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Galaxyバッテリーを保護で直接給電についての検証【続編】

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昨年投稿したSamsung Galaxyにおける直接給電の記事が割と反響があったようで、すぐ続きの検証を投稿しようと思っていたのですが、あまりいい加減なことを世に発信できないなあと思って、投稿できず1年近くが経った次第です。

前回は読者の皆様に物議・疑念を抱かせたこと、お詫びします。

今回はこの続きとして、私なりの直接給電についての結論的なものを書こうと思っている次第です。

 

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トリクル充電ではないかという指摘

前回投稿した記事で争点になっているのは下記の記述のようです。

電池残量が80%以上の状態で「バッテリーを保護」を「最大」にします。
この状態で充電ケーブルに繋いで「バッテリーを保護するために充電を停止」と表示されたら直接給電されています。

前回の記事

これについて、この状態は”トリクル充電”ではないかという指摘があって、これはサムスン以外の他のスマホにおける「バッテリーを保護」状態でも同様の指摘が見受けられます。

トリクル充電とは微量な充放電を繰り返す状態で、直接給電による完全な電源駆動を実現できていないのではないかという疑念です。

 

このトリクル充電については、実を言うと前回投稿した時にすでに把握していたのですが、あえてそれを書きませんでした。というのも以前に直接給電の検証で用いたのは主にギャラタブ(Galaxy Tab S9)で、端的にいえばスマホ・タブレットで直接宮殿とされる際の挙動が異なっていました。

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タブレットは完全にバイパス、スマホはトリクル

Galaxyデバイスにおいては、結論から言えばこの見出しなんです。

「バッテリーを保護」状態で常に充電アダプターに繋いだ状態であれば、タブレット(Galaxy Tab S9・S11で検証)はバッテリーへの電力供給が確認できない状態ですが、一方でスマホは微量に充電されているトリクル充電となっています。

では「バッテリーを保護」状態で直接給電になっているというのはスマホにおいては嘘ではないか、という話になりますが、実はGalaxyスマホにおいては公式機能となる「ゲーム中はUSB-PDを一時停止(Pause USB-PD)」でもトリクル充電(=バッテリーが微量に充電されている状態)となります。

adbコマンドにて無理やりpass_throught=1の状態にした、内部機能的にはSamsung公認とも言えるバイパス充電状態でも、スマホの場合はトリクル充電です。

この確認はAccuBatteryのようなリアルタイムで充電状況を確認できるアプリで行っています。

Accu​Battery - 電池 バッテリー - Google Play のアプリ
AccuBatteryは、科学の力でバッテリーの健康と性能を監視して。

Galaxyスマホでの挙動↓

Galaxy S25 バイパス充電

Galaxy S25で検証したpass_through=1での挙動

直接給電中は極微量の電力がバッテリーに充電されており、また一方で微量にバッテリー消費されており、バッテリーはUPSのように機能して瞬断を防いでいると思われます。

 

前回あえてトリクル充電に言及しなかった理由はこれで、トリクル充電であってもメーカーはそれを直接給電状態と呼んでいるので、それ以上のことは言及しなかった次第です。

ちなみにですが、この状態で運用したGalaxyスマホでもデータ上はバッテリーサイクルが増えたりやBsohが進むことはありませんでした。(adb shell dumpsys batteryにて確認)

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他メーカーのスマホでのバイパス充電

他のメーカーではバイパス充電を明確に打ち出しているスマホはいくつかあります。

今回このタイミングで再投稿したのも、この観点の検証で多数のスマホレビューを行ってある程度サンプルが増えたためです。

モトローラのスマホmotorola edge 50s pro・motorola edge 60 proでは直接給電についてはメーカーが公表しているわけではないものの、私が確認した範囲ではバッテリーを一切充電しない状態になることを確認できています。(ただし最新アップデートで利用できなくなったりしている報告あり)

 

一方でOPPO Find X9などメーカーがバイパス充電を謳っているものでも、微量にバッテリーが充電されるトリクル充電状態だったりするものもありました。

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トリクル充電は偽物なのか

まず前回争点となった「バッテリー保護の状態で直接給電されているのか」ですが、この状態のときバッテリーの電力消費が格段に抑えられている・バッテリー温度の低下などにより疑う余地はないと思います。

これに反論として上がるのがトリクル充電ですが、一般的な見解としてトリクル充電しているからと言って直接給電していないわけではないです。

トリクル充電と直接給電は異なる概念で、これは両立することもあり得ます。

「直接給電=完全にバッテリー回路を切り離す」ではなく、上で説明したように直接給電中であってもバッテリーはUPSとして機能するのが普通で、その消費分をトリクル充電で補うこともあります。

ノートパソコンの一般的な回路例が電子通信情報学会にて掲載されていたので紹介しておきます。PDFファイルリンク

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結論

バッテリー保護で直接充電の結論は「トリクル充電するものと、そうでないものがある」です。

メーカーがバイパス充電として扱っている機能であっても、トリクル充電の場合も存在しています。

トリクル充電しないmotorola edge 50s proなどは、自然放電を防ぐための手段としてバッテリー80%未満でバイパス充電を解除するという方式でした。

この一定値まで充電しない方式はノートパソコンで主流となっている電源駆動時の挙動ですが、スマホメーカーではトリクル充電式を採用しているところも多々ありますが、ノートのような方式を採用する方が多くの人がスッキリ納得するのではないかと思います。

 

もちろんここに掲載している事柄は公式ではないのでご留意を。

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