ファーウェイから折りたたみ式ノートパソコン「HUAWEI Matebook Fold UNLIMITED DESIGN」が中国で発表されました。
13インチ、1.16kgのノートパソコンですが、画面を180度開くと18インチで解像度3296 × 2472の大画面となります。横向きにしたときの18インチディスプレイにはキックスタンドまで内蔵しており、その上で薄さはわずか7.3mmです。
キーボードはソフトウェア側で再現されており、タッチパッドまであります。物理キーボードも用意されており13インチのノートとして使うときは、画面の上に載せて普通のノートのようになります。
動画ではその近未来的すぎるデバイスがお披露目されています。
搭載するOSはファーウェイが独自開発した「HarmonyOS」で、ソフト側も折りたたみに最適化されているように見えます。3月に新たな制裁を受け、ファーウェイはWindowsOSの使用もできなくなったため、PCにも独自OSを搭載するようです。
折りたたみノートパソコン自体は革新的ですが、これが初物というわけでもなく何年も前からLenovoが「ThinkPad X1 Fold」という機種を発売しており、日本でも購入できました。しかし2023年以降は発売されていません。
最近のPC業界では折りたたみノートよりも、回転ヒンジで繋がった二画面PCが主流になっていると感じます。ヒンジでつながっているため一つの大きなディスプレイにはなりませんが、360度折りたたみできて、耐久性の面実用性の面では折りたたみノートを上回ります。
先日レノボから新しい二画面PC「Lenovo Yoga Book 9i Gen 10」が発売されたところです。

折りたたみディスプレイを採用したノートパソコンのほうが近未来的で楽しいのは事実です。その分価格も23,999元(約50万円)と超高額です。
3つ折りスマホ「Huawei Mate 60 pro」で世界を驚愕させたファーウェイ。今度は折りたたみノートでも新たな旋風を巻き起こして欲しいですね。
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