AQUOS R11とAQUOS R10 違いは?
6月16日、AQUOS R11が発表されました。7月9日以降に販売が開始される予定です。
最新モデルのAQUOS R11は発表されたばかりですが、早速物議を醸しています。
AQUOS R10との違いを見ていきます。
| 項目 | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| 画面 | 6.5インチ Pro IGZO OLED 1~240Hz Gorilla Glass Victus2 |
6.5インチ Pro IGZO OLED 1~240Hz Gorilla Glass Victus2 |
| 解像度 | 2340×1080 | 2340×1080 |
| 輝度 | 全白 :1800nits ピーク:3600nits |
全白 :1500nits ピーク:3000nits |
| 重さ | 195g | 197g |
| 性能 | Snapdragon 8s Gen 4 | Snapdragon 7+ Gen 3 |
| メモリ | 12GB+256GB(キャリア) 12GB+512GB(SIMフリー) |
12GB+256GB 12GB+512GB(SIMフリー) |
| ストレージ | UFS 4.1 SDカード非対応 |
UFS 4.0 最大2TBのmicroSD |
| バッテリー | 5100mAh | 5000mAh |
| 充電 | 36W PPS | 36W PPS |
| おサイフケータイ | あり | あり |
| オーディオ | ステレオ フルメタルBOX |
ステレオ フルメタルBOX |
| メインカメラ | 5030万画素 F1.9・1/1.55″ |
5030万画素 F1.9・1/1.55″ |
| 超広角カメラ | 5030万画素 F2.2・1/2.55″ |
5030万画素 F2.2・1/2.55″ |
| 望遠カメラ | 3850万画素 F2.4・1/2.88″ 光学3倍ズーム |
– |
| ネットワーク | Wi-Fi 7 / Bluetooth 6 | Wi-Fi 7 / Bluetooth 5.2 |
| SIM | nanoSIM / eSIM | nanoSIM / eSIM |
| 防水 | IP6X/IPX9 | IP6X/IPX9 |
| 接続 | USB 3.2 Gen 1 | USB 3.2 Gen 1 |
| OS | Android 16 3回のバージョンアップ 5年のセキュリティ更新 |
Android 15 3回のバージョンアップ 5年のセキュリティ更新 |
AQUOS R11で、変更されたポイントは次の通りです。
- microSDカードスロット廃止
- Snapdrgon 8s Gen 4に
- 最大輝度の向上
- 望遠レンズが追加
- 背面に「アカリウム」が追加
新機能のアカリウムです。
まさかのSDカード廃止
AQUOS R11はmicroSDカードスロットが廃止され、AQUOS R9 proに続いてmicroSDカードが使えないAQUOS Rシリーズとなりました。
今までAQUOS Rシリーズはグローバルメーカーのハイエンドスマホが次々とSDカード廃止を決める中、microSDカードの利用ができた数少ない高性能スマホだったので 、この決断にがっかりした人が多いと察します。
望遠カメラの追加
スペックシート上で見る限りAQUOS R10の二眼カメラ構成に望遠カメラを付け加えた、というトリプルレンズカメラです。
AQUOS R proシリーズほど拘り抜かれたカメラではなく、進化の面ではやや期待ハズレです。
最大輝度の向上
AQUOS R11はピーク輝度が3600ニトに向上しています。
実際にピーク輝度3000ニトと体感できる違いはほとんどないと思われますが、実用的な範囲内となる全白輝度も300ニト向上した1800ニトになっています。
R10でも十分な領域に達していましたが、R9ではノータッチだった全白輝度もスペックが底上げされました。
容量の違い
AQUOS R11は、R10と同じく256GB・512GBストレージが用意されますが、キャリア版(ドコモ・ソフトバンク)が256GBのみ・SIMフリー版が512GBのみ、という販売チャネルによって容量が異なる変則的な販売ラインナップとなっています。
そのため公表されたSIMフリー版の価格は179,520円~とかなり高額になりました。

