オウガ・ジャパンが展開するスマホブランドのOPPOから新たにOPPO Reno13 Aが発表されました。SIMフリーモデル展開の他に楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイル版が存在しています。
同時にOPPO Reno 14 5G、OPPO Pad 3が当時発表されました。
詳細スペック
▼できる限りでまとめました
基本情報 | |
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機種名 | OPPO Reno13 A |
メーカー | OPPO |
型番 | SIMフリー:CPH2699 楽天モバイル:CPH2699 ワイモバイル:A501OP UQモバイル:OPG05 |
発売日 | 2025年6月26日 |
プロセッサー | |
SoC | Snapdragon 6 Gen 1 |
CPU | 4x Cortex-A78@2.2GHz 4x Cortex-A55@1.8GHz |
GPU | Adreno 710 @ 676MHz |
NPU | Qualcomm Hexagon |
メモリ情報 | |
構成 | 8GB/128GB |
規格 | LPDDR4X-2133MHz |
UFS 3.1 | |
外部ストレージ | 最大1TBのmicroSDXC /nanoSIM2 排他的スロット |
ディスプレイ | |
画面 | 6.7インチ/AMOLED/解像度2400×1080/20:9/393dpi AGC Dragontrail® STAR2 |
明るさ | 600nit/屋外最大1200nit |
リフレッシュレート | 可変60-120Hz タッチサンプリングレート180Hz |
外観 | |
本体素材 | フレーム: 背面素材: |
サイズ | 162 x 75 x 7.8 mm |
重さ | 192 g |
カラー | ルミナスネイビー / チャコールグレー / アイスブルー |
カメラ | |
メインカメラ | 5000万画素, F値1.8, OIS |
超広角カメラ | 800万画素, F値2.2 |
マクロカメラ | 200万画素, F値2.4 |
動画撮影 | 4K@30fps / 1080p@30,60fps / 720p@30,60fps 光学手ぶれ補正:1080p@60fpsまで |
インカメ | 3200万画素, F値2.4 動画撮影:1080p / 720p@30fps |
バッテリー | |
容量 | 5800 mAh |
充電 | 45 W SUPERVOOC 45 W PPS |
ワイヤレス | – |
通信機能 | |
ネットワーク | Wi-Fi 5 /Bluetooth 5.1 |
SIM | nanoSIM1+nanoSIM2 /eSIM |
バンド帯 | 5G :n1 /n3 /n5 /n7 /n8 /n20 /n26 /n28 /n40 /n41 /n77 /n78 4G:1/ 2/ 3/ 4/ 5/ 7/ 8/ 12/ 17/ 18/ 19/ 20/ 26/ 28/ 38/ 39/ 40/ 41/ 42 3G:1 /2 /4 /5 /8/ 19 2G:850 /900 /1800 /1900MHz |
NFC | おサイフケータイ |
その他 | |
サウンド | ステレオ aptX/aptX HD/LDAC |
USB | USB-C 2.0 |
防水・耐久 | 防水:IP68/IP69 MIL-STD-810H |
生体認証 | 顔/指紋(画面内) |
サポート | |
OS | Color OS 15 / Android 15 |
アップデート保証 | 不明 |
付属品 | 保護フィルム貼り付け済み / SIMピン OPPO EchoBuds3 Pro(発売キャンペーン) |
デザイン
大きなデュアルレンズに小さなマクロカメラのトリプルレンズです。狭額縁でスタイリッシュな印象でかっこいいです。大人向けを感じさせる色調です。
▼カラーはダーク系のデザインで統一されています
性能
Snapdragon 6 Gen 1と8GBメモリ、128GBストレージを搭載します。ストレージは比較的高速なUFS 3.1なのでアプリの更新などはスムーズかと思います。
AnTuTu ver10スコアは55万点前後です。現在のスマホで言えばミドルロークラスです。
▼OPPO Reno11 Aからスナドラに戻りました。
・他との性能比較
Google Octane 2.0(ブラウザベンチマーク)によるCPUシングルスコアのチェックでは34736点でした。OPPO Reno11 Aに搭載されたDimensity 7050 よりかはスコアが落ちる可能性があります。
▼当サイト計測のシングルスコア
充実のAI
メーカー製のOPPO AIに対応します。OPPOハイエンドスマホと同等のAIとされています。
その他Google Geminiはもちろん、かこって検索にも対応します。
▼写真系機能
- AI反射除去
- AIぼけ除去
- AI鮮明度強化
- AI(写真から3秒の動画生成)
- AIポートレイト(人物写真から生成画像作成)
- AI Reimage(写真からイラスト生成)
▼オフィスワークのサポート
- AI画面翻訳
- AIライター(文書作成)
- AIサマリー(文章の要約)
ステレオ化
念願のステレオスピーカーとなりました。
Reno Aシリーズ最大のモノラルという弱点を克服したことで、目立った欠点がないバランスの良いスマホに仕上がりました。
▼OPPO Reno Aシリーズ初対応です
光学手ブレ補正対応
メインカメラは光学手ブレ補正(OIS)に対応しています。
ブレずにきれいな写真を撮影できます。動画撮影では1080p@60fpsまで手ブレ補正が機能します。4K解像度で対応しないのは少し残念です。
▼OPPO Reno11 Aは非対応でした
Reno11Aと比較してどう?
