サムスンから新たなワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds3 FE」がリリースされました。グローバル市場での発表となり、日本での発表は未定です。
昨年2024年7月に登場したGalaxy Buds3 の廉価モデルに当たります。
本家よりも良い?なFE
Galaxy Buds3 FEのスペックを本家Galaxy Buds3と比較しながら掲載します。
Galaxy Buds3 FE | Galaxy Buds3 | |
---|---|---|
色 | グレー ブラック |
ホワイト シルバー |
重さ | イヤホン :5g 充電ケース:41.8g |
イヤホン :4.7g 充電ケース:46.5g |
スピーカー | 1-way | 1-way |
マイクの数 | 3基 | 6基 |
ノイキャン(ANC) | 対応 | 対応 |
アンビエントサウンド | 対応 | – |
360オーディオ | 対応 | 対応 |
AI翻訳 | 対応 | 対応 |
バッテリー | イヤホン :53mAh 充電ケース:515mAh |
イヤホン :48mAh 充電ケース:515mAh |
通信 | Bluetooth5.4 | Bluetooth5.4 |
コーデック | AAC,SBC SSC(Seamless) – |
AAC,SBC SSC(Seamless) SSC-UHQ |
防水 | IP54 | IP57 |
2モデルともGalaxy AIによるリアルタイム翻訳に対応しています。
防水等級やマイクの数でスペックダウンしていますが、アンビエントサウンド(周囲の音に合わせて音量を自動調整する機能)に対応するなど本家よりも向上したスペックとなっています。
コーデックは廉価版ながらSamsung Seamless Codec(24bit/48kHz)に対応しており、過去のGalaxy Buds FEはSamsung Scalable Codec止まりでした。
Galaxy Buds3 が対応するSSC-UHQ(24bit/96kHz)への対応可否は不明ですが、現時点で公表されたスペックを見る限り対応していない可能性があります。(いずれもGalaxyスマホとの専用コーデック)
向上したバッテリー
本体重量は0.3g重くなりましたが、バッテリー容量は53mAhに増えました。
ANC使用時のバッテリー持ち公表時間は次のようになっています。
Galaxy Buds3 FE | Galaxy Buds3 | |
---|---|---|
通話時間 | 4時間 充電で最大18時間 |
3.5時間 充電で最大18時間 |
音楽再生 | 6時間 充電で最大24時間 |
5時間 充電で最大24時間 |
ケースで充電しながら利用した利用時間は変わらないものの、イヤホンの利用時間は向上しているみたいです。
価格
アメリカでは149.99ドルで販売がスタートします。前モデルのGalaxy Buds FEは99.99ドルだったので大幅な値上げとなりました。
本家のGalaxy Buds3 が179.99ドル(27,500円)なことを踏まえれば廉価版と言えるほど価格が落ちていません。また日本ではGalaxy Buds3 ホワイトがGalaxy Z Fold7予約のプレゼントキャンペーンで数多く流通しており、現在は7000~8000円台まで値下がっています。
現在のこれが最もコスパが良いので廉価版の存在意義が薄れますが、ホワイトのカラーリングが不人気なようです。。。
終わり
廉価版というほど安くはなく、日本市場においてはBuds3が格安で購入できることも相まってあまりコスパが良く感じないというのが本音です。ただ値段にそこまで差がないため、明確な劣化モデルというわけでもなく、オミットされている部分が少なくむしろ改善点もあります。
なのでGalaxy Buds3 シリーズの新しいラインナップといった位置づけです。
海外で発売は9月5日となっていますが日本では現時点で未発表です。
コメント