年内中に発表されるであろう Galaxy S25 FE について判明している噂・スペックをまとめます。
存在が確認されている型番 SM-S731
ハイエンドシリーズ「Galaxy S」の廉価モデルという立ち位置で毎年発売されるGalaxy FE。
すでに海外の認証情報などから未発売の型番SM-S731が確認されています。Galaxy S24 FEがSM-S721なので、SM-S731はGalaxy S25 FEの型番と見て間違いありません。
今年もやっぱり発売されるようです。
性能はS24と同じ
Galaxy FEシリーズの立ち位置は、AシリーズとSシリーズの間で、全体的にSシリーズ寄りの廉価スマホとなっています。
そんな中で、現行のGalaxy S25に搭載されるSnapdragon 8 Eliteと同格なMediaTek Dimenstiy 9400 が、Galaxy S25 FEに搭載される説が浮上したこともありましたが、これは誤報でした。
現在は2024年のハイエンドチップである Exynos 2400にメモリ8GBということで落ち着いています。
▼実際にGeekBench Browser というベンチマークの計測結果サイトから判明していることです。
期待の廉価モデル「Galaxy S25 FE」はExynos 2400とメモリ8GBか?新たな情報がリークされる
Exynos 2400 にメモリ8GBの組み合わせは、ヨーロッパなどで販売されていた Galaxy S24 の構成と同じです。AnTuTu総合スコアは160万~180万点ほどに落ち着きそうです。
Exynos 2400 よりほんの少し劣る「Exynos 2400e」を搭載する前モデルGalaxy S24 FE と、大して変わらない結果になりそうです。
OS はOne UI 8(Android 16)を搭載して発表される予定です。すでにOne UI 8 はGalaxy Z Fold7と同時に発表されています。
メモリ・ストレージ構成は変わらずか
このExynos 2400とメモリ8GBの組み合わせは、今年7月新たに登場した折りたたみスマホZ Flipシリーズの廉価版「Galaxy Z Flip7 FE(日本未発売)」とも全く同じです。Galaxy Z Flip7 FEはが8GB/128GB または 8GB/256GBでした。
Galaxy S25 FE にはメモリ12GBのオプションがあればよいのですが…。Galaxy Z Flip7 FE にも存在していなかったため、おそらくは8GBオンリーだと思います。
Galaxy Z Flip7 FE からわかることは、FEシリーズにはメモリ12GBを搭載するつもりがないということです。もうすでにGalaxy A55 5G などは一部の国でメモリ12GBが販売されていますが、FEシリーズのメモリは本家S25と競合しかねないためか、しっかりと削られます。
ストレージはGalaxy S24 FE と同じ「128GB」「256GB」「512GB」の3構成となりそうです。
ベースモデルはS24 FEか
▼海外では実物とするリークまであります。
デザイン自体はGalaxy S24 FE と同じですが、素材がArmor Alminiumへと変更されて前モデルのGalaxyS24 FEの「重さ214g、薄さ8.0mm」から「重さ190g、薄さ7.4mm」へと大幅に軽量・スリム化しているとします。
元々FEシリーズは同じ年に発売されたA5xシリーズをベースに製造されており、Glaaxy S24 FE はGalaxy A55、Galaxy S23 FEはGalaxy A54に似たデザインとなっていました。
ですが今回の実物リークでは、Galaxy S25 FEのベースモデルはGalaxy S24 FEとなっており、性能も含めてマイナーチェンジとなりそうなことが伺えます。
ディスプレイは進化、カメラは据え置き
ディスプレイはリフレッシュレートが1~120HzのLTPO対応となります。ディスプレイについての進化はそれだけで、他は同じくCorning Gorilla Glass Victus+、2340×1080の解像度のままだそうです。
またカメラ構成もGalaxy S24 FEと同じく50MP(メイン)+12MP(超広角)+8MP(望遠)のトリプルカメラのままとされています。
45Wの超急速充電2.0に対応
TÜV Rheinlandというドイツの技術に関する認証機関が公表した内容によれば、7月16日にサムスンがGalaxy S25 FE と思われる型番SM-S731にて、10V/4.5Aまたは15V/3A(=45W)の充電技術に関する認証を受けていたことがわかりました。
Galaxy 45W Power Adapter Samsung純正 国内正規品
これは2025年に新しくなった超急速充電2.0です。Galaxy S24 FE どころか現行最新モデルのGalaxy S25すらも25W急速充電でしたが、Galaxy S25 FE は45Wへと引き上げられることになりました。
またそれに伴ってバッテリー容量は前モデルよりも200mAh多い4,900mAhになるとされています。
まとめ
▼現時点でのリークによるまとめです
- OS:One UI 8(Android 16)
- SoC:Exynos 2400
- メモリ:8GB
- ストレージ:128GB、256GB、512GB
- カメラ:50MP+12MP+8MP(メイン+超広角+望遠)
- バッテリー:4,900mAh
- 充電速度:45W(10V/4.5A、15V/3A)
- サイズ:6.7インチ、重さ190g、薄さ7.4mm
- ディスプレイ:2340×1080、Cornign Gorilla Glass Victus+
- リフレッシュレート:1~120Hz
発売は…
FEシリーズは毎年10月頃にグローバル市場へ登場しますが、日本市場での発売は遅れる傾向があります。
一昨年にシリーズ初上陸となったGalaxy S23 FEは2月、昨年のGalaxy S24 FEは12月でした。また今年7月に発表されたGalaxy Z Flip7 FEも日本ではまだリリースされていません。
なので早ければ年内中と見ておいたほうが良いでしょう。
Galaxy S24 FEの国内正規品の販売開始価格は79,800円と比較的お手頃だったので、マイナーチェンジということも加味して値下げを願いたいですね。
終わり
日本市場への登場はまだもう少し先になりそうななため、気長に待ちましょう。
日本で欠番となっているGalaxy S25+と同じ大きさで、それに近い薄さと軽さを実現する6.7インチのスマホに向上して、日本待望の良いサイズ感の製品となりそうです。
一方で気になるのが性能。準ハイエンドスマホというポジションなためチップセットはSnapdragon 8 Gen 3 相当のExynos2400で何ら問題はなさそうですが、メモリとストレージは12GB/256GBからでないと厳しい評価となりそうです。
ですがGalaxy Z Flip7 FEの登場から見るに、発売時にスペックアップされてる見込みは殆どなさそうです。
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