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今回はXiaomi最新の定番タブレットXiaomi Pad 8をレビューします!
- Xiaomi Pad 8 128GB ブルー
すでに性能チェックをしているので、今回は本体の使用感・バッテリー持ち・充電速度・発熱などを中心にレビューしていきます
レビューの要点
- アルミ一体型ボディで高級感あり
- 比率3:2のディスプレイがとにかく使いやすい
- 薄さ5.75mm・485gを実現
- 豊富な便利機能
- 滑らかな操作感
- 十分高性能なSnapdragon 8s Gen 4
- 充電器が付属
- 画面輝度は当たり外れあり
- メモリストレージに選択肢がない
- 付属充電器より別売りのほうが速い
- PPSは条件が複雑
Xiaomi Pad 8 特徴
Xiaomi Pad 8 の性能!
Xiaomi Pad 8のプロセッサーは最新のSnapdragon 8s Gen 4が採用されていて、比較的高性能なタブレットです。
販売価格は74,980円からと少々お高いですが昨今の物価状況ではスタンダードな価格です。
Redmi Pad 2 Pro 5G のスペック
- 画面 :11.2インチ液晶・3200×2136@144H・タッチレート実測120Hz(ゲーム時240Hz)
- チップ:Snapdragon 8s Gen 4
- メモリ:8GB+128GB
- バッテリー:9400mAh・45W急速充電(充電器付属)
- サイズ:251.22 x 173.42 x 5.75 mm / 485g
- 生体認証:顔認証
- スピーカー:4つ
- 接続性:Wi-Fi 7 / USB 3.2 Gen 1
Xiaomi Pad 7からはマイナーチェンジモデルですが様々な進化を遂げています。
- SoC:Snapdragon 7+ Gen 3 → 8s Gen 4に格上げ
- 薄さ・軽さ:6.18mm・500g → 5.75mm・485gにスリム化
- ネットワーク:Wi-Fi 6E → Wi-Fi 7
- バッテリー:8850mAh → 9400mAhへ増量
その反面、ストレージのオプションから256GBが消えて完全に128GBオンリーになりました。正直今の時代は物足りなく感じることが多いです。microSDカードが使えないのも痛いです。
セットアップした後30.8GB利用中でした
ディスプレイは3K解像度なので高精細で、DCI-P3をカバーしている有機ELタブレットとも遜色のない色鮮やかな表現ができていました。リフレッシュレートは最大144Hzで滑らかです。
タッチサンプリングレートは通常時120Hzですがゲーム中は240Hzになります。ゲームターボというアプリから設定を変更することで任意のアプリを240Hzにできます。
フラグシップモデル級のクオリティ
Xiaomi Pad 8は2026年03月に登場した11.2インチのタブレットです。
本体の素材はアルミ一体型ボディです。高級感があることは言うまでもありません。
Xiaomi Pad 8をチェックする
Galaxy Tab S11(5.5mm)と比較、ほぼ同じ↓
3:2が最高すぎる
Xiaomi Pad 8の画面サイズは11.2インチという数字だけでは見えてこないのですが、解像度3200×2136でアスペクト比率3:2なのでより正方形に近いサイズ感です。
マイクロソフトサーフェスを使ったことがある人ならこの比率が最高だと知っているはずですが、通常の横長比率の16:10などの画面に比べると縦幅が広く表示領域が大きいです。Androidタブレットで一般的な16:10比率の11インチモデルと比べると、横幅はほぼ同じですが縦幅の長さは一目瞭然です。
Galaxy Tab S11と並べています↓
3:2比率ディスプレイは特にタブレットを縦持ちする人にとってもメリットがあります。縦持ちの際には横幅が広いため、縦長タブレットで視聴する映像よりも大きくなります。実は縦長タブレットよりもメリットが大きいです。
←Xiaomi Pad 8・Galaxy Tab S11→
横画面で映画などの動画を視聴する際は上下に帯ができてしまいますが、そこまで気になりません。
重さは実測で489.1gでした。11インチというサイズでは重ためですが画面が3:2比率で大きいことを考慮すれば軽めです。
画面輝度は個体差あり
Xiaomi Pad 8の画面輝度はメーカーによって標準600ニト・最大輝度800ニトと公表されています。
しかし当サイトで実測したXiaomi Pad 8の画面輝度は標準で最大502nits・明るさの自動調整下で最大641nitsでした。
手動調整では「日光モード」という周囲の光の強さに合わせて輝度を上昇させるオプションもありますが、私が確認した範囲ではこれをオンにしても輝度は上昇せず全く機能していませんでした。
Xiaomi Pad 8 の明るさ分布(自動調整)
| インカメラ | ||
|---|---|---|
| 613nits | 614nits | 640nits |
| 605nits | 641nits | 615nits |
| 573nits | 601nits | 585nits |
測定条件:全白、色彩:原色 Pro、色温度:デフォルト
明るさ自動調整の設定下においても最大輝度800ニトは達成されず、600ニト程度に留まっていました。測定では環境光センサーに十分強い光を照射して光検知をクラックしています。
Xiaomi Pad 8をチェックする
便利機能多め!
Xiaomi Pad 8はHyperOS 3を搭載していてアプリクローンなど便利な機能が多いので退屈しません。動画同時再生も可能でした。
マルチタスクしやすい機能が揃っていて、滑らかにフローティングウィンドウへの切り替えなどができます。とにかく操作感は滑らかでした。
Xiaomi Pad 8 性能チェック
Xiaomi Pad 8 AnTuTuスコア
定番のベンチマークです。3回連続でAnTuTu v11.1.1を計測した結果です。(右から順に1回目、2回目、3回目)
スコアが低下する様子はありませんでした。3回実行直後の本体背面温度も最大34℃で落ち着いています。本体がほんのり温かくなる程度です。
その他のベンチマーク類はこちらの記事で↓
Xiaomi Pad 8 ストレージ・メモリの速度
CPDTベンチマークというソフトでメモリ帯域とSDカードの読み取り速度を調べます。ストレージ速度のベンチマークですが5番目のMemory copyはRAMの帯域です。
ストレージはUFS 3.1に準拠した速度でしたが、RAM速度はハイエンドとして十分高速でGalaxy Tab S9と同等クラスでした。
RAMの速度
| 比較 | Memory copy |
|---|---|
| Galaxy Tab S11 | |
| Galaxy Tab S9 | |
| Xiaomi Pad 8 | |
| Redmi Pad 2 Pro 5G |
スコアの目安
| RAM規格 | スコア例 | 評価 |
|---|---|---|
| LPDDR5X | 10~25GB/s | ~最上級 |
| LPDDR5 | 10~15GB/s | ミドルスマホ |
| LPDDR4X | ~7GB/s | エントリースマホ |
PCMark
定番ベンチマークのPCMark Work 3.0 battery lifeを測定して、Xiaomi Pad 8のバッテリー持ちをチェックします。
測定はアプリが推奨する方法に則って輝度を200ニトにキャリブレーション済みとして、リフレッシュレートを60Hz・最大144Hzに分けて測定しました。
←60Hz・144Hz→
比較
| 機種 | PCMark battery life スコア(60Hz) |
|---|---|
| Galaxy Tab S9 8400mAh |
8時間04分
|
|
スコア14681
|
|
| Galaxy Tab A11+ 5G 7040mAh |
9時間43分
|
| スコア12209 | |
| Redmi Pad 2 Pro 5G 12000mAH |
10時間13分
|
|
スコア10735
|
|
| Xiaomi Pad 8 |
10時間43分
|
|
スコア12135
|
バッテリーテストの測定条件:200nitキャリブレーション・機内モード・ミュート・リフレッシュ レート60Hz(ベンチマークソフトの提供:https://benchmarks.ul.com/)
大容量な9400mAhバッテリーもあってか駆動時間は長めでした。しかしリフレッシュレート60HzにおけるWork 3.0 performanceスコアが12135と低く、Galaxy Tab A11+と同じぐらいのスコアで性能がかなり制限されている状態でした。
最大144Hzモードでもスコアはあまり高くなく、普段使いにおいては性能が限界まで出ず制御されているようでした。別記事で検証した性能測定でもブラウザベンチマークにてクロック動作周波数が最大になりませんでした。
これはやや残念です。
動画再生時間
Xiaomi Pad 8の動画再生時間を調べます。
バッテリー10%減るまで再生したところ1時間36分となりました。
| 機種 | 動画再生時間 |
|---|---|
| Galaxy Tab S11 8400mAh |
1時間09分
|
| Redmi Pad 2 Pro 5G 12000mAH |
1時間22分
|
| Xiaomi Pad 8 |
1時間36分
|
(横画面・1080p@30fpsのアニメ再生・輝度200ニトにキャリブレーションの条件で測定)
動画再生では可変リフレッシュレートにより30Hz・48Hzまで低下するので大画面ですがバッテリー持ちは良さそうでした。動画再生用途にはちょうど良さそうです。
Xiaomi Pad 8 充電チェック
純正充電器はボトルネック

