
Dimensity 7500 今までより大幅パワーアップ?
Dimensity 7500は今までのプロセッサーとはひと味もふた味も違います。
CPUは新しいARM-C1シリーズが採用しているため大幅にアーキテクチャ世代が更新されており、Dimensity 7400までの古いCortex-A78を採用する堅実なミドルロー系プロセッサーとは一線を画すチップセットとなり、CPUの動作周波数などはそのままではあるものの最新になったことで大幅な性能アップ・高効率化が見込まれます。
具体的に日常利用するアプリの使用で電力効率は5~9%アップ、パフォーマンスでは動画トランスコーディングが68%高速化・ファイル転送が40%向上するなど、目覚ましい性能向上を遂げています。
CPU世代はCortex-A78(2020)からCortex-A725などをすっ飛ばして、いきなりC1-Pro(2025)まで飛躍しています。
| SoC | CPU | CPUの世代 |
|---|---|---|
| Dimensity 7200 | 2x Cortex-A715@2.8GHz 6x Cortex-A510@2.0GHz |
2022(arm v9.0-A) |
| Dimensity 7300 | 4x Cortex-A78@2.5GHz 4x Cortex-A55@2.0GHz |
2020(arm v8) |
| Dimensity 7400 | 4x Cortex-A78@2.6GHz 4x Cortex-A55@2.0GHz |
2020(arm v8) |
| Dimensity 7500 | 4x ARM-C1 Pro@2.6GHz 4x ARM-C1 Nano@2.0GHz |
2025(arm v9.3-A) |
GPUはMali-G625 MC2でこれも着実に進化していますが、C1と同世代となるG1-GPUではないです。
Dimensity 7500の仕様
Dimensity 7500の仕様をざっと記載しておきます。
▼判明している範囲です。
| MediaTek Dimensity 7500 | |
|---|---|
| 製造 | 4nm製造 |
| アーキテクチャ | arm v9 |
| リリース | 2026/05 |
| 性能 | |
| CPU | 4x Arm-C1 Pro@2.6GHz 4x Arm-C1 Nano@2.0GHz |
| GPU | Arm Mali-G625 MC2 |
| NPU | MediaTek NPU 850 |
| 接続性 | |
| ディスプレイ | 1344×2800@144Hz |
| メモリ | 最大LPDDR5-6400 |
| ストレージ | 最大UFS 3.1 |
| 通信 | |
|---|---|
| モデム | 最大5.2Gbpsのダウンロード |
| ネットワーク | Wi-Fi 6E・Bluetooth 5.4 |
| 映像 | |
| 写真撮影 | 最大200MP |
| 動画撮影 | 最大4K@30FPS |
Dimensity 7500の位置づけは以下のようになります。
| 🔥Dimensity 型番の格付け🔥 | ||
|---|---|---|
| Dimensity 9000+ | フラグシップ | 9000より高い動作周波数で最高峰 |
| Dimensity 9000 | フラグシップ | 最高クラスのCPU・GPU性能 |
| Dimensity 9000s | 準フラグシップ | 1世代前の9000+に近い性能 |
| Dimensity 8000 | ミドルハイ | ミドル級CPU・ミドルハイGPU |
| Dimensity 7000 | ミドルロー | 少し古いミドル級CPU・弱いGPU |
| Dimensity 6000 | エントリー | 入門機向けで古いCPU |
かつてない性能向上に期待が高まる

今までDimensity 7300・7400と小さな進歩に留まっていましたが、Dimensity 7500はここ数年の低価格向けのプロセッサーでは革命を起こしそうな勢いです。
SnapdragonでもまだARM-C1シリーズを採用した例はなく、またDimensity 8550などMediaTekの中堅SoCでもCortex-A725止まりで、真っ先に新しいC1シリーズを採用したDimensity 7500は現在のミドルレンジ帯のチップに一石を投じる大きな存在です。
まだ製品化はされていませんが、もし発売されれば購入をオススメします。
詳細↓

MediaTek Dimensity 7500




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