Lenovoはアメリカ市場にて画面が縦方向に伸びるローラブル式ノートパソコン「Thinkbook Plus Gen 6 Rollable」の販売を開始しました。
ついに実用化
今年のはじめ、アメリカはラスベガスで開催されたCES2025(Consumer Electronics Show)にて発表されたコンセプトモデルでしたが、ついに発売されることになりました。
このモデルは有機ELの柔軟性を利用して、画面を伸縮されることで14インチ(2000×1600)から16.7インチ(2000×2350)のサイズへと変化させることができます。
画面を伸ばしたときには縦に広く使えて資料などを表示する領域が広く使えて、また上下に分割すると解像度2000×1175の16:9比率のモニターがくっついた状態となり、上半分をセカンドモニターのようにしてウィンドウを上下で分割することもできます。
このパソコンで作業をすれば捗りそうです。
性能と値段
チップセットは最新のバッテリー持ちに優れたAI対応のIntel Core Ultra 7 258Vプロセッサーに、32GBオンメモリ、1TB SSDとなっています。今のビジネスノートの最高峰なスペックです。
- Intel Core Ultra 7 258V
- 32GBオンボードメモリ
- 1TB SSD
- Wi-FI 7
- 有機EL/400nit/120Hzディスプレイ
- 14インチ(2000×1600)、展開時16.7インチ(2000×2350)
- 重さ1.69kg
- Copilot+PC
残念ながらディスプレイはタッチパネルには対応しませんが、120Hzリフレッシュレートです。
重さは1.69kgですが、16.7インチの正方形ディスプレイのノートパソコンをこの重さで持ち運びできるなら軽いです。
値段は3,299ドルとなっています。日本円で換算すると税込み50万円を超えます。
終わり
また一つ、レノボから面白いPCが登場しました。単に目を引くデザインなだけではなく、十分実用的な重量に落とし込まれており、満を持して発売されたのも頷けます。
残念ながら、今のところは日本での発売は予定していないとのことでした。
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