今回は日本初上陸を果たしたOPPO Find Nシリーズ最新作のOPPO Find N6をレビューします!詳細なスペックなどは下記の記事にまとめています。↓
レビューの要点
良い点
- 折り目・隙間が目立たない
- とにかく本体が薄い
- 汎用規格PPSでも速い充電
- バッテリー持ちがかなり良い
- バイパス充電対応
- ストレージ速度が速い
- 適当に撮影しても綺麗なカメラ
気になる点
- 値段が30万オーバー
- 画面輝度の高い数値は限られた状況のみ
- 日常アプリでは動作速度が普通
OPPO Find N6 外観チェック
完成度高すぎ!な折りたたみスマホ
OPPO Find N6は開くと8.1インチ・解像度2480×2248・10:9比率の正方形に近いタブレットに変形して、横幅は10インチぐらいのタブレットと同等です。
インカメのパンチホールは右上にあります。
背面は高級感がヒシヒシと伝わってきます。
OPPO Find N6で驚くのはその薄さでたったの4.2mmです!
ぴったり閉じる
OPPO Find N6を閉じると約6.6インチ・解像度2616×1140・21:9比率の縦長な大型スマホへと変身します。
折りたたみスマホならではの機能性
タスクバー
OPPO Find N6には折りたたみスマホならではの機能がいくつかあります。
まずタスクバー。Android 12L OSにて登場したタブレット向けの機能ですが、折りたたみスマホのOPPO Find N6ならそれが利用可能です。
常時表示させて迅速にアプリ切り替え・起動を迅速に行うPCライクなユーザーインターフェースを楽しむことができますが、鬱陶しく感じるなら完全にオフにしたり、フローティング形式で適宜呼び出すようにすることもできます。
これでアプリ分割の際に選択しやすくなったりします。分割時はスマホ2台を同時操作できる感覚で、動画を同時再生することも可能でした。
自撮りも楽々
次に自撮り。OPPO Find N6は折りたたむことで縦でも横でも自立するので、三脚などがなくとも自撮りできます。
背面カメラで撮影する際にカバーディスプレイに撮影の様子を表示する「デュアルプレビュー機能」を使うことで、そのままセルフィのチェックが可能です。
背面にもディスプレイがある折りたたみスマホならではの機能です。
その他の便利機能
Color OSに備わった便利機能の一覧です。(定量チェックなのでこれ以外にも便利機能はあります)
一部アプリでは折りたたみスマホのUIに最適化されてなさそうな部分もあって、ゲームなどで全画面モードになると開いた状態であっても画面が90度傾いて横画面になってしまいます。画面の向きを気にせずそのまま利用できたほうが快適です。
今後の改善に期待します。
OPPO Find N6 ディスプレイをチェック
折り目ゼロを目指したディスプレイ
OPPO Find N6 画面輝度の実測値
| 測定条件 | 開いた状態 | 閉じた状態 |
|---|---|---|
| 手動輝度(白100%) | 594 nits | 556 nits |
| 自動調整(白100%) | 1739 nits | 1647 nits |
| 自動調整(白75%) | 1808 nits | 2090 nits |
| 自動・ピーク輝度(白10%) | 2030 nits | 3060 nits |
| 測定条件 | 開いた状態 | 閉じた状態 |
|---|---|---|
| 手動輝度(白100%) | 594 nits | 556 nits |
| 自動調整(白100%) | 1145 nits | 1091 nits |
| 自動調整(白75%) | 1199 nits | 1164 nits |
| ピーク輝度(白10%) | 1280 nits | 1299 nits |
OPPO Find N6 性能は最新プロセッサー
7コア版Snapdragon 8 Elite Gen 5 搭載

OPPO Find N6は最先端のSnapdragon 8 Elite Gen 5(4.61GHz)プロセッサーを搭載していますがCPUは7コア(2+5)となっていて、通常の8コア(2+6)より少し性能が劣る仕様となります。
シングルコア性能はそれに関係なくかなり優秀で、マルチコア性能でも7コアなので少し性能が下がっていますがそれでも十分高いです。
Geekbench 6 CPUより↓
AnTuTuで発熱チェック
3DMark Wild Life
グラフィック性能の耐久ベンチマーク、3DMark Wild Life Extreme Stress Testも測定しています。20分の間、高負荷な4Kグラフィックを実行します。
3DMark Wild Life Extreme Stress Testの結果
スコアの低下は激しめで、余裕を感じさせない結果となりました。
比較↓
| 比較 | 最高 | 最低 | 維持率 | 電池 |
|---|---|---|---|---|
| Galaxy S26 | 8035 | 4405 | 54.8% | -13% |
| OPPO Find X9 | 7056 | 4129 | 58.5% | -9% |
| OPPO Find N6 | 6856 | 3755 | 54.8% | -8% |
| Galaxy S25 | 6654 | 3936 | 59.2% | -13% |
| Xiaomi POCO F7 Ultra | 5452 | 4090 | 75% | -14% |
| iPhone 17 | 5266 | 3893 | 73.9% | -12% |
| Google Pixel 10 | 3403 | 1959 | 57.6% | -9% |
ストレージは超高速
| UFS規格 | 速度目安 | 評価 |
|---|---|---|
| UFS 4.x | ~4000MB/s | 高性能スマホ |
| UFS 3.x | ~2000MB/s | 旧型・ミドル・128GBなど |
| UFS 2.x(2Lane) | ~1000MB/s | 安価なミドルスマホに多い |
| UFS 2.x(1 Lane) | ~500MB/s | 入門機のスマホ |
