DELL、Ryzen AI搭載「DELL Plus」シリーズ発売。Inspironの後継だけど面影はなくなる

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昨日発売されたDELL Plus AMDシリーズ。「DELL 14 Plus」「DELL 16 Plus」「DELL 14 2-in-1」の3モデルが展開。

値段 インテルよりは安い

「DELL 14 Plus」は149,000円、「DELL 16 Plus」は154,000円、「DELL 14 Plus 2-1in-1」は164,000円からとなっています。

いずれもRyzen AI 5 340とハンダ付けのメモリ16GB(LPDDR5X-7500)と512GBストレージからスタートです。オプションでRyzen AI 7 350や32GBメモリ、1TBストレージの選択ができます。

インテル版のDELL 14 PlusはCore Ultra 5 226V/16GB/512GBで17.9万円からだったので、3万円安いです。

6~8万円からで購入できて比較的安価だったInspiron 14/16の後継に当たりますが、大幅な値上げです。

プラスチックへダウングレード

残念なのはシャーシ。インテル版含めていずれのモデルもアルミが使われているのは天板とケースだけで、ベゼルとパームレストはプラスチックとなっています。ベゼルとはディスプレイの縁の部分で、パームレストとはキーボードがある面のことです。

2年前のInspiron 14/16はすべてアルミ外装でした。値上げして本体の質が落ちるという厳しい現実がそこにあります。

メモリはオンボード

またメモリもはんだ付けに変更されています。これは性能的な向上が大きいので劣化ではありませんが、メモリの追加がしたいなら購入時に高額なオプション料が必要になります。

ポート類の大幅変化

いずれのモデルもUSB-Cが2つ、USB-Aが1つ、HDMIが1つ、イヤホンジャックとなっています。

Ryzen 8000シリーズのAMDを搭載するInspiron 14ではフルサイズのSDカードスロットと専用の電源ポートがありました。新モデルではUSB-Cが2つになったのはいいですね。

過去の画像
https://i.dell.com/is/image/DellContent/content/dam/ss2/product-images/dell-client-products/notebooks/inspiron-notebooks/14-5445/pdp/laptop-inspiron-14-5445-sentry-pdp-ports-and-slots.psd

全体的には…

正直な感想として大幅な値上げですが一部プラスチックに格下げされた筐体が残念です。過去のInspironの正統進化とはならず、値上げされてしまったので今までのInspiionの後継としては魅力が落ちたかなと思います。2022年あたりにInspiron 14 AMDプレミアムを購入した過去のInspironファンはしばらく買い替え難民となりそうですね。

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