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PCMark battery life計測結果まとめ!スマホのバッテリー持ち比較ベンチマーク!

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バッテリーを公平に比較するソフト

PCMark Work 3.0 battery lifeとは?

スマホのバッテリー持ちを他の機種と比較できるように正確公平な測定をしたい場合、一定の決められた動作を行うアプリを使うことで解決します。

常に同じバッテリー測定テスト方法を用いることで、同じ条件下で測定ができるので、各々の操作や使用用途などによる個人差の問題を無視できます。

 

そんなバッテリー測定テストの定番の1つが、PCMarkという性能測定アプリ(ベンチマーク)にあるWork 3.0 battery lifeで、当サイトのスマホレビューにおけるバッテリー比較でも多いに利用させてもらっています。(提供元のUL Solutions様から使用許諾を頂いております)

PCMark

 

Work 3.0 battery lifeは、同じくPCMarkにあるWork 3.0 performanceというウェブブラウジング・動画編集・写真編集・ドキュメント編集・データ管理ソフトの5つを実行・検証する総合性能ベンチマークを、バッテリー20%になるまで繰り返し実行して経過時間をスコアとします。

PCMark Work 3.0 battery life スコア

Pixel 9aで実行した例

 

早い話がWork 3.0 performanceというベンチマークをバッテリー100%→20%になるまで繰り返すバッテリーテストです。

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PCMark インストール方法

PCMarkはGoogle Play Storeからダウンロードできる他、OSバージョン問題などによりプレイストアからダウンロードできない場合は、UL Solutions公式サイトよりアプリファイル(apk)を入手することでスマホにインストール可能です。

公式サイト Google Play

PCMarkアプリを提供するUL Solutions社(https://benchmarks.ul.com/jp/)は、PC・スマホの定番グラフィックベンチマーク3DMarkも提供している会社で、業界ではスタンダードなベンチマークとして知られています。

信頼できるアプリですので、一般的に危険の伴うapkファイルでのアプリインストールも安心して行えるかと思います。

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PCMark Work 3.0 battery lifeを実行!

battery life 測定ルール・注意事項

PCMark Work 3.0 battery lifeでは動作自体は一定で行いますが、端末の設定(特にディスプレイ周り)で大きく測定結果が変わります。

そこである程度の測定ルールを決める必要があります。

測定ルール

  • PCMarkアプリにて輝度200nitsにキャリブレーション
  • リフレッシュレート条件は最大60Hzを採用
  • オフラインで実行
  • バッテリー残量100%で実行
    (*adb shell dumpsys batteryにて満充電を意味するstatus:5を推奨)
  • 音源はミュート
  • デバイスのパフォーマンス設定は基本的に一番高い性能で行う
リフレッシュレートは画面の滑らかさに関する設定項目で、標準は60Hzですがより滑らかな描画ができる120Hzなどの設定ではバッテリー消費が激しくなります。

ここは公平を保つために標準の最大60Hz設定での測定としますが、スマホによっては1Hzを下限とするものなどは有利に働くものの、それはアドバンテージとしてスコア結果に反映します。

 

測定する際の注意点として、測定は実際にバッテリー100%から20%まで減る時間を測定するので、基本的に10時間以上の長丁場となります。測定中の端末を下手に触れるとベンチマークが中止され、今までの計測が無駄になるので気をつけてください。

PCMark 実行中

要注意事項としてバッテリー20%で省エネモードになる自動設定は必ずオフにする必要があります。
Google Pixelなどは初期設定でこれがオンになっていて、このままではバッテリーテスト完走間近で強制終了させられます。

 

画面の明るさについてですが、PCMarkにて推奨されている画面輝度200nitsに揃えます。

輝度を合わせる基準はPCMarkアプリで用意されているキャリブレーション方法に則り、アプリ内の白背景を利用して調整することにします。(画面色温度などは端末のデフォルトで)

▼設定からキャリブレーション用の白画面を出せます。

PCMark 画面輝度 キャリブレーションPCMark キャリブレーション画面

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Work 3.0 battery life 測定結果

測定ルール

  • PCMarkアプリにて輝度200nitsにキャリブレーション
  • リフレッシュレート条件は最大60Hzを採用
  • オフラインで実行
  • バッテリー残量100%で実行
    (*adb shell dumpsys batteryにて満充電を意味するstatus:5を推奨)
  • 音源はミュート
  • デバイスのパフォーマンス設定は基本的に一番高い性能で

 

測定結果にはWork 3.0 performanceのスコアも併記しています。(高ければ高いほど性能が良い)

測定結果一覧(随時更新中)

