Lenovoはベルリンで現地時間9月5日に開催したLenovo Innovation World 2025にて、新しいAndroidタブレットとなるIdea Tab Plusを発表しました。
名前からわかるように今年発売されたIdea Tab の上位モデルでIdea Tab Proの下位モデルという中間の立ち位置です。
すでに日本向けの型番も存在しており、国内での発売に期待が寄せられます。
詳細なスペック
日本市場向けの型番のスペックです。
情報 | 機種名 | Lenovo Idea Tab |
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型番 | TB361FU ZAFR0387JP |
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発売日 | 2025年9月(グローバル) | |
チップ | SoC | MediaTek Dimensity 6400 |
CPU | 2x Cortex-A76@2.5GHz 6x Cortex-A55@2.0GHz |
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GPU | arm Mali-G57 MC2 | |
NPU | – | |
RAM ROM |
構成 | 8GB/128GB 8GB/256GB 12GB/256GB |
規格 | メモリ:LPDDR4X | |
ストレージ:UFS2.2 | ||
外部ストレージ | 最大2TBのmicroSDカード | |
画面 | 画面 | 12.1インチ /IPS液晶 /96% DCI-P3 2560×1600@90Hz 16:10/249dpi |
明るさ | 600nit /屋外800nit | |
ペン対応 | Lenovo Tab Pen Lenovo Tab Pen Plus |
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外観 | 本体素材 | メタル |
サイズ | 278.8 x 181.05 x 6.29 mm | |
重さ | 約530g | |
カラー | サンドローズ /ルナグレー /クラウドグレー | |
カメラ | メインカメラ | 13MP オートフォーカス |
インカメ | 8MP | |
フラッシュライト | なし | |
バッテリー | 容量 | 10200mAh |
充電 | 45W(10V/4.5A) USB-C | |
通信 | ネットワーク | Wi-Fi 5 /Bluetooth 5.2 |
SIM | グローバル版のみ | |
GPS | あり | |
その他 | スピーカー | 4スピーカー / Dolby Atmos |
USB | USB-C 2.0 | |
防水 | IP52 | |
生体認証 | 顔認証 | |
バイブレーション | グローバル版のみ | |
AI | かこって検索、Gemini | |
サポート | OS | Android 15以上 |
アップデート | 不明 | |
アクセサリ | Lenovo Tab Pen Lenovo Folio Keyboard for Idea Tab Plus |
日本市場向けのSIMカード対応モデルはありません。メモリ構成やカラーバリエーションなど、すべてが実際に発売されるとは限らないことに注意してください。
上位モデルのIdea Tab Proがメモリ8GBなので、それを超える12GBは発売されないように思います。
真ん中の製品
画面サイズではIdea Tab が11.0インチ、Idea Tab Pro が12.7インチで、その中間となる12.1インチで少し大きめサイズとなり他のタブレットではあまり見かけないサイズ感です。
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搭載するSoCはMediaTek Dimensity 6400で、これはIdea Tabに搭載された Dimensity 6300と比べて高性能コアが0.1GHz向上しています。AnTuTuは40万程度と予測されます。
性能は微差ですが、こちらはメモリ4GBのIdea Tabとは違って、最低でも8GBのメモリを搭載するためより快適な動作が期待されます。
ペンが付属
Lenovo Tab Penがバンドルされており、またLenovo Tab Pen Plusにも対応するようです。その他のアクセサリーにはフォリオ キーボードなどもあり、充実しています。
価格
ヨーロッパ市場では9月から発売が開始されるとしており、299ユーロで販売が想定されています。
アメリカのLenovoストアでは正式に販売が開始されており、8GB/128GBの構成で289.99ドルとなっています。
ちなみにアメリカではIdea Tab Pro 128GBがセールで389.99ドルから279.99ドルになっており、今のところIdea Tab Plusを購入するメリットは薄いです。
日本ではIdea Tabが30,900円、Idea Tab Proが54,780円で販売開始したので、予想される価格は4万円程度だと思います。
終わり
LenovoからYoga Tabと合わせて新タブレットが一気に発表されました。ノートパソコンブランドのIdeaやYogaが使われており、さらにIdea Tabシリーズでは松竹梅のように商品の等級がよりわかりやすくなりました。
メモリ4GBとなったIdea Tabに変わって、8GBでそこそこあらゆる動作に快適性を見込めるようになっています。
日本発売はもうしばらく先となるかもしれませんが、期待しましょう。
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