Yoga 7 2in1シリーズは3年ぶりのフルモデルチェンジです。値段も上がりましたがハイエンドに相応しいハイクオリティに仕上がっているようです。
筆者は2022年のYOGA7 AMDを使用していたので今回は結構注目しています。
外観
新色の”シーシェル”が今までにない色合いがカッコいいです。ラウンドエッジ加工されたボディも健在。天板の”LENOVO”ロゴはイマイチ、以前のYOGAロゴのほうが好きでした。
スペックと価格
インテル版がすでに発売されています。CPUはRyzen AI 7 350、RAM24GBオンボード、512GBストレージ、2.8K,60~120Hzの可変リフレッシュレート有機ELパネルの構成で178,860円からCTOで注文です。
- メモリ24→32で11000円
- ストレージ512GB→1TBで11000円
- ディスプレイ2880×1800,120Hz,500nit→1920×1200,60Hz,400nitで‐14300円
- Lenovo Yoga Penなしで‐4400円
RAM32GBにすればインテル版のCore Ultra 5 226V/32/512と価格が同じなので例年よりAMDの割安感は薄いです。
標準メモリが24GBオンボードとちょっとおもしろい構成ですね。RyzenのPCはあらかじめメモリをVRAMに割り当てるためRAMが目減りしますが、24GBあれば余裕をもって割当できると思います。
リフレッシュレート120Hzに
Gen 9ではリフレッシュレートが60Hzまで落とされましたが、今回はインテル版と同じ120Hz可変リフレッシュレートに向上しています。Gen 9はかなり見劣りしていたのでこれは良かったです。
ペンの変化
以前はIdeaPadと共通の「レノボデジタルペン2」が付属していましたが今回からは「Lenovo Yoga Pen」となっています。写真で見るにペン先が硬くて太い芯になっています。また天板にペンがひっつくようになりました。以前のモデルはペンの収納先がなく不便でした。
デジタルペン2の電池式から充電式になっていますがペンプロトコルが変わったのでしょうか。以前のWacom AESからより電力が必要なMPPに変更されていても不思議ではありません。
充電ポートが超強化
USB-Cが両隣に配置されています。以前は片側にしかなかったですが、両方に充電ポートがあると平凡な機種とは一味違う感じが出てます。
スピーカー4つに戻る
770では4スピーカーでしたが、その後の2世代は2スピーカーに戻されました。今回は3年ぶりにスピーカーが強化されました。
値段高騰
Yoga 7 2-in-1 Gen 9 はスペックダウンしましたが公式価格が12万程度だったのでセールで実質10万程度でした。対してGen 10は15万超えなので大幅な値上げです。
AI PC として見れば、各社Ryzen AI 搭載PCに結構高い値付けしているのでこの機種は高コスパだと思います。これ以上望むことがない全部載せスペックです。
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