ブラウザアプリなどではパフォーマンス低下
やや残念なことに上記のようなベンチマークアプリでは高いスコアを記録していましたが、Google Chromeのような普段遣いするアプリではクロック周波数が最大周波数まで上がることがありませんでした。
ブラウザベンチマーク↓
Galaxy S26(4.76GHz)でのスコアと比較↓
フルパワー時のおおよそ半分ぐらいで、パフォーマンス設定を変更しても結果はあまり変わらずでした。Snapdragon 8 Elite Gen 5はApple A19などを圧倒してスマホ史上最速のCPUなので、そのパワーを日常用途において引き出せないことがちょっと残念でした。
ブラウザベンチマークリンク↓
Google Octane 2.0Octane 2.0 PlusWebXPRT4AnTuTu HTML5 TestSpeedometer 3.1JetStream 2
OPPO Find N6 バッテリー持ちチェック
6000mAhバッテリー搭載
OPPO Find N6は6000mAhもの新世代な大容量バッテリーを搭載しています。PCMark Work 3.0 battery lifeを本体設定「高パフォーマンスモード」で測定した結果を以下に掲載します。
開いた状態では16時間15分を記録しました。タブレットに近い大きさでスマホとほぼ同じぐらいの駆動時間を実現しています。
さらに閉じた状態では22時間52分となっていて非常に良いスコアでした。
従来の5000mAhバッテリーのスマホでは20時間を超えることはまずありません。閉じたままでも普通のスマホ以上に優秀で素晴らしいです。
PCMark Work 3.0 battery life 計測結果まとめ
バイパス充電に対応
OPPO Find N6はバイパス充電に対応しています。
バッテリーを消費せず端末を利用することができるので、長く使えます。非常に高額なスマホなので、こういったスマホの寿命を伸ばす機能があることは素晴らしいです。メーカーの企業姿勢が伺えます。
55W PPSに対応
OPPO Find N6はSUPERVOOCという独自規格のUSB充電器が付属していますが、今回は検証できませんでした。
代わりに汎用規格のUSB-PD PPS 55Wを試しましたが、こちらでもSUPERVOOCという表記となり十分高速でした。
PPS 55Wの範囲は11V-5Aなので、この範囲以上が出力できるUSB-PD PPS充電器および5A対応ケーブルを選んで充電する必要があります。市販で一般的な最大60Wケーブルでは充電が11V-3Aまでとなるので実際には25Wぐらいまで落ちます。
速く充電したい人は要注意です。
どちらの状態でも充電完了時間は同じぐらいでしたが、開いた状態は放熱性が良いためか途中の充電が速かったです。
各タームごとのバッテリー量・ワット数・バッテリー温度
| 充電 | 開始 | 10分 | 20分 | 30分 | 40分 | 50分 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 開いた状態 54分 |
残量 | 20% | 44% | 66% | 84% | 95% | 99% |
| 電力 | 40W | 34W | 30W | 35W | 10W | 5W | |
| 温度 | 29℃ | 38℃ | 38℃ | 37℃ | 33℃ | 29℃ | |
| 閉じた状態 53分 |
残量 | 20% | 43% | 61% | 78% | 93% | 99% |
| 電力 | 43W | 31W | 26W | 29W | 15W | 5W | |
| 温度 | 28℃ | 38℃ | 38℃ | 38℃ | 36℃ | 31℃ |
この充電器を利用↓
OPPO Find N6 カメラも抜群!物体写真に最高
OPPO Find N6カメラも妥協されておらず素晴らしいです。
今回は簡単に食事撮影しただけですが、色味もよく何よりピントがしっかり合うのでとても撮影しやすかったです。
ハッとするような色鮮やかで鮮明な写真を撮ることができました。最近のスマホカメラは進化しすぎてあまり差がつかないと言われていますが、手元の物体を写すとやはり良いスマホのは違います。
色味は少し誇張されている感じで、Pixel 10と比較するとそれがわかります。色の調整によってより印象的な仕上がりとなります。
望遠マクロ(テレマクロ)撮影も可能で、約10cmまでよることができるそうです。
OPPO Find N6 総評

30万円超えなフラグシップモデルなのでスペック周りは一通り完璧でした。
昨年登場したOPPO Find X9も新世代フラグシップモデルではありますが、その中での下位モデルということもあってUSB転送速度など妥協された部分も多くありました。わざわざ紹介するほどでもなかったのですが、OPPO Find N6はUSB 3.2 Gen 1だったりとこういった随所で妥協されていないスマホです。
折りたたみスマホとしても折り目の課題に挑戦していたり、薄さを追求してノーマルなスマホとして利用可能なところにまで落とし込みされていて、かつての重たい印象を払拭した実用的な折りたたみスマホです。
折りたたみ要素ばかりに目が行きがちですが、バッテリーも6000mAh搭載でバケモノのようなバッテリー駆動時間を叩き出していました。日常アプリでは性能が制御されていましたが、バッテリー持ちはかなり良くなるよう調整されているみたいです。
総じてノーマルなハイエンドスマホとしても最高峰な30万円の価値ある折りたたみスマホでした。素晴らしいスマホですがそれだけに値段が高すぎるということが最大のデメリットです。
OPPO Find N6 総評
良い点
- 折り目・隙間が目立たない
- とにかく本体が薄い
- 汎用規格PPSでも速い充電
- バッテリー持ちがかなり良い
- バイパス充電対応
- ストレージ速度が速い
- 適当に撮影しても綺麗なカメラ
気になる点
- 値段が30万オーバー
- 画面輝度の高い数値は限られた状況のみ
- 日常アプリでは動作速度が普通
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