5月8日にMicrosoftから発表されたプレミアムな小型タブレット「Surface Pro 12インチ」およびノートパソコン型の「Surface Laptop 13インチ」の予約が本日5月16日に開始されました。発売は6月10日からです。

価格
定価は次のようになっています。
Surface Pro 12インチ | |
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16GB/256GB | 149,380円(799.99ドル) |
16GB/512GB | 164,780円(899.99ドル) |
純正キーボード | 27,280円(149.99ドル) |
ペン+キーボード | 44,880円(249.99ドル) |
Suface Laptop 13インチ | |
16GB/256GB | 164,780円(899.99ドル) |
16GB/512GB | 179,080円(999.99ドル) |
ストレージ構成でカラーが決まっています。
256GBはプラチナのみ、512GBはバイオレット、オーシャン、プラチナの全色が選べます。
Surface Pro 12インチ | ||
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構成 | 型番 | カラー |
16GB/256GB | EP2-27651 | プラチナ |
16GB/512GB | EP2-27667 | プラチナ |
16GB/512GB | EP2-27779 | オーシャングリーン |
16GB/512GB | EP2-27747 | バイオレット |
Suface Laptop 13インチ | ||
構成 | 型番 | カラー |
16GB/256GB | EP2-36993 | プラチナ |
16GB/512GB | EP2-31937 | プラチナ |
16GB/512GB | EP2-30740 | オーシャングリーン |
16GB/512GB | EP2-30351 | バイオレット |
Surface Pro 12インチは充電器が付属せず、45W USB-Cの純正アダプターは別売り9,680円となっています。純正以外では27W以上のUSB-Cであれば利用できます。
Officeが付属
現在145円のドル円レートで純粋に計算すれば799ドルは127,500円程度です。(消費税含む)
余分に2万円程度上乗せされています。
これは「Microsoft 365 Personal 24ヶ月」(旧Ofiice 365)が付属しているためです。普通に加入すると月額2130円なので、2万円程度で24ヶ月間使用できるのは得です。
Microsoft 365のメリットとデメリット
一方で今までのサーフェスは買い切りのOffice 2021やOffice 2024のHome and Bussinessエディションが付属していました。この場合はそのサーフェスデバイスに限りワード・エクセル・パワーポイントなど基本的なOfficeソフトが永続的に利用できます。
今回はサブスクのMicrosoft 365 Personalとなったことで常に最新バージョンのOfficeソフトを使うことができますが、利用できる期間が24ヶ月と時限付きになりました。Microsoft 365では1TBのクラウドストレージやAI機能が使えるMicrosoft Copilotも利用可能というメリットはありますが、普通にOfficeを利用するだけなら買い切り型のほうがユーザーに優しいです。
なおアメリカでは抱き合わせではなくオプションです。15ヶ月のMicrosoft 365 Personal が99ドルで追加できます。日本もいい加減にOfficeソフトの強制バンドルはやめてオプションにして欲しいところ。
大手量販店ではすでに安い
なおすでに予約段階からMicrosoft公式ストアでは全品5%オフとなっています。キーボードなどアクセサリーは10%オフです。
ジョーシンウェブやヨドバシ.com、ビックカメラ.comでも予約が開始されています。それらのサイトでは自社ポイントが10%還元され、実質価格が1割引きです。
Surface Pro 12インチ | |
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16GB/256GB | 実質134,442円 |
16GB/256GB | 実質148,302円 |
Suface Laptop 13インチ | |
16GB/256GB | 実質148,302円 |
16GB/512GB | 実質161,172円 |
この価格であればOfficeバンドル代を考えてもアメリカの定価と同じぐらいになっています。
現時点では型落ちのPro・Laptop のほうが良い
「Surface Pro 第11世代 13インチ」および「Surface Laptop 第11世代 13.8インチ」は大手量販店で安く購入できます。
特にSnapdragon X Plus 10コアと16GB/512GB/Office2021という構成のSurface Laptop 13.8インチは16万円程度です。今のところSurface Laptop 13インチよりも安いです。

付属ソフトがサポート切れのOffice2021で、すでにOffice 2024バンドルが発売されて型落ちなため在庫処分となっています。365よりかは買い切りのOffice2021のほうが使いやすいかと思います。

セールに期待
今回のサーフェスは廉価モデルということもあり、高コスパな学割モデルの登場などが期待できます。Surface Laptop Go 3のように16GB/512GB構成がセール対象になると思われます。
サーフェスの恒例行事として型落ちオフィス搭載モデルが在庫処分となりますが、Surface Pro 12インチとSurface Laptop 13インチからはMicrosoft 365が付属するため、Officeによる型落ちの概念がなくなります。同一機種のモデル入れ替えによる在庫処分セールは無くなりそうです。
ですが廉価モデルなので何かと安くなると考えて良いでしょう。セールに期待です。
販売は6月10日(火)からです。
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