Galaxy Tab S11シリーズはもうすぐ発売されるサムスンの新しいタブレットで、世界中で販売開始前の情報が飛び交っていますが、日本国内でも動きがあったのでお知らせします。
技適通過
総務省が公開している「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」において、「工事設計認証を受けた時定無線設備の型式又は名称」に、Samsung Electoronics Co.の型番SM-X730とするデバイスが追加されていることがわかりました。(工事設計認証番号005-103705)
いわゆる技適通過です。
Galaxy Tab S9 がSM-X710だったので、SM-X730は同じく11インチのGalaxy Tab S11と見て間違いないでしょう。
さらにGalaxy Tab S11 Ultraの型番と思われるSM-X930も通過しています。
まだ海外でも発売されていませんが、国内ではいち早く技適を取得しており、グローバル市場での発表と同時に国内販売が開始される可能性が高いです。過去には国内販売の時期がグローバル市場よりも遅れることもありましたが、いち早く技適を取得して発売前に公表されることは近年では珍しい事態と言えます。
S11 UltraやS10 Liteは?
Galaxy Tab S11シリーズは11インチの無印と14.6インチのUltraの2モデル展開で、12インチのプラスは欠番になるとされています。
一方で今回確認できた技適通過はS11無印だけでしたが、いずれGalaxy Tab S11 Ultraも追加されると思います。

またグローバル市場においては同時発売されると見られるGalaxy Tab S10 Liteの技適も未確認です。こちらは国内販売するかどうか完全に不明です。
判明しているスペック
同時発売されるとなっているGalaxy Tab S11シリーズおよびGalaxy Tab S10 Liteのリークされた情報です。グローバル市場での噂なので、国内販売ではストレージ構成など全てが同じというわけではありません。
Tab S11 | Tab S11 Ultra | Tab S10 Lite | |
---|---|---|---|
画面 | 11インチAMOLED 2560×1600 |
14.6インチAMOLED 2960×1848 |
10.9インチ液晶 2112×1320 |
SoC | Dimensity 9400+ | Dimensity 9400+ | Exynos 1380 |
構成 | 12GB/128GB 12GB/256GB 12GB/512GB – |
– 12GB/256GB 12GB/512GB 16GB/1TB |
6GB/128GB 8GB/256GB – – |
カメラ | 13MP | 13MP | 8MP |
フロントカメラ | 12MP | 12MP | 5MP |
バッテリー | 8,400mAh | 11,600mAh | 8,000mAh |
スピーカー | クアッド | クアッド | デュアル |
通信 | Wi-Fi6E/BT5.4 | Wi-Fi7/BT5.3 | Wi-Fi6/BT5.3 |
急速充電 | 45W | 45W | 25W |
Sペン | 付属 | 付属 | 付属 |
サイズ | 253.8 x 165.3 mm | 326.7 x 208.3 mm | 254.3 x 165.8 mm |
薄さ | 5.5 mm | 5.1 mm | 6.6 mm |
重さ | 482 g | 692 g | 524 g |
Galaxy Tab S9とほぼ同じですが、メモリ12GBにアップして、より薄く、より軽くなっています。(Tab S9はメモリ8GB、5.9mm、497g)
値段もヨーロッパでは据え置きとなっています。

終わり
とりあえずGalaxy Tab S11無印が技適通過したという記事でした。販売は9月になるのではないかと言われており、早ければ今月中に発表されそうです。
より進化したタブレット、楽しみですね。
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