
インテルが2026年第二四半期に登場を予告していたIntel Core 300シリーズ(Wildcat Lake)を搭載したノートパソコンが発表されています。
Core 300シリーズの概要

Wildcat Lakeのコードネームで呼ばれるこのプロセッサー群は、Intel 18Aリソグラフィで製造されたCPUとXe GPUを備えた低価格向けの新しいプロセッサーです。
CPUはすべてPコア2基とEコア4基で合計6コアという構成でPanther Lake(Core Ultra 300)と同じアーキテクチャが採用されており、いずれもハイパースレッディング機能はないので6スレッドですが、例外的に一番下となるCore 3 304のみ5コア構成です。
全部で7種類存在しています。インテルはGPUの演算能力もTOPS(一秒間に何兆回の演算が可能かを示す)を使っており、NPUと共に指標が見えます。
NPUは最大17TOPSなのでCopilot+PCの要件を満たしません。
| Wildcat Lake | CPU | GPU | NPU |
|---|---|---|---|
| Core 3 304 | 1+4コア 最大4.3GHz |
1コア@9TOPS 2.3GHz |
15 TOPS |
| Core 3 305 | 2+4コア 最大4.3GHz |
2コア@9TOPS 2.3GHz |
– |
| Core 5 315 | 6コア 最大4.4GHz |
2コア@18TOPS 2.3GHz |
15 TOPS |
| Core 5 320 | 6コア 最大4.6GHz |
2コア@20TOPS 2.5GHz |
16 TOPS |
| Core 5 330 | 6コア 最大4.6GHz |
2コア@20TOPS 2.5GHz |
16 TOPS |
| Core 7 350 | 6コア 最大4.8GHz |
2コア@21TOPS 2.6GHz |
17 TOPS |
| Core 7 360 | 6コア 最大4.8GHz |
2コア@21TOPS 2.6GHz |
17 TOPS |
CPUキャッシュはいずれも6MBで、TDPは15W(10W~35W)となっています。
PassMark CPUに登録されたIntel Core 5 320の性能では、マルチスコア15000点・シングル4100点となっていました。
6コアなのでマルチコア性能は控えめですが、シングルスコアは従来のCPUを上回る高い数値です。モバイル向けの省エネCPUとしては及第点ではないでしょうか。
世界を揺るがしたMacBook Neoに内蔵されているApple A18 Pro CPUの性能を上回っています。
レノボからまもなく登場か
レノボが先日発表したIdeaPad Slim 3シリーズにて、これらを搭載することが確定しています。
- IdeaPad Slim 3 14IWC11
- IdeaPad Slim 3 15IWC11
- IdeaPad Slim 3 16IWC11
- IdeaPad Slim 3 17IWC11
これらのノートパソコンにはCore 5 315・Core 5320・Core 7 350の最大3種類の採用が予定されていて、すべて14インチから17インチまで存在しており、レノボではミドルクラスのノートパソコンに該当します。
14インチ・15インチ・16インチについては日本販売も予告されています。
一部の国と地域ではOLEDディスプレイなどのオプションも用意されていますが、日本向けは輝度が400ニトに向上した45% NTSCのIPS液晶です。
Lenovo IdeaPad 3など低価格帯ノートパソコンのCPUはRyzen 8000シリーズ・Intel Core 13世代以来の刷新を迎えようとしていて、長年停滞していたCPU性能が動き始めようとしています。
Wildcat Lakeを搭載したエントリーモデルの発売に期待が高まります。





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