AQUOS R11 ベンチマークは?
Snapdragon 8s Gen 4はヘキサコア?
AQUOS R11はSnapdragon 8s Gen 4搭載ですが、ヘキサコア(6コア)と表記されていて、CPUの構成は3.2GHz+2.8GHz+2.0GHzとなっています。
本来、Snapdragon 8s Gen 4はオクタコア(8コア)で、次のような構成です。
- 1x Cortex-X4@3.2GHz(プライム)
3x Cortex-A720@3.0GHz(パフォーマンス)
2x Cortex-A720@2.8GHz(ミドル)
2x Cortex-A720@2.0GHz(リトル)
AQUOS R11のCPU構成には2.8GHzの表記がないので、おそらくミドルコア2基が抜けた6コア構成だと推測されます。
しかしSHARPはCPU性能が13%向上・GPU性能は40%向上と伝えています。

AQUOS R11 AnTuTu総合スコアの目安
AQUOS R11へ搭載されるSnapdragon 8s Gen 4は、Xiaomi Pad 8やPOCO F7にも搭載されていて、そのベンチマーク結果では最新バージョンでおよそ200万ぐらいです。
それに対してAQUOS R10はSnapdragon 7+ Gen 3ですが、GPUで大きな差がついています。
実際にAQUOS R10で計測したAnTuTuスコアです。
Snapdragon 8s Gen 4 vs Snapdragon 7+ Gen 3
Snapdragon 8s Gen 4と7+ Gen 3の性能比較です。その他のベンチマーク結果も合わせてご覧ください。
AnTuTuで比較
| 比較 | AnTuTu 10 総合スコア |
|---|---|
| Snapdragon 7+ Gen 3 | |
| Snapdragon 8s Gen 4 | |
| 比較 | AnTuTu 11 総合スコア |
| Snapdragon 7+ Gen 3 | |
| Snapdragon 8s Gen 4 |
3DMark Wild Life Extreme Unlimitedで比較
| 比較 | WL Extreme Unlimited |
|---|---|
| Snapdragon 7+ Gen 3 Adreno 732 |
|
| Snapdragon 8s Gen 4 Adreno 825 |
Geekbench 6で比較
| SoC | シングル | マルチ | Vulkan | OpenCL |
|---|---|---|---|---|
| Snapdragon 7+ Gen 3 | 1858 | 5059 | 8952 | 8195 |
| Snapdragon 8s Gen 4 | 2133 | 6777 | 18530 | 13582 |
AQUOS R11はバッテリー持ちが向上?
SHARPが公表したAQUOS R11のバッテリー持ちは、AQUOS R10のそれと比較して少し奇妙です。
| 項目 | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| 待機時間 | 710時間 | 800時間 |
| 通話時間 | 3,450分 | 2,990分 |
通話時間ではAQUOS R11が、待機時間ではAQUOS R10が優位です。バッテリー容量が100mAh増えているAQUOS R11ですが、あまり関係なさそうです。
通話時間だけ見ればAQUOS R11に搭載されているSnapdragon 8s Gen 4はより省エネな通信モデムとなった、と見れますが待機時間は逆転しているため判断が難しいです。
測定環境は一定ではなく、AQUOS R10のものは一年前に公表された結果データなので注意です。
AQUOS R11 microSDカード廃止が致命的か
すでにAQUOS R11の予約が開始されていて、販売は7月9日からとなります。
絶対に内蔵ストレージ512GBが必要だという人が多いのでしょうか?個人的な意見としては256GB+microSDカードが攻守最強だと思いますが、512GBでmicroSDカード廃止はかなり攻めている、というかAQUOSの評価されていた部分を捨てていると感じます。
あくまでも多数のスマホを触っているレビュワー目線の意見ですが、Snapdragon 8s Gen 4というPOCO F7など5~6万円台で提供されている機種のチップセットであり、さらにそれを下回る6コア版となっていて、AQUOS R11は価格に見合った何かを持っている機種という感じは全くありません。
proほどのカメラ・性能ではなく、値段はpro並みになってしまいました。










コメント