
2026年9月1日、Xiaomi JapanはPOCOシリーズの新フラッグシップ「POCO F9 Ultra」を発表・発売しました。
前モデル「POCO F7 Ultra」からどれだけ性能が進化したのかチェックします。
POCO F9 Ultra 発売日・価格
POCO F9 Ultraは2026年9月1日22:00にXiaomi Japanより発売されました。早割価格として表示価格からさらに20,000円オフ、最大36回分割手数料無料のキャンペーンが用意されています。
| 構成 | 価格 |
|---|---|
| 【12GB+256GB】 | 149,800円 |
| 【16GB+512GB】 | 169,800円 |
POCO F9 UltraとPOCO F7 Ultraのスペック比較
前モデルPOCO F7 UltraからPOCO F9 Ultraでどれだけ性能が向上したのか、AnTuTuベンチマークスコアを中心に比較する。
| 項目 | POCO F7 Ultra | POCO F9 Ultra |
|---|---|---|
| チップセット | Snapdragon 8 Elite(3nm) | Snapdragon® 8 Elite Gen 5 |
| AnTuTuスコア(公称) | 2,843,461 (発売時v10) |
4,165,108 (発売時v11) |
| ディスプレイ | 6.67型 AMOLED/1440×3200@144Hz 1,800ニト(HBM) |
6.9型 AMOLED/2608×1200@185Hz 2,200ニト(HBM) |
| バッテリー | 5,300mAh | 8,050mAh |
| USB | USB 2.0 | USB 3.2 Gen 1 |
| 有線充電 | 100W/25W PPS | 100W/100W PPS |
| メインカメラ | 50M+50MP+32MP 2.5倍望遠 |
200MP+50MP+50MP 5倍ペリスコープ望遠 |
| サウンド | ステレオスピーカー(3-マイクアレイ)、Hi-Res & Hi-Res Audio Wireless認証、Dolby Atmos対応 | Bose監修/独立サブウーファー+左右対称ステレオスピーカー |
| 発売日 | 2025年3月27日 | 2026年9月1日 |
| 発売時価格 | 12GB+256GB ¥99,980〜 16GB+512GB ¥109,800〜 |
12GB+256GB ¥129,800〜 16GB+512GB ¥149,800〜 |
AnTuTuスコアは微増?
XiaomiにょるAnTuTu公称値はバージョンが記載されていませんが、POCO F7 Ultra発売時点では旧バージョンのv10でした。v10では現在最新のv11より低く出る傾向があります。
参考までに、Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載したOPPO Find X9 UltraのAnTuTu総合スコアです。
v10では2,813,025点でPOCO F7 Ultraの公称値と同じぐらいですが、POCO F7 Ultraの実測値は2,532,704点でした。なので実際の進化としては10%ぐらいだと思われます。
もちろんSnapdragon 8 Elite Gen 5は最速級のモバイルチップですが、8 Eliteからの違いはほとんどないです。
画面輝度はわずかに向上

POCO F9 Ultraは超高輝度ディスプレイが謳われ、通常輝度800nits、HBM輝度2,200nits(自動調整)、ピーク輝度4,500nits(25%APL)となりました。POCO F7 Ultraでは通常輝度は同じですが、HBM 1,800nits、ピーク3,200nitsだったのでわずかに向上しているといえますが、実測するまではわかりません。
というのも、POCO F7 Ultraでは画面輝度で最も重要な全白輝度の実測が1000nitsを下回っていました。POCO F9 Ultraでは全白輝度が向上しているかどうか今のところ定かではないです。
またF9 Ultraは10,000nitsという膨大な数値がアピールされていますが、これは画面上の1%だけを点灯させた際の数値なので実用性はありません。
解像度はWQHD+だったF7 Ultraからダウングレードして2608×1200と控えめになり、今のところディスプレイは本質的にアップグレードされたかどうか判断しかねます。

大容量バッテリーと汎用高速充電に対応

バッテリー容量はついに8000mAhを超えました。F7 Ultraは無印よりも容量が少ないという不遇スマホでしたが、今回からは違います。さらに6年のバッテリー寿命なので期待できます。
また今年登場したXiaomiスマホと同じように、100W PPSに対応しました。F7 UltraでのPPSは30W程度だったので大きく向上しています。充電器を選ばず急速充電できるので、Xiaomi特有のクセの強さのようなものがなくなりつつあります。
しかしPOCO X8 Pro MaxやXiaomi 17T Proなどで実際に検証してみたところ、2分ぐらいしか高出力が持続しなかったので、実測するまではどうかわからないのがXiaomiの怖いところでもあります。
POCO X8 Pro MaxのPPS 100W充電を検証。過去モデルから進化していない結果に
まとめ
POCO F7 Ultraよりも大幅に値上がりしましたが、それは単に性能だけでなく、カメラなどを含めたあらゆるスペックがフラグシップモデルのXiaomi 17 Ultraに近づいたためです。
地味にUSBポートが5Gbpsに対応した高速なUSB 3.2 Gen 1に刷新されていて、POCO F7 Ultraの粗削り感がなくなりました。
POCOというブランドですが、ペリスコープ望遠まで備えたフラグシップモデルに対抗するコスパ製品という立ち位置です。チップ性能だけ一級品でコスパが良いというPOCOブランドが覆る製品となりました。
Galaxy S26 UltraやOPPO Find X9 Ultraを購入するよりまだ安く、コスパ勝負ができている製品だと感じます。
一方で怖いのが、盛りすぎなスペック。充電速度や画面輝度は少しオーバーに書いている部分があると思います。値段がここまで上がったので、いつものXiaomiクオリティはご遠慮願いたいです。




















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