アメリカと中国の米中貿易戦争が激化していますが、その影響が中国の大手グローバルスマホメーカーのXiaomiにも及ぶかもしれないとの見方が出ています。
この噂が経った背景にはXiaomiが3nm半導体を用いて独自のチップ開発を行っていることが考えられます。この独自チップは今月にも発表される可能性があるとのことです。
前トランプ政権時代の2020年に、世界シェア1位のスマホメーカーだったファーウェイはアメリカから受けた制裁措置の影響でAndroidソフトウェアの使用権が停止され、グローバル市場で新たなスマホの発売ができず甚大な経済被害を被りました。
Xiaomiは第二次トランプ政権下でファーウェイの二の舞いとなる事を避けるべく、次期HyperOS 3ではAndroid 16をベースとしたバージョンの他にも、Androidから独立したバージョンの作成も行っている可能性があるとの報道が出てきました。
Androidから独立したHyperOS 3はファーウェイや、OPPOの親会社BBK Electronicsから援助を受けて作成されているとのことです。すでにファーウェイがAndroidから独立したHarmonyOSの開発に成功しており、Googleからの完全脱却を果たしているため中国市場では混乱が少ないと見られます。
なお仮にもしアメリカがXiaomiに制裁措置を加えてGoogleとの連携を禁止したとしても、ファーウェイのときと同様に既存のユーザーへの影響はありません。引き続きGoogleのサービスを利用できます。
日本のスマホ市場にもXiaomiが台頭してきて面白くなってきているのに、また制裁されて振り出しに戻ったら残念なことになりますね。
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