海外の情報を元にGoogle Pixel 11シリーズの情報をまとめます。
Pixel 11 発売日・発表イベントの予想
Googleは2026年8月12日(水)18時(米国東部時間、日本時間では8月13日(木)7時)、ニューヨークで「Made by Google」イベントを開催することを正式に案内済みです。
グーグルジャパンが日本向けに案内した予約開始日は8月12日で、発表より先んじて販売開始されるようです。

Tensor G6搭載
Pixel 11シリーズ最大の注目点は新チップ「Tensor G6」(開発コード名Malibu)です。
TSMCの2nmプロセス「N2」で製造され、Androidデバイスとして初めてGAA(Gate-All-Around)トランジスタ構造を採用すると報じられています。
これにより前世代のTensor G5比で15〜20%の電力効率改善が見込まれるとされ、報道によってはiPhone 18よりも先にTSMCの2nmプロセスを採用することになる点も注目されています。
| 項目 | 内容(リーク情報) |
|---|---|
| 製造プロセス | TSMC N2(2nm)、GAAトランジスタ採用 |
| CPU構成 | 1+4+2構成の新型ARM C1コア (C1-Ultra 4.11GHz×1、C1-Pro 3.38GHz×4、C1-Pro 2.65GHz×2) |
| GPU | PowerVR C-Series CXTP-48-1536 (Tensor G5搭載のIMG PowerVR DXT-48-1536よりも性能ダウン) |
| モデム | MediaTek M90(MT6986D) |
| セキュリティチップ | Google Titan M3(改良版) |
| AI/画像処理 | 新型TPU搭載でオンデバイスGemini処理を強化、新型GXP(Google独自の画像信号処理プロセッサ)も刷新 |
特にモデムがSamsung ExynosからMediaTek M90へ切り替わる点は、長年続いたPixelとSamsungモデムの組み合わせに終止符を打つ変更です。
CPU世代は2世代進むもコア数が減少
CPUの世代は、Tensor G5ではスナドラ8Gen3やDimensity 9300などに採用されたCortex-X4シリーズでしたが、2世代分進んだARM C1シリーズに刷新されました。
C1シリーズはMediaTek Dimensity 9500シリーズなど、現在最新のフラグシップモデルに採用されており、つまり2世代分の進化となります。
CPU構成は珍しいことに7コアとなるようで、これはCPUリーク元としてお馴染みGeekbench Browserで確認されています。

バッテリー・メモリ構成
噂されているメモリやバッテリー構成です。
DRAM価格の高騰により、海外メディアではメモリスペックがダウンするのではないかというリークが紹介されています。
従来のノーマルモデル→12GB・Proモデル→16GBという固定ではなく、オプションによる選択式になると言われています。
| モデル | RAM | バッテリー容量(予想) |
|---|---|---|
| Pixel 11 | 8GB/12GB | 約4,840〜4,985mAh |
| Pixel 11 Pro | 12GB/16GB | 約4,700〜4,850mAh |
| Pixel 11 Pro XL | 12GB/16GB | 約5,000〜5,115mAh |
| Pixel 11 Pro Fold | 16GB | 約4,650〜4,750mAh |
価格予想(Pixel 11 / Pro / Pro XL / Pro Fold)
販売価格は899ドルからとなり、Pixel 10(799ドル)から値上げされて、Galaxy S26のベース価格と並びました。
| モデル | 256GB | 512GB | