Xperia 10 VII の先行レビューが公開される。可変リフレッシュレートには注意

2025.09.132025.10.02

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海外の大手スマホレビューサイトGSMarenaにて、昨日9月12日に発表されたSONY Xperia 10 VIIの先行レビューが公開されました。

このページの一覧です

判明したこと
まとめ
Xperia 10 VIのほうが高コスパ？

判明したこと

公式サイトのスペックシートに明記されていない、いくつかの事柄が判明しました。

Android OS 15
プラスチックフレーム
プラスチック背面カバー
解像度2340×1080
nanoSIM+eSIM
~~USB 3.2 Gen 1ポート(DPalt非対応)~~
30W USB-PD
動画撮影：4K30FPS（メインレンズ）

*ドコモが公開した情報によればUSB2.0となっています。

背面素材はゴムのようなマット仕上げで、グリップ感のある柔らかいプラスチックとされ、手触りが良いと評される一方で、汚れや埃が付着した際の掃除が困難であるとネガディブな一面もあるよです。

またOSのローンチバージョンはAndroid 15です。SONYは4回のOSバージョンアップを明記していますが、すでに16がリリースされているため実質３年分のOSアップデートとなることに注意が必要です。

Xperia 10シリーズ初搭載になったカメラボタンですが、長押しでカメラ起動、短押しでスクショの2パターンで、それ以外の操作の割当はできないとのことです。

ディスプレイー　120Hz対応も残念な仕様に

まずは画面輝度、SONYはスペックシート上でディスプレイの明るさを明記しませんでしたが、GSMarenaの計測では屋外輝度が1064nitになったとのことで、同サイトの前モデルXperia 10 VIの計測結果1010nitを上回る結果になりました。

GSMarenaにおける輝度測定は画面上75%の白画面で行われるため、他のスマホメーカーが公表するピーク輝度などと比較できないことに注意してください。

当サイトで同じように輝度を計測したOPPO Reno13 Aでも1100nit弱だったので2025年ミドルレンジとしては十分な明るさです。

またシリーズ初となる可変120Hzリフレッシュレートに対応しましたが、残念なことにソフトウェア制御が上手く行っていないらしく、ChromeやYoutubeアプリなどを除いた殆どのサードパーティ製アプリでは静止中でも60Hzに切り替わらず、120Hzを維持してバッテリーを消耗するとのことです。

またXperia 10 VIとは違ってHDRコンテンツへの対応が確認できないとも言われていますが、いずれもレビュー機段階の話なので実際に発売されるものでは変更されている可能性があります。

バッテリー持ちは僅かに低下

Xperia 10 VIと同じ5000mAhバッテリーを搭載しますが、GSMarenaが独自に行う通話、ブラウジング、動画視聴、ゲームの駆動時間から総合的に算出するバッテリーテストの結果では12時間57分としており、これは同サイトで実施されたXperia 10 VI の13時間56分を下回りました。

特に通話時間では1時間伸びたものの、ブラウジングでは2時間低下しましたが、これは120Hz対応による問題だとし、60Hzモードでは10%伸びたとすることから実際にはわずかに駆動時間が低下したのみです。

また充電は30W USB-PDに対応しているとします。