル |
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駆動時間 | アイドル:20.9時間 動画再生:12時間 |
アイドル:16.4時間 動画再生:10.5時間 |
アダプター | USB-C 65W |
販売価格
発売時点では、CTOでThinkPad E14 Gen 7 AMD ではRyzen 7/16GB/512GB/sRGB 100%の構成で、119,790円でした。また最初からRyzen 7/32GB/512GB/sRGB100%の構成で130,416円です。CTOなので価格は変動します。
ThinkPad E14 Gen 6 AMDのような高コスパの価格.com限定モデルなどは、発売時点ではまだありません。
E14 Gen6 や E13 Gen3 から何が変わったのか?
前モデルのThinkPad E14 Gen6 AMD とThinkPad E16 Gen2 AMD からの主な変化は次の通りです。
- CPUがRyzen 7000シリーズから8000シリーズのリネームに
- バッテリーが最大57Wh→64Whに強化
- スピーカーがキーボード横に配置され大型化
- 最低メモリが16GBからに
- USB4に対応(シリーズ初)
- ディスプレイの最高解像度が2240×1400→1920×1200にダウン
シリーズ初となるUSB4にも対応しました。
その他、天板のコミュニケーションバー(インカメ)部分に隆起ができるなど、デザインにも変化が起きています。
基本的にはあらゆる点で改善が見られるスペックですが、ディスプレイのオプションにおいては解像度がスペックダウンしました。またE16 Gen3では色域が45% NTSC止まりとなりました。
兄弟機となるインテル版のThinkPad E14 Gen 7 Intel では2880×1800の高解像度液晶が選べるので、ややAMDとの格差があります。
拡張性の良さは健在
Lenovoの公式サイトによれば、ストレージスロットが2つあります。一つは工場出荷時に使用されている2242サイズで、空きスロットは主流サイズの2280サイズです。なので自己責任とはなりますが、自分で増設することも可能です。ストレージスロットは2つとも最大1TB、PCIe Gen 4.0 x 4の仕様です。
またメモリもSODIMMなため、DDR5-5600MHzを増設できます。最大で64GBまでとなります。
終わり
待望のリリースとなりました。メモリが16GBからスタートするなど、時代の流れに順応した構成となって登場しました。
CPUやGPUが大きく向上したZen4アーキテクチャを採用しており、性能向上に期待できます。マイナーチェンジですが、順当な進化と言えます。
またスピーカーの配置が変更され、一般的なレノボPCと同じになったことで音質の改善も期待できます。長年のビジネスモデルゆえのエンタメ方向の弱さが克服されつつあります。
価格は発売最初なので前モデルよりもやや高いですが、今後セール対象となってくると思います。
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