MDY-17-EN
Xiaomi Pad 8には充電器・ケーブルが付属しています。最大45Wの急速充電が可能ですがポートがUSB-AとなっているXiaomiの独自規格です。
充電器はPPSをベースとしたXiaomi独自規格の45W急速充電の他に、一応USB-PD 3.0 27Wにも対応しています。他メーカーのスマホではPPSは無理ですがPD 3.0で充電できるので汎用性があります。
充電器付属は普通にありがたいですが弱点もありました。高出力が続く環境では発熱に弱いので充電速度がすぐに低下してしまいます。
充電開始10分後の充電器は47℃まで上昇、26Wまで低下
付属とは別の充電器を使うとより速いです。
POCO X8 Pro Maxなどに付属する100W充電器(MDY-19-EX)では最大45Wに変わりないものの、高出力が持続するので100%までの充電時間は短かったです。Xiaomi Pad 8を完璧に高速に充電したいと思う人はオプション品を購入したほうが良さげです。
以下は20%→100%まで充電する際のワット数推移です。付属充電器とPOCO X8 Pro Maxの100W付属充電器を利用した結果で比較しています。
45W付属充電器でのワット数推移(1時間17分)
100W充電器でのワット数推移(1時間4分)
各タームごとのバッテリー量・ワット数・バッテリー温度
| 充電 | 開始 | 10分 | 20分 | 30分 | 40分 | 50分 | 60分 | 70分 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 45W付属 MDY-17-EN |
残量 | 20% | 35% | 45% | 55% | 64% | 73% | 83% | 94% |
| 電力 | 37W | 26W | 23W | 24W | 24W | 24W | 25W | 25W | |
| 温度 | 27℃ | 33℃ | 32℃ | 32℃ | 32℃ | 32℃ | 31℃ | 28℃ | |
| 100W充電器 MDY-19-EX |
残量 | 20% | 36% | 50% | 63% | 74% | 86% | 97% | – |
| 電力 | 37W | 32W | 32W | 27W | 28W | 26W | 26W | – | |
| 温度 | 30℃ | 36℃ | 37℃ | 38℃ | 36℃ | 35℃ | 33℃ | – |
Xiaomi Pad 8 PPSは複雑な条件