機種 PCMark battery life スコア
arrows Alpha
5000mAh
10時間51分(120Hz:8時間13分)
スコア16304(18856)
OPPO Reno13 A
5800mAh
13時間43分(バランス:16時間40分)
スコア11435(9924)
motorola edge 50s pro
4500mAh
14時間40分
スコア15490
Nothing Phone (3a) lite
5000mAh
14時間55分(120Hz固定:10時間56分)
スコア11564(12908)
motorola edge 60 pro
5000mAh
15時間03分(120Hz:6時間21分)
スコア12258(19168)
Xiaomi POCO F7 Ultra
5300mAh
16時間14分(120Hz:12時間56分、解像度WQHD+:15時間13分)
スコア15331(120Hz:18721、WQHD+:15399)
Samsung Galaxy S24
4000mAh
16時間16分(120Hz:13時間33分)
スコア14197(17961)
Samsung Galaxy S26
4300mAh
16時間51分(120Hz:15時間18分)
スコア19151(21847)
Samsung Galaxy S25
4000mAh
16時間55分(120Hz:13時間43分)
スコア15356(19822)
Google Pixel 10
4970mAh
17時間03分(120Hz:14時間35分)
スコア14197(16807)
AQUOS sense10
5000mAh
18時間58分(120Hz:15時間19分)
スコア11964(14974)
Xperia 10 VII
5000mAh
19時間06分(120Hz:14時間37分)
スコア10135(13518)
Xiaomi POCO F7
6500mAh
19時間15分
スコア11853
Google Pixel 9a
5100mAh
19時間42分(120Hz:15時間01分)
スコア13318(15469)
OPPO Find X9
7025mAh
21時間59分(120Hz固定:17時間12分)(バランス:22時間17分)
スコア12420(120Hz固定17360、バランス12442)
同じルールで測定していただければ比較できます。

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参考値として多くのスマホでリフレッシュレート最大120Hz設定でも測っていますが、理想的な状態はスクロール中は120Hzで静止中は60Hz以下になる可変リフレッシュレートが機能することです。

しかしスマホメーカーの調整によってPCMarkアプリでは常に60Hzで固定されたり、また逆に120Hzで固定されたりと、必ずしもこのアプリで適切な可変リフレッシュレートが働くわけではないので機種によっては載せていません。(都合上、単に計測していないのもあります)

 

120Hzモードではフレームレートの高さが評価されるためか、Work 3.0 performanceスコアは60Hzでのそれよりも高くなります。

PCMark Work 3.0 battery life リフレッシュレートの違い

Pixel 9aでリフレッシュレートの対照測定。

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パフォーマンスを考慮した比較

上記の駆動時間はWork 3.0 performanceスコアの値と関係しています。

駆動時間の長いデバイスほどパフォーマンスが低くなりがちで、逆に駆動時間が低いデバイスほどパフォーマンスは高い傾向があります。

そこをある程度公平に見るため、当サイト独自指標としてスコア×駆動時間の値での比較を出しておきます。

60Hzにおけるスコア考慮

機種 スコア×駆動時間(分)×1/10000
Samsung Galaxy S26
1936
OPPO Find X9
1638
Samsung Galaxy S25
1558
Google Pixel 9a
1551
Xiaomi POCO F7 Ultra
1493
Google Pixel 10
1452
Samsung Galaxy S24
1385
Xiaomi POCO F7
1369
motorola edge 50s pro
1363
AQUOS sense10
1361
Xperia 10 VII
1161
motorola edge 60 pro
1106
arrows Alpha
1061
Nothing Phone (3a) lite
1034
OPPO Reno13 A
941

ワットパフォーマンス的なものと思っていただいて良いかと思います。

高性能スマホ優位な傾向があるので、単純にバッテリー駆動時間だけを比較する場合とは使い分けたほうが良さげです。

駆動時間はハイエンドで反則級な7000mAh以上という大容量バッテリーを搭載したOPPO Find X9が王者ですが、パフォーマンスを見るとGalaxy S26(4300mAh)が圧倒しており高パフォーマンスかつそこそこの駆動時間で最も効率的だと言えるかもしれません。

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輝度測定について

スマホのバッテリー消費を占める割合として、ディスプレイの明かり由来の消費電力は無視できないパラメータなので、ここは公平に画面の明るさを揃えて測定する必要があります。

PCMark公式で推奨されている200nitsに揃える条件が一番公平なため、これが最も最適です。

輝度測定

ですがディスプレイ輝度(nits・cd/m²)の測定には専用の輝度メーターという機材が必要になり、最低でも1万円はするのでハードル高めです。

 

それでも、画面輝度を正確に測定した上で統一された輝度でバッテリー持ちを出すことの重要性は大きいです。

例えば「画面輝度のスライダーを半分に合わせて測定」では、当サイトでも過去にその方法を利用していましたが、機種ごとの画面輝度設定が異なっているのでディスプレイの明かり由来の消費電力に差が生じるため公平な結果にならず、異なるデバイス間で比較するためのデータとしては意味を成しません。

また輝度(nits)ではなく照度(lux)を用いるケースもありますが、輝度と照度は値の互換性がなく、また概念自体も微妙に異なり、輝度は画面の明るさそのものなのに対して、照度は「画面の明かりによって照らされた部分の明るさ」で、物理的な測定環境によって大きくブレるので適切ではありません。

照度での統一は誤差がどうしても大きくなりますが、一方で照度はスマホに備わる環境光センサー(本来は自動調光に使う)を用いて測定できるので、もう1台スマホがあれば良いので一定数利用されている方法です。

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