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最近このLenovo 14e Chromebook Gen 3というノートパソコンの中古品が、アマゾンなどで1万円台にて投げ売りされていています。
5G対応、Intel N100搭載なノートで、値段の割に非常に魅力的に見える激安ノートです。
このノートを実際にレビューして行きたいと思います。
Lenovo 14e スペック一覧
| 基本情報 | |
|---|---|
| 機種名 | Lenovo 14e Chromebook Gen 3 |
| マシン番号 | 82W7 |
| OS | Chrome OS |
| プロセッサー・メモリ |
|
| CPU | Intel N100 |
| メモリ | 4GB LPDDR5-4800 |
| ストレージ | 64GB eMMC 5.1 オンボード |
| ディスプレイ(14インチ) | |
| 基本情報 | 14″ TN /1920×1080@60Hz 非光沢 / 250nit / 500:1 /45% NTSC |
| 視野角 | 左右上下:45° / 45° / 15° / 35° |
| 外観 | |
| 重さ | 1.473g(実測値) |
| サイズ | 324.4 x 216.2 x 16.9 mm |
| カラー | ストームグレイ |
| 素材 | 天板:アルマイト 底面、側面、パームレスト:プラスチック |
| ポート(奥順) | |
|---|---|
| 右側 | |
|
左側 |
|
| 機能 | |
| 生体認証 | なし |
| Webカメラ | 720p |
| カメラシャッター | あり |
| キーボード | 日本語配列 / バックライトなし キーストローク 約1.3mm |
| スピーカー | 2W x2、Maxx Audio |
| ネットワーク | MediaTek MT7921 Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.1 Fibocom FM350-GL 5G Sub6 |
| 電源 | |
| バッテリー | 57Wh |
| 駆動時間 | 公称値14時間 |
| アダプター | USB-C 65W(20V3.25A,PD3.0) |
| サポート | |
| サポート期限 | 2028年11月30日 |
Lenovo 14e デザイン
Lenovo 14e Chromebook Gen 3の外観をチェックしていきます。
まずノートの天板はアルミ製です。
14型FHDでサイズ感はコンパクトですが、本体重量は1.47kgで持ち歩くには厳しい印象です。
パームレストや側面、底面はプラスチックで出来ています。
パームレストは触らなければ金属っぽい雰囲気です。キー配列はエンターが大きめで、見た目的にもまともです。
底面は見た目ですぐプラスチック素材だとわかります。
右側面にはHDMI、USB-A、ケンジントンロックがあります。
左側面には充電兼用のUSB-C 3.2 Gen 2、そして2つ目のUSB-Aがあります。USB-Cは1つじゃ足りないかなと思います。
SIMスロットは本体の後ろ側面にあります。これって珍しいのでしょうか、あんまりSIMスロット搭載ノートを使ったことないのでわかりません。
レノボ製なので当然のようにディスプレイが180度開きます。
Lenovo 14e はTN液晶
日本国内で販売されている5G対応Lenovo 14e Chromebook Gen 3の、ディスプレイ仕様は明らかとなっていません。
レノボによればLenovo 14e Chromebook Gen 3には4つのディスプレイオプションがあり、そのうち1920×1080の解像度かつ非タッチのディスプレイはIPS(輝度300nit)とTN(輝度250nit)が存在しています。
TNかIPSか明言されておらず、判断にしくい状況です。
当サイトで実施したディスプレイ輝度の実測は最大204nitで、アンチグレア加工を考慮しても精々250nit相当で、輝度300nitを満たしませんでした。
なのでIPS液晶(300nit)ではなく、TN液晶確定です。
IPSは視野角が85°と広いですが、この機種は視野角が明らかに狭いという事実もTN液晶パネルだということを裏付けます。
ディスプレイは45%NTSC
映像が白っぽく視野角も狭くディスプレイ品質は良くないので、作業にあまり向きません。
ディスプレイの色域は45% NTSCで、これはsRGBカバー率63%相当とされていて、sRGB 100%のモニターと比較するとかなり違います。
このWindows10でお馴染みの壁紙は、本来は綺麗な朝焼けの色になるはずですが、Lenovo 14eでは昼間っぽく真っ白に表示されています。
長時間見ているとなぜか疲れてきます。現代人は有機ELディスプレイのスマホに見慣れているため、露骨に暗く色褪せた液晶を見続けるのは耐えられないと思います。
マルチタッチ非対応
タッチパネルに対応していないノートパソコンなので、少々使いにくさも感じます。
Chromebookの長所はマルチタッチに対応した安価なデバイスが豊富なことだと思うので、この機種はそのポイントを外しています。
5G対応なので外出先でもマウスを持たずとも、操作しやすいタッチパネルが欲しくなります。
Lenovo 14e ベンチマーク
Chromebookなので、Androidアプリとブラウザベースのベンチマークが主体です。
Androidのアプリはフルパワーではないので参考値です。
AnTuTuはLinuxのターミナルからadbコマンド経由でapkをインストールすることで使えるようになります。
AnTuTu総合ベンチマークは96%で止まったので計測できず。
大体CPUシングルスコアはIntel 第10世代 Comet-Lake Uと同じ程度です。
ストレージはeMMC 5.1と絶望的に遅いですが、ネットブックとしての利用なら問題ないです。
Lenovo 14e 気になるポイントをチェック
Lenovo 14e メモリ4GBで大丈夫?
メモリは4GB固定で貧相な印象を受けますが、思っていたよりもっさり感はなく、Intel N100がそこそこ高速なこともあってか、この性能でも不思議とサクサク動作しています。
メモリが圧迫すると、強制的にタブが閉じるタスクキルが行われるみたいです。
Lenovo 14eの発熱チェック
本体はファンレスです。
底面に排気口・給気口らしき溝がありますが、よく見ると設計時点からプラスチックで塞がれています。
ファンレスPCで懸念されるのが発熱ですが、バッテリー駆動で高負荷な作業をさせて、パームレストと底面の発熱をサーモカメラで確認してみました。
CPU温度はバッテリー駆動・電源駆動に関わらずおおよそ50℃以下になるよう制御されていたので、発熱はほとんどなくパームレストは不快感が全くありませんでした。
底面は少し熱くなりやすく、膝の上に置くと蒸れて暑いと感じるかもしれません。
感想
SIMカード対応、N100なChromebookが1万円程度で購入できるのは確かにお得です。
この機種を見て最初に危惧するのがメモリやストレージの少なさですが、しかし本当に懸念すべきポイントはTN液晶パネルです。
実際に使ってみて、思ったよりサクサク動作していたこともあり満足でしたが、やはりいくら値段が安いとはいえ、TN液晶は見るに耐えない気持ちになりました。(本音)
投げ売りされるのも納得してしまう、そんなノートです。
ただTN液晶さえ割り切れば素晴らしいデバイスで、とにかく安くてディスプレイに拘らず、それなりに動作するノートを探している人にはオススメできます。
地味にスピーカーは2W ×2なので、10万程度のレノボPC (IdeaPad 5i 2-in-1 Gen 10)と比較しても同等だと感じました。
とにかく値段が安いので、一台ぐらい購入しても後悔しないでしょう。




































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