Xiaomi Pad 8は公式にUSB-PD PPS充電に対応していることが公表されています。
しかし多くのUSB-PD充電器ではPPSに切り替わることなく、USB-PD 3.0のまま充電速度は最大14Wとなります。急速充電と表記されるものの充電完了まで途方もない時間を要する異なります。
仮にPPSが実現できたとして市販のUSB-PD充電器で確認できた最大ワット数は約30W(10V/3A)で、付属充電器の45Wを下回ります。
PPSの条件など詳しい検証は以下で行っています↓
リバース充電は使えない?

Xiaomi Pad 8は最大22.5Wの有線逆充電に対応していると公表されていますが、実際にいくつかのスマホで試しましたがいずれも高く出力されずでした。
通知へたまにリバース充電という項目が現れるのですが、これを有効化したら充電プロトコルが単なるUSB充電からUSB-PD3.0/6W(5V-1.2A)に切り替わることは確認できてはいますが、ここから充電速度が上昇する素振りはありませんでした。
条件次第ではもっと充電速度が上昇するかもしれませんが、私が検証した範囲においてXiaomi同士となるPOCO X8 Pro Maxでも6W以上にはならなかったです。
以前レビューしたRedmi Pad 2 Pro 5Gでも高速リバース充電の使い方がわかりませんでした。
Xiaomi Pad 8 総評

通常販売価格7万円という安価な価格帯で5mm台という薄さ、500g未満の重さに挑戦したことは素晴らしいと思います。
Xiaomi Pad 8は10万円以上のプレミアムなタブレットと同等の付加価値を実現しており、業界王者であるGalaxy Tab S11は未だ16:10の比率ですが、Xiaomi Pad 8は前モデルから引き続き大きくて扱いやすい3:2比率に挑戦してかつ、本体のクオリティを更にブラッシュアップしているのでAndroidタブレットで最高のクオリティと言えるかもしれません。
性能では十分すぎるほどのSnapdragon 8s Gen 4を搭載していて、ブラウザなどの普段使いで完全にフルパワーとなるわけではないのが少し残念ですがそれでも十分だと感じました。体感としてハードウェアクオリティや性能などGalaxy Tab S9(Snapdragon 8 Gen 2)以上の製品でした。
しかしメモリ8GB+128GBというハイエンドクラスのチップセットに対してバランスが悪い構成には否定的な意見もあります。256GBの選択肢かSDカード対応が欲しいです。
そして実機レビューして初めてわかった事として、ディスプレイ輝度は当たり外れが激しいのか800ニトの水準に達する個体ではなかったので非常に残念に思いました。
細かい点ではありますが付属充電器は発熱に弱いのでフルスピードが出ず、また汎用充電としてPPSにも対応しましたが別記事に投稿している検証にて複雑な条件が判明しています。リバース充電も条件が難しそうで、充電周りはまだまだ課題が多そうです。
総じて少々荒削りではあったものの、タブレット本体のクオリティは非常に高いので満足の行くデバイスです。セールなどで5万円前後で購入できれば高コスパといえるでしょう。
Xiaomi Pad 8 の評価
- アルミ一体型ボディで高級感あり
- 比率3:2のディスプレイがとにかく使いやすい
- 薄さ5.75mm・485gを実現
- 豊富な便利機能
- 滑らかな操作感
- 十分高性能なSnapdragon 8s Gen 4
- 充電器が付属
- 画面輝度は当たり外れあり
- メモリストレージに選択肢がない
- 付属充電器より別売りのほうが速い
- PPSは条件が複雑

























































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