性能はほぼ変わりませんが、OPPO Reno11 Aから若干スペックダウンしている箇所もあります。ネットワークはWi-Fi 5止まり、充電速度はPPS 55WだったのがPPS 45Wに落ちています。
一方で改善点も多くあり、どれもユーザービリティに貢献する重要なポイントです。
▼改善点
- バッテリー容量:5000mAhから5800mAhに増加
- 輝度:500nit/最大900nitから600nit/最大1200nitに増加
- カメラ:手ぶれ補正対応
- スピーカー:ステレオ化
- 防水:IP65からIP68/IP69
▼防水がIP68へ戻りました
キャリア版との違い
SIMフリー版(CPH2699)とワイモバイル版(A501OP)、UQモバイル版(OPG05)はそれぞれ型番が異なるため、アップデートに違いが出ます。キャリア版は遅れたり、アップデートが飛ばされる傾向にあります。
またカラーも異なります。UQモバイルと楽天モバイルではチャコールグレーが販売されていないため、選べません。
販売路線
キャリアでは楽天モバイル(SIMフリーと同じ)、UQモバイル、ワイモバイルが取り扱いします。
SIMフリーの取り扱いはOPPO公式ストア、アマゾン・楽天市場・ヤフーショッピング直営および楽天モバイルの他に、MVNOや量販店をほぼすべて網羅しています。
▼格安SIMの取り扱い店
- IIJmio
- mineo
- イオンモバイル
- HIS モバイル
- QTモバイル
- NifMo
- ピカラモバイル
- BIGLOBEモバイル
- LinksMate
- LIBMO
▼量販店
- EDION
- ケーズデンキ
- コジマ
- ジョーシン
- ソフマップ
- ビックカメラ
- ヤマダ電気
- ヨドバシカメラ
販売価格(発売時)
SIMフリーの通常価格は48,800円です。
発売キャンペーンとしておまけでOPPO EncoBuds 3 Pro(通常価格2,980円)が付属します。ノイズキャンセリングなどには対応しませんが、IP55に対応したOPPO謹製イヤホンです。
▼OPPO Reno13 Aと同時に発売された新製品です
このイヤホン付きの限定BOXが一部家電量販店では10%の自社ポイント還元を行っている他、ジョーシンウェブではそのまま現金値引きして43,920円で販売されています。
またヤフーショッピングでは発売記念キャンペーンにて、ストアポイントが10倍で販売されています。
キャリアではUQモバイルが圧倒的に安いです。ワイモバイルはかなり高額となっています。
▼キャリア・MVNOにおける販売時の値段です。
Pixel 9aの通常価格 | ||||
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楽天モバイル | UQモバイル | ワイモバイル | IIJmio | |
通常価格 | 43,890円 | 36,400円 | 54,720円 | 48,800円 |
MNP | 27,890円* | 14,400円 | 38,160円 | 26,800円 |
*楽天モバイルは初めての申し込みによるポイント還元を含む実質価格
ワイモバイルではこの他に恒例の最大9,000円分のPayPayポイントが当選するガチャキャンペーンが開催されています。(購入期間は8月31日まで)
まとめ
OPPO Reno11 Aから劇的な進化はなかったものの、細かい点が改善されている印象です。というのもOPPO Reno11 Aでは防水等級がIP65に落ちたり、MediaTek SoCになるなど、従来のOPPO Reno9 Aから変更された点がいくつかありました。今回のOPPO Reno13 Aではそれらの点が従来どおりに戻り、Reno Aシリーズの良さを取り戻しています。
またシリーズ念願となるステレオスピーカーに対応して、欠点がほぼなくなりました。特にOPPO Reno5 A~OPPO Reno9 Aのユーザーには機種変更の候補先としてオススメです。
販売ではUQモバイルがOPPO Reno7 A以来となる取り扱いが決定して、値段も他を圧倒する安さで提供されます。大きなテコ入れとなりました。
発売は6月26日からです。

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