
3月に新しく登場したXiaomi Pad 8、実はUSB-PD PPSに対応しています。
おそらくこれはシリーズ初のことで、前作のXiaomi Pad 7ではPPSに対応しないと公式が明言していましたが、Xiaomi Pad 8では逆に公式サイトでPPS対応であることが明らかとされています。
以下をご参照ください↓


今回はXiaomi Pad 8のPPS充電を検証してみようと思います。
Xiaomi Pad 8をPPS充電できるアダプター

先に少しだけ結論を書くとXiaomi Pad 8をUSB-PD PPSで充電できる充電器は”11Vまでの範囲となるPPS”が必要とされているみたいです。
これを満たさないPD充電器はPPSに切り替わることがなく、PD 3.0(14W)での充電となるため非常に時間がかかります。
PPSに切り替わっているなら1時間30分もあれば充電が終わります。
手持ちの充電器で試してみて、Xiaomi Pad 8のPPS急速充電ができる充電器を書き出します。
PPSに切り替わった充電器↓
| CIO LilNob(G65W2C1A) 11V-5A PPS |
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| Google 30W(G9BR1 LPS) 11V-3A、21V-1.5A PPS |
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| PC用USB-Cアダプタ(8SGX21J75548C1TJ) 11V-3A、21V-3A PPS |
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| UGREEN X773(P/N 65619) 11V-2.75A PPS(USB-C4) |
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PPSに切り替わらない充電器
| Anker 317 100W 1ポート 21V-5A PPS |
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| UGREEN Nexode 100W 2ポート CD254 21V-5A PPS |
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Anker・UGREENでも駄目
AnkerやUGREENといった代表的な充電器メーカーの100W対応充電器でもPPSに切り替わらなかったのは驚きでした。単に条件を満たせていないようです。
Xiaomi Pad 8の充電でPPSの動作をきちんと確認できたのはCIO LilNob(PPS:11V-5A)とLenovoPC用ACアダプター(PPS:11V-3A or 21V-3A)、執筆時点で新しいUGREEN X773(USB-C4ポートのみPPS:11V-2.75A)です。
CIO LilNob
CIO LilNobでは11V-5Aの最大55W PPSに対応しますが、Xiaomi Pad 8の充電では5A対応ケーブルを利用した場合でも出力アンペア数は3A止まりでした。
PC用アダプターでもOK
PC用の充電器(8SGX21J75548C1TJ)はLenovoPCに付属する3ピンUSB-C 65Wアダプターです。21V-3A PPSの他にも、11V-3A PPSにも対応しています。
UGREENでも物によってはOK
UGREEN X773は執筆時点で新しいインジケーターが内蔵されているUSB-Cを4ポート搭載した充電器です。4ポート目となるUSB-C4のみ11V-2.75A PPSに対応で、他は21V-5A PPSのみ対応です。
Xioami Pad 8ではUSB-C4ポートで充電した場合のみPPSに切り替わりました。
一部おかしな挙動をするものも
利用できた充電器にGoogle 30W(廃盤)もありますが、PPSに切り替わる際に切断を繰り返してまともに充電できない状態でした。これは充電器側に何かしらの問題があるかもしれません。なのであまり深堀りはしないでおきます。
11V止まりのPPSが条件?
というか、それぐらいの違いしかありません。
PPSに切り替わらなかった100Wの2つの充電器は、21V-5Aの出力にのみ対応していて、11V-5Aなど11V止まりのプロトコルは検出されませんでした。
なので、11VまでのPPSに別途対応している必要があるのではないか?と推測しますが、USB-PDについて詳しくないのでこの条件があり得るのかどうかは判断できません。
一応Xiaomi Pad 8の付属充電器(45Wハイパーチャージ・MDY-17-EN)での出力範囲は11V-4.1Aとなっていて、私が確認できたPPSの範囲に近いです。
なのでこの範囲内で充電する必要がありそうな雰囲気です。
ちなみに付属充電器では最大38W(9.42V-4.1A)のプロトコルを確認できましたが、上記のPPS検証結果では4.1Aまで対応せず3A止まりで最大28WぐらいだったのでXiaomi Pad 8はPPSで45Wまで出せない可能性があります。
ですがヤマダデンキでの商品詳細ページには45W急速充電(PPS対応)と書かれていたので、Xiaomi純正のUSB-PD充電器など相性の良い製品であれば45Wまで出るのかもしれません。
というかPPS充電について言及しているサイトが、ヤマダ系列の商品ページだけでした。今のところ45W PPSに対応しているらしき情報はこれだけです。
PPSと付属充電器での速度の違い

もう一つ気になるのが、市販品充電器を利用したPPSと付属充電器(MDY-17-EN)での充電速度に違いはあるのかですね。
実際に20%→100%までを充電してみると、45W充電器では1時間17分・PPS充電器(CIO LilNob)では1時間23分かかりました。
45W 付属充電器での充電(1時間17分)
PPS充電器での充電(1時間23分)
付属充電器(MYD-17-EN)を利用すると、最初の5分ぐらいだけ35Wぐらい出るのでスピードが速いだけでした。充電中は多少は45W 付属充電器のほうが速いですが、最終的な充電完了時間に違いは殆どありません。
終わり

Xiaomi Pad 8のPPSには11V止まりな範囲(11V-3A or 11V-5A)が必要かもしれない…
今回の検証ではあくまでも私の観測範囲で、オリジナルな内容ですので、間違っている場合もあるためご留意ください。Xiaomi Pad 8でPPS充電が上手くできず困っている人の参考になればと思います。
あまり話題にされていないことが不思議ですが、まあほとんどの人が付属充電器を使うと思うし、USB-PDで充電したいという人は少ないのかもしれません。
私が初期不良を引いている可能性もあるので、Xiaomi Pad 8 PPS充電を検証された方がいればコメントに書いて教えてください。Xiaomi Pad 8 Proでは20V-3.25Aに対応するみたいなので、また違った結果になりそうです。
絶対にPPSを成功させるためには、Xiaomiが最近発売した純正充電器を購入すれば間違いなさそうです。

















































































































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