OPPOスマホを展開するオウガ・ジャパンは7月17日に、OPPO Reno 14 5Gの販売を開始しました。同スマホは先月に日本での販売を発表していました。
OPPO Reno14 5Gは発表!スペック・性能・値段・発売日まとめ
OPPO Reno14 5Gは、背面素材で「ベルベットガラス加工」とする人魚の尻尾のようなキレイなガラスデザインが印象的で、薄さは僅か7.4mmなスリムボディが売りのミドルハイ級スマホです。カメラは3.5倍望遠レンズを備えたトリプルレンズ仕様となっています。
▼簡易スペックシート
OPPO Reno14 5G オパールホワイト CPH2737
OLED
256GB
価格
発売価格は79,800円となりました。
ですが販売開始セールも行われており、7月18日現在でAmazonでは10%引きの値段に5,000円オフクーポンが配布され、67,252円で購入可能となっています。
楽天市場では10%のポイント還元、5,000円クーポンが発行されています。
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またIIJmioへのMNPで49,800円となっています。
この夏に台頭したDimensity 8350 の実力は?
2025年の夏、ミドルハイのスマホにMediaTek Dimensity 8350 が激増しています。
同じくOPPOブランドから同時にタブレットの「OPPO Pad 3」が発表され、これもMediaTek Dimensity 8350 を搭載していました。他にもMediaTek Dimensity 8350 Extremeを搭載した、先述のmotorola edge 60 pro や motorola edge 60s pro に加えて、8月にはarrows Alphaも発売予定です。
当サイトでは motorola edge 60 pro を通じて MediaTek Dimensity 8350 の実力を測定しています。(厳密にはMediaTek Dimensity 8350 Extremeですが違いは無いです)
▼AnTuTu v10.5.1 の総合スコアは1411136点でした。
ただしここで要注意なのが、motorola edge 60 pro はUFS 4.0 の高速ストレージを搭載していたため、UXやMEMなどのスコアが高く出ています。旧規格のUFS 3.1 を搭載するOPPO Reno 14 5G はこれよりもダウンする可能性が高いです。
大体書き込み速度が2~3倍は違います。
motorola edge 60 pro とどっち?
チップセットで比べた わかりやすいライバルには、同じくMediaTek 8350 を搭載するmotorola edge 60 pro の存在があります。
motorola edge 60 pro はエッジディスプレイで、背面が布地など人によって好みが分かれる要素がありますが、OPPO Reno 14 5G は無難な選択肢です。
▼優れている点には強調です。
項目 | OPPO Reno14 5G | motorola edge 60 pro |
---|---|---|
価格* | 79,800円 (49,800円) |
69,800円 (39,800円) |
SoC | Dimensity 8350 | Dimensity 8350 Extreme |
メモリ | 12GB/256GB | 12GB/256GB |
ストレージ | UFS 3.1 | UFS 4.0 |
ディスプレイ | 6.6インチ フラット |
6.7インチ エッジディスプレイ |
画面保護 | Corning Gorilla Glass 7i | Corning® Gorilla Glass 7i |
背面素材 | ガラス | 布地 |
充電速度 | 80W(独自規格) 33W(USB-PD) |
125W(独自規格) 100W(USB-PD) |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 15W |
バッテリー容量 | 6000 mAh | 5000 mAh |
カメラ | 50MP+8MP+50MP メイン+超広角+望遠 |
50MP+10MP+50MP メイン+超広角+望遠 |
動画撮影 | 4K@60fps | 4K@30fps |
おサイフ | なし | あり |
SIM | nanoSIM + eSIM nanoSIM + nanoSIM |
nanoSIM + eSIM |
付属品 | 保護ケース(発売記念) | 125W充電器+ケーブル 保護ケース |
*IIJmioでの販売価格を参考にしており、括弧内はMNP特価でいずれも3万円割引が適用されます。
motorola edge 60 pro のほうがより高性能な UFS 4.0 を搭載して、おサイフケータイに対応して、充電器セットまで付属した上に1万円安いという結果となっています。
OPPO Reno14 5G は80W充電のために、独自規格SuperVOOCの充電器を別途購入する必要があります。(現在はまだ販売されていません。)
おサイフケータイに対応しないOPPO Reno14 5Gは「Xiaomi POCO F7」などの、高コスパなハイエンド性能スマホと競合して、さらに厳しい戦いとなります。
OPPO Reno14 5G をあえて選ぶ理由を探すのは厳しいかもしれません。
終わり
OPPO Reno14 5Gがいよいよ発売となりました。現在展開中のOPPOスマホのラインナップに欠けていた、7~8万円程度のミドルハイ製品です。
ライバル機と比較した正直な感想としては、おサイフケータイ対応無しのミドル性能という事を考慮して、もう少し安い価格を期待していました。別途充電器の購入などでさらに出費がかさみます。
ミドルハイとしては性能の面でも機能の面でも、コスパの面でもライバルが多く、やや厳しい評価とならざるを得ない製品だと思います。
OPPOブランドであることに利点を感じる方にはおすすめできます。
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