先日Lenovoが発表したLegion Go 2の仕様が明らかとなりました。

詳細な仕様
日本向けデバイスの仕様です。
情報 | 機種 | Legion Go 2 (8.8インチ) |
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型番 | Legion Go 8ASP2 83N0000JJP(日本向け) |
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プロセッサー | チップ | Ryzen Z2 Extreme(TSMC 4nm) 15-30W cTDP |
CPU | 8コア16スレッド 3xZen 5 + 5xZen5c(5.0GHz+3.5GHz) |
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GPU | Radeon 890M 16コア /RDNA3.5(2900MHz) |
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NPU | – | |
構成 | 構成 | 32GB/1TB |
メモリ | LPDDR5X-8000(オンボードメモリ) | |
ストレージ | SSD PCIe 4.0×4 M.2 2242 スロットは2280サイズまで対応 |
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外部ストレージ | 最大2TBのmicroSDXC | |
ディスプレイ | 画面 | 8.8インチ OLED /DCI-P3 97% 1920×1200@30-144Hz DisplayHDR TrueBlack 1000 10点マルチタッチ |
保護 | Corning Gorilla Glass 3 | |
輝度 | 500nit /ピーク輝度1100nit | |
外観 | 素材 | PC-ABS |
重さ | 920g(内コントローラ 210g) | |
サイズ | 295.6 x 136.7 x 42.25 mm | |
カラー | エクリプスブラック | |
機能 | ポート | USB4@40Gbps x2 イヤホンジャック microSDカードリーダー |
生体認証 | 指紋(電源ボタン一体型) | |
オーディオ | HD オーディオ 2W x2(ウーファー) |
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ネットワーク | Wi-Fi 6E / Bluetooth5.3 | |
電源 | バッテリー | 74Wh 4セル |
アダプター | USB-C 65W | |
ソフト | OS | Windows 11 Home |
Office | 無料版 | |
サポート | 2031/09/21まで | |
アクセサリー | 付属品 | キャリーバッグ コントローラー プロテクティング カバー |
メモリ構成などは変動しうる可能性がありますが、今のところは32GB/1TBの高スペック仕様となっています。
強力なRyzen Z2 Extreme搭載
チップはRyzen Z2 Extremeで、Strix Pointと呼ばれるZen5とZen5cアーキテクチャを採用したチップです。
ざっくり言えば「Ryzen AI 350のCPU+Radeon 890M」というノート向けチップには存在しない構成で、GPUにより特化したポータブル ゲーミングPC向けオリジナルです。Ryzen AI NPUは搭載されません。
外観
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廉価モデル 8AHP2 の日本で発売しない可能性
日本国内での販売を巡って、技適通過が確認されたデバイスではLegion Go 8AHP2、Legion Go 8ASP2の2モデルが存在していました。

このうちLegion 8AHP2は技適通過したものの現時点で日本向け発売予定にはないので発売されるかは未定です。
Legion Go 8AHP2はRyzen Z2を搭載する廉価モデルにあたり、仕様はSoCがRyzen Z2、メモリがLPDDR5X-7500となっていることを除けば8ASP2と同一の仕様です。
Ryzen Z2は8コアのZen4 CPUと12CUのRDNA3 GPU(Radeon 780M)を搭載しており、これを搭載する廉価モデル8AHP2は実質的にLegion Go 1と性能面でほとんど同じです。
終わり
すでにアメリカでは販売ページが存在しています。初代Legion Goと比べるとチップ性能の向上はもちろんのこと、メモリ・ストレージが倍増して、さらにOLED化しました。
かなり期待できるデバイスとなりそうです。
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