Lenovoは定番の大人気ノートパソコンシリーズThinkPad E14 Gen 8およびE16 Gen 4の販売を開始しました。
今のところインテルチップ搭載モデルのみが公表されていてAMD版の発表はありません。
幅広いPanther Lakeを搭載
ThinkPad E14 Gen 8 IntelはCPUにIntel Core Ultra シリーズ3(Panther Lake)を搭載します。Gen 7ではCore Ultra 200シリーズだったので順当な進化です。
今回の特徴はすべて40TOPS以上のNPUを搭載しているのでMicrosoftの提唱するCopilot+PCに準拠したAI PCとなることです。
Panther Lakeの種類は多岐にわたり、Core Ultra 200V(Lunar Lake)を踏襲したモバイル向けの超省エネ構成なものから、Core Ultra 200Hの後継となる多コア構成のパワフルなCPUまで混在していますが、ThinkPad E14 Gen 8 Intelでは最上級のCore Ultra Xシリーズを除いた選択肢が存在します。
ベースモデルは8コアのCore Ultra 5 325で、よりCPUコア数が増加するCore Ultra 5 336Hへの変更は38,500円です。ただし割引率が適用されるので実際にはその税抜き半額ぐらいで変更可能で、約2万円の追加でよりパワフルなCPUとなります。
| プロセッサー | CPU | GPU | NPU |
|---|---|---|---|
| Ultra 5 325 | 4+4コア 8スレッド |
40TOPS | 45TOPS |
| 最大4.5GHz | 4コア@2.45GHz | ||
| Ultra 5 336H | 4+4+4コア 12スレッド |
37TOPS | 47TOPS |
| 最大4.6GHz | 4コア@2.3GHz |
||
| Ultra 7 355 | 4+4コア 8スレッド |
40TOPS | 49TOPS |
| 最大4.7GHz | 4コア@2.5GHz | ||
| Ultra 7 356H | 4+8+4コア 16スレッド |
40TOPS | 50TOPS |
| 最大4.7GHz | 4コア@2.45GHz |
ThinkPad E14 Gen 8 Intelの詳細
以下の仕様は今のところ海外版などで判明している内容を含みます。
| 基本情報 | |
|---|---|
| 機種名 | ThinkPad E14 Gen 8 Intel |
| マシン番号 | 21Y6 |
| プロセッサー |
|
| CPU | Core Ultra 5 325 Core Ultra 5 336H Core Ultra 7 355 Core Ultra 7 356H |
| メモリ | |
| メモリ | 16GB~ |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB(2242サイズ) |
| slot | PCIe4.0 2280 SSD 最大1TB PCIe4.0 2242 SSD 最大1TB |
| メモリ情報 | SODIMM DDR5-5600 最大64GB |
| ディスプレイ | |
| 選択肢1 | IPS /1920×1200@60Hz /400nits /45% NTSC |
| 選択肢2 | IPS /1920×1200@60Hz /400nits /45% NTSC /タッチ |
| 選択肢3 | IPS /2880×1800@可変120Hz /500nits /100% sRGB |
| 外観 | |
|---|---|
| 重さ | 1.34kg~ |
| サイズ | 313 x 220.3 x 19.7 mm |
| カラー | ブラック |
| 素材 | 天板:アルミ / 底面:アルミ |
| ポート(奥順) | |
| 右側 | |
|
左側 |
|
| 機能 | |
| 生体認証 | オプション 顔認証(IRカメラ)・電源ボタン指紋認証 |
| Webカメラ | 5MP / 1080p IR / 780p |
| カメラシャッター | あり |
| キーボード | 日本語・英字、バックライトオプション |
| スピーカー | 2W x2 / Dolby Atmos |
| ネットワーク | 最大Wi-Fi 7 / BT 6.0 Itel AX211 / Realtek RTL8922AE / Intel BE213 |
| 電源 | |
| バッテリー | 48Wh / 64Wh |
| 駆動時間(JEITA3.0) | 動画再生 18.76時間・アイドル時 33.41時間 |
| アダプター | 65W USB-C |
ThinkPad E14 Gen 8 Intel ディスプレイ輝度の向上
ThinkPad E14 Gen 7からのハードウェアの変更は少ないですが、2026年Lenovo新モデルの多くは画面の再低輝度が300ニトから400ニトへ引き上げされており、この機種もその流れの恩恵を受けているようでベース構成では400ニトとなっています。
ディスプレイはThinkPad E14 Gen 7と同じく最高で2880×1800@可変120Hzの高級仕様が存在していて、下層モデルの輝度引き上げに呼応して500ニトへと引き上げされています。CTOモデルでは23,100円で変更できますが割引の適用で実際には1万円ちょっとで済みます。
ThinkPadで最も安価なEシリーズでもディスプレイに妥協のないモデルが購入できます。
ThinkPad E14 Gen 8 Intel 注文の注意点
現時点でのメモリ構成ですが最小の16GBモデルでは1枚のSODDIMとなっているなど、デュアルチャネル仕様ではないメモリ構成が存在しています。これらはメモリ増設で空きスロットを埋めない限りはグラフィック性能が上がらないことが予測されます。
また生体認証では指紋センサーを少額で追加可能です。顔認証も存在していますが、最も高解像度な500万画素WebカメラはIRがないので顔認証に対応しません。1080pの仕様を選ぶ必要があります。
ThinkPad E16 Gen 4も!
16インチ版となるThinkPad E16 Gen 4 Intelの販売も開始されています。
E16ではより大きな画面と、キーボードの右横にテンキーが追加されます。
14インチと仕様はほぼ同一ですがディスプレイオプションは異なっていて、画面輝度はすべて400ニト止まりなもののマルチタッチパネルの構成ではsRGB 100%かつ120Hzの豪華仕様です。E14ではタッチパネルオプションを追加すると色域が狭い45% NTSCとなるので大きな違いです。
ThinkPad E14 Gen 8 Intelの販売価格など
カスタマイズ可能モデルはCore Ultra 5 325/16GB/256GBの構成で199,980円からです。
割引率は50%でカスタマイズの税抜き額にこれが適用されるため、カスタマイズする場合は表示される追加料金より安くなります。
驚くべきはその他の構成で、これ以外はすべて40万オーバー、最も高い構成は70万円超えとなっています。カスタマイズ可能モデルで注文して同じ構成になるようカスタマイズすればもっと安いので、これらの値段は実際に支払う必要があるわけではありません。
ただしカスタマイズモデルは執筆時で納期が1か月先となっています。他のあまりにも高額なモデルは在庫の有無に関連していそうです。







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