複数のIT系メディアが4月頃にMicrosoftから11インチのSurface Pro及びSurface Laptopが発売されるとの情報が出回りました。未だに続報はありませんでしたがSurfaceの公式アカウントから予告が入りました。
ほぼ確定と見て良い
追記です。
Something new is coming…find out next week 👀 pic.twitter.com/vH9JdikvEv
— Microsoft Surface (@surface) May 1, 2025
海外のSurface公式アカウントが5月6日にCopilot+PCの新製品を予告。時差を考えれば日本ではGW明けの5月7日頃と思われます。
日本法人のアカウントも言及しています。日本でも同時発表かは未定です。
来週の発表をお楽しみに…👀❤️🔥#Surface #CopilotPC https://t.co/4mm8EotmbZ
— Surface Japan (@SurfaceJP) May 2, 2025
以前から噂されていたSurface Go/Laptop Goの後継機種とされる11インチのProおよびLaptopの可能性が極めて高いです。
なおLaptop Go 3と同時に出たSurface Laptop Studio 2の後継はまだだと思います。Laptop Studioシリーズの発売は隔年なので通例どおり11月ごろになるはずです。
Goシリーズとは違う?
従来のGoシリーズのような廉価版ではなく、Pro/Laptopとして扱われるそうなので大幅な改善が見られるはずです。
Surface Laptop Goシリーズの特徴は、最新のPro/Laptopシリーズと同じCPUを搭載した廉価モデルな点です。
現行モデルのLaptop Go 3なら当時最新だったPro 9/Laptop 5と同じIntel Core i5 1235Uを搭載しています。
しかし本家のLaptop 5に比べると諸々のコストカットが目立つデバイスでした。主に次のようなスペックダウンがありました。
- 解像度:2256×1504→1536×1024
- キーボード:バックライトあり→なし
- 筐体:アルミニウム→底面が樹脂
逆にタブレット型のSurface Goはハードクオリティが高いものの、太いベゼルとその貧弱な性能であまり評判がよくありません。またIntel N200を搭載したSurface Go 4は法人向けのみとなったので一般流通していません。
今回噂されている新型の後継デバイスは、Copilot+PCに対応することが確定しているので少なくともその推奨要件である40TOPS NPUを持つプロセッサー、メモリ16GB、ストレージ256GBで発売されるはずです。
40TOPS以上のNPUを備えたプロセッサーは現状でIntel Core Ultra 200Vシリーズ、AMD Ryzen AI 300シリーズ、Qualcomm Snapdragon Xシリーズのいずれかです。
最新のSurface Pro 11/Laptop 7はSnapdragon Xシリーズを搭載しているので、新型デバイスもSnapdragon Xを搭載していると見て間違いないです。
ディスプレイ解像度なども引き上げられるか見ものですね。Surface Laptopシリーズは200ppi程度の解像度で統一されているので11インチデバイスのLaptopが出るとすれば1920×1280に届くかどうかという感じになると予想されます。
普通に使える水準まで性能が引き上げられた小型デバイスとなれば一定の需要がありそうです。小型デバイスということもあり期待が膨らみます。
Windows on ARM
上述の通りSnapdragon XならばWindows on ARMとなるため要注意です。
アメリカのアマゾンではSnapdragon Xを搭載したSurfaceが多数返品されていることが明らかとなっています。
インテルに拘る人は今のうちにSurface Laptop Go 3を購入することをお勧めします。
安くはない
肝心なのはその値段で、800ドル程度とされています。日本円に換算すれば12~3万円からで、さらにOffice 2024をバンドルするので実売は15万円を超えると思います。
そうなってくるとセール中のLaptop 7とほぼ変わらないです。小型デバイスなだけで廉価版ではないため、それなりに高額ということでしょうか。
まとめ
いよいよ発売が迫った新型Surfaceには期待が膨らみます。素晴らしいハードウェアを提供することで定評があるサーフェスシリーズ。今度は一体どんなデバイスなのかワクワクします。
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