Galaxy FEシリーズは日本でも発売されるようになり、キャリアのみならず家電量販店でもSIMフリーの取扱いが開始されています。大画面かつ高性能で、価格を抑えた高コスパで安価なモデルという立ち位置です。
今年の秋以降に発売されると見られるGalaxy S25 FEはどうなるのか?GeekBench Browserの情報からGalaxy S25 FEの情報と思われるデータのリークが確認されました。
型番SM-S731U
Geekbench Browserの情報では未発売の型番SM-S731Uが登場しており、これはGalaxy S25 FEだと考えられます。というのもGalaxy S24 FEはSM-S721、Galaxy S23 FEはSM-S711でした。通しの番号で発売されるため、ほぼS25 FEと考えて間違いないでしょう。
Galaxy S24と同じ構成
CPUやメモリの情報では、8GB RAMとExynos 2400の構成に一致する10コアCPUが表示されています。OSはAndroid 16となっています。
これは韓国やヨーロッパで発売されたExynos版のGalaxy S24と同じチップとメモリ構成となります。
Exynosはサムスンが自社で半導体の製造から設計までを行って生産されるSoCです。日本で発売されたGalaxy S24には採用されずチップセットはSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyでした。
Galaxy S23 FEでもGalaxy S22と同じSnapdragon 8 Gen 1が搭載されていました。Galaxy FEでは1世代前のチップセットを採用した前例があるため、リーク情報としてはしっくりきます。
Galaxy Z Flip FEのリークとも一致
同様のリークでは、もうすぐ発表するとされている折りたたみスマホの廉価モデル「Galaxy Z Flip FE」もExynos 2400とRAM 8GBとなっていました。今年のサムスンはFEを同じSoCで統一するのかもしれません。

以前はDimensity 9400という情報も
当初はGalaxy S24 FEと同じExynos 2400e(Snapdragon 8 Gen 2相当でAnTuTu 150万程度)ではないかと囁かれていました。しかしここ数日になってMediaTek Dimensity 9400(Snapdragon 8 Elite相当のAnTuTu 250万程度)とする情報もありました。どっちになるかはわかりませんが、このExynos 2400のリーク情報のほうが信憑性が高そうです。

残念なことにメモリが8GB
すでにGalaxy S25では最小メモリが12GBとなっています。廉価モデルのGalaxy S25 FEはまだ8GBのようです。これは残念でなりません。ストレージ構成によっては12GBもあるのかもしれませんが、最小構成が8GBからスタートするのはAIスマホとしてもどうかと思います。
ストレージ・メモリ商法を見直さなければ高額帯の商品としての魅力が大幅に薄れます。私の意見としてはGalaxy S24 FEと同じExynos 2400eでも良いのですが、メモリ・ストレージを強化して12GB/256GBから始まってほしいですね。
終わり
今のところGalaxy S25 FEはGalaxy S24の画面を大きくした廉価版で、Galaxy S24+に近いです。大画面が欲しい人には悪くない選択肢ですね。
発売まで半年程度なのでこれから変更される可能性もありえます。またFEシリーズは過去には日本やアメリカでは異なるSoCで発売されることもありました。続報を待ちましょう。
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