Galaxy Tab S11シリーズで意外な変更点が発覚しています。
それはSペンの収納先です。
背面から側面に収納先が変更
以前のGalaxy TabはSペンを背面に吸着させて収納するようになっており、純正カバーなどはSペンを背面に吸着させた状態を想定して、Sペンを覆うことができるように隆起した状態で販売されていました。
Galaxy Tab S9/S9 FE/S10 FE用 Book Cover
Xiaomi PadやiPadなどは側面にスタイラスを引っ付けて充電しますが、Galaxy Tab では背面が正式な充電場所でした。
一方でGalaxy Tab S11およびGalaxy Tab S11 Ultra用のキーボードカバーなどの純正アクセサリーでは背面がフラットになっており、Sペン収納用の隆起が見られません。
Galaxy Tab S11用 Book Cover Keyboard Slim
公式のレンダリング画像でも側面に吸着させて収納するとあります。
Sペンの変更から読み取る仕様
今までのように背面に吸着するかどうかは実物を確認するまで不明ですが、公式アクセサリーを見るにそれは想定されていないように思います。
実は過去のモデルでも側面にSペンを引っ付けることができたのですが、Tab S11からはSペンがバッテリー非搭載になったことで、チャージスポットとなる背面に引っ付ける必要がなくなったと判断されたのでしょうか。
Sペンが六角形になったのも側面に引っ付けるやすくするためでもあったと考えられます。
正直、背面吸着のほうが良い
過去モデル用のタブレットカバーは背面にあるSペン収納の隆起が異物のように感じられますが、実際に過去のGalaxy Tabを所有している筆者の感想としては、背面にSペンを保管することでSペンを無くさずタブレットを持ち運びできたり、手に持ったときも隆起がうまく指に引っかかって持ちやすかったりして、むしろ機能美的な良さがあります。
他社タブレットではMicrosoft Surface Proや、LenovoのAndroidタブレットでもこの背面吸着を採用しており、収納がスッキリしている印象を受けます。
今回の純正アクセサリーから見るこの変更点、あまり良くない方向に改悪されたように思います…。
コメント