新しく発表されたGalaxy S25 Edge。「薄型スマホ」というトレンドを作り出して業界を牽引していく存在になると思われます。ただこのモデルに関して面白い見方が出ています。
Galaxy S25+との競合
Galaxy S25 EdgeはS25ファミリーの強力なSnapdragon 8 Elite for Galaxy チップを搭載した6.7インチの大画面スマホでありながら、薄型軽量であることを持ち味にしています。この特徴に今まで近かったのがGalaxy S25+まで続いて来た「Galaxy Sプラス」シリーズです。
Galaxy S25+(12GB/256GB)は999ドルからでGalaxy S25 Edge(12GB/256GB)は1099ドルとなっており価格の観点からも競合しています。カメラの個数が多かったりと性能はGalaxy S25+のほうが有利ですが、大画面で薄く軽いという実際の使い心地を重視したGalaxy S25 Edgeのほうに軍配が上がりそうです。Samsung側のプッシュ量も尋常ではありません。
この一見似ている2つのモデル、実はGalaxy S25+が廃止される可能性が指摘されています。
Galaxy Sプラスが廃止の噂
サムスンが掲げるGalaxy S25シリーズの出荷台数の目標としてUltra が1740万台、無印が1360万台、プラスは670万台です。プラスは日本でも販売されておらず、サムスン側が明らかに力を入れていないことが明白です。
Ultraと無印の間に挟まれたプラスは、同じ大型スマホで分厚く重たいUltraとと大きく差別化を図るために薄くて軽いをコンセプトとした大型スマホに行き着くのは自然な流れだと思います。プラスを廃止しないのであればさらにEdgeと競合してますます人気が落ちます。
さらにFEシリーズの再登場により高性能な大型スマホとしての立場がより危うくなっています。Galaxy A56までもが7.4mmと薄型化しているため、秋頃に発売されるGalaxy S25 FEも前モデルのGalaxy S24 FEより薄型化することが予想されています。
Sプラスは廃止というよりEdgeに置き換わると言ったほうが正しいと思います。ラインナップとしても小型の無印、大型で軽量なEdge、フラグシップのUltraとしたほうが各機種で個性が際立っていてしっくりきます。
終わり
S25ファミリーではSプラスは販売継続されますが、S26シリーズから廃止されるかも?という話でした。元より日本では販売していない機種なので関係はありませんが。
ただ日本にもプラスに相当するモデルを投入する良い機会なのでGalaxy S25 Edgeが販売されてもおかしくありません。日本市場にとって良い潮流となることを願います。
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