アップデート時期の違い
10月になってサムスン・ジャパンが国内版Galaxy、One UI 8(Android 16)のアップデート予定マップを公開しました。
そこでGalaxy S25シリーズやS24シリーズなど、SIMフリー版とキャリアモデルの両方が展開されているモデルにおいて、SIMフリー版よりもキャリアモデルのほうがアップデート実施が早いという事態が起きています。
Galaxy S25シリーズの場合、サムスンはドコモ、KDDI、ソフトバンクの3モデルはすべて10月中旬に行うことを明かし、今月15日一斉にアップデート済みです。一方でSIMフリーモデルは上旬以降となっており、10月19日現在もアップデートは行われていません。
他のスマホブランドではよくキャリアモデルの方がアップデートが遅れる傾向にありますが、ことSamsung Galaxyにおいてはそうでもないようです。
前回のOne UI 7へのOSバージョンアップデートにおいても、Galaxy S24シリーズはSIMフリー版よりも早く、KDDIモデルに実施されました。(当時の記事)
キャリアモデルのほうが早い理由として、出始めたばかりのSIMフリーモデルよりも多いであろう圧倒的な流通量、パートナー企業であるキャリアへの配慮、などを踏まえれば順当なことなのですが、他のメーカーとの傾向と食い違うためどうしても気になる部分ではあります。
SIMフリー版はキャリアモデルよりも遅れる、これが今のGalaxyアップデート事情です。キャリア間での配信時期の違いもなるべく無くそうとする、サムスン側の大きな取り組みも感じられます。
ちなみにGalaxy Tabにおいては早期に実施され、Galaxy Tab S10シリーズはすでにアップデート実施済みとなっています。
ドコモでは絵文字も消える
今回から、ドコモ版Galaxyはアップデートにて絵文字が消去されていることが話題となっています。
以前より10月以降はドコモ絵文字をサムスンフォントに置き換えることが予告されていましたが、ついに実施されました。
人によってはドコモの絵文字に愛着がある…という方もいらっしゃると思いますが、業界で統一されていくインターネット環境において、ガラパゴスな絵文字が表示されるということに対して否定的な意見も見受けられたことで、今回の対応が行われたものと考えられます。
今のところ、この処遇はいち早くアップデートが実施されたGalaxy S25シリーズのみですが、いずれはその他のシリーズにもOne UI 8の配信が行われるタイミングで絵文字の置き換えが波及していくものと考えられます。


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