価格コムで常にランキング1位をキープし続ける異常事態となっているレノボの人気PC「ThinkPad E14」シリーズ。
その最新作「ThinkPad E14 Gen 7 (Intel)」「ThinkPad E16 Gen 3 (Intel)」が正式に発表されました。
AMDについては未だ発表されていません。
概ね「ThinPad E14 Gen6 (Intel)」と同じでマイナーチェンジです。
CPUは順当に進化
順当な変更点として搭載CPUが「Intel Core Ultra 200H」シリーズまたは「Core Ultra 200U」シリーズとなりました。高性能な225Hや255Hを搭載するので性能面では大きく期待できます。
NPUはいずれも13TOPSなのでCopilot+PCには対応しません。
「ThinkPad E14 Gen 6」と同じくメモリとストレージはともに2スロットずつ存在して増設可能です。ストレージは引き続きメインが2242サイズで、空きスロットは2280サイズになるようです。
カメラもちょっと変更?
インカメは720p、1080P/IR(顔認証対応)と、さらに5.0MPの高解像度も選べるようになるようです。既存の1080Pの顔認証非対応が5.0MPに置き換わるようです。
バッテリーが増える
バッテリーは強化され、48Whと64Whになりました。Gen6では47Whと57Whだったのでオプションでの容量が大幅アップです。
ディスプレイが凄く良くなった
大きく変わるのはディスプレイです。高額オプションが変更されます。
2240×1400/sRGB100%/300nit/60HzのIPS液晶は2880×1800/sRGB100%/400nit/120Hzへ置き換わります。
ThinkPadの最廉価であるEシリーズらしからぬ、高精細かつ明るく滑らかな液晶です、もちろん非光沢です。
E16 Gen 3では解像度が2560×1600のままですが120Hzとなります。画面の小さなE14のほうが高解像度なようです。近年のレノボは廉価モデルのディスプレイ底上げに注力しています。
スピーカーも強化
もう一つ大きく変わるのはスピーカーの位置です。
公開された画像から、多くのレノボPCと同じようにキーボード両サイドに配置されます。今までは底面にありました。音質の改善も期待できそうです。エンタメ方面の強化が見られます。
デザインも、印象変わる
ThinhPadロゴは銀色ではなく黒になり、統一感が出ました。またカメラ部分後ろは隆起ができています。
薄型、軽量化
重量は1.34kg〜となっており現行より100g軽くなるようです。(オプションによって現行より増加する可能性はあります)
サイズも既存の17.99mmより一部薄型化して15.25mm〜19.7mmとなります。(アルミカバー素材)
日本発売は…
残念ながら今のところ、日本向けの型番は未発表です。また多くの消費者が関心を寄せるAMD版は発表されていませんが、AMD版でも恐らくは共通の仕様だと思われるので、2.8K液晶など魅力的なオプションを選べる可能性が高いです。
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