最速CPUはSnapdragonに
先日グーグル公式ブログでAndroid OSがウェブブラウジング史上最速のモバイルプラットフォームとなったことが報告されました。
Android OSとハードウェア、そしてChromeブラウザの最適化によりこれらの偉業を達成することが出来たとされていて、その根拠となるのはSpeedometer 3.1というブラウザ上ベンチマークです。
グーグルはSpeedometer 3.1で競合他社スマホ(つまりiPhone)のスコア43.8に対して、最新Androidスマートフォンではスコア50.2を樹立したとアピールしています。

この最速を達成したスマホはSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載した最新スマートフォンを指していると思われ、実際に筆者がGalaxy S26のレビューで確認したSpeedometer 3.1のスコアは軽く50点を超えていました。
スマホでこのスコアはあまりにも衝撃的です。気になる人は自分の環境で試してみてください↓
あらゆるベンチマークでiPhoneを破る
よくある反応としてSpeedometer 3.1というベンチマークの妥当性が疑われることもありますが、これに関しては他のベンチマークでも同様にiPhone 17よりもGalaxy S26のほうがスコアが高いことで反証されます。
いずれも高いほど良いスコアです。
| ブラウザベンチ | Galaxy S26 | iPhone 17 |
|---|---|---|
| Google Octane 2.0 | 125593 | 116212 |
| Octane 2.0 Multi | 500067 | 418615 |
| AnTuTu HTML 5 Test | 113493 | 109112 |
| Speedometer 3.1 | 50.3±2.4 | 30.8±1.1 |
| JetStream2 | 473.435 | 348.438 |
| WebXPRT 4 | 281 | 288 |
ベンチマークのリンクは↓より
Google Octane 2.0Octane 2.0 PlusWebXPRT4AnTuTu HTML5 TestSpeedometer 3.1JetStream 2
これらのベンチマークはCPU性能の高さが関係しています。ブラウザベンチマークなので多少の誤差はありますが全体的にGalaxy S26が圧倒していて、この数値が高いほどウェブサイトの読み込みが速いということになります。
特に印象的なのがGoogle Octane 2.0のスコアです。現在は開発が止まっているベンチマークですが、このベンチマークでもしっかりとiPhone 17を打ち破っていることからも単純なCPUおよびOS側の最適化によってiPhone 17を超えたということになります。
特にこのGoogle Octane 2.0では長年iPhoneがAndroidスマホのスコアを圧倒していましたが、8Elite世代から追いつかれ、いよいよ追い越される形となりました。
| 2022 | Snapdragon 8 Gen 2 72179 |
Apple A16 75718 |
| 2023 | Snapdragon 8 Gen 3 79417 |
Apple A17 Pro 89112 |
| 2024 | Snapdragon 8 Elite 108184 |
Apple A18 Pro 108533 |
| 2025 | Snapdragon 8 Elite Gen 5 125593 |
Apple A19 Pro 119798 |
これは歴史的な出来事だと思います。明確にiPhoneが最速ではなくなり、その座をSnapdragonに奪われました。
Android OSやChromeブラウザの最適化についても少し根拠を感じます。
先ほどのGoogle Octane 2.0を例に取れば、Google Pixel 6シリーズに搭載されているGoogle Tensorプロセッサーではリリース当初44000程度でしたが、先日私が行った再計測では58000程度まで向上していました。
最新OS(Android 16)・最新Chromeブラウザ(ver 147)でかつてより30%もスコアアップしていて、ソフトウェアの最適化によって読み込み速度などが大きく向上していました。
今後もクアルコムが勝ちそう?
元々はアップルが常に最速のCPUを提供してきましたが、クアルコムも最新のTSMC N3Pで製造されたSoCを利用しているので半導体による効率性の優位はなくなっているはずです。
そしてEliteシリーズから採用された新しいOryon CPUが貢献していることは間違いなく、Android OSも昔に比べるとかなり効率化していることがなんとなく読み取れるので、これはかなり妥当な結果だと判断できます。
今後もまたアップルが優先的に最新半導体プロセスを利用するのではと言われてるので一時的に追い抜くことは考えられますが、半導体進化の鈍化によって常にアップルだけが最新プロセスを利用する環境はすぐに終わり、同じ半導体プロセスで勝負することになればまたすぐにクアルコムに追いつかれるのではないかと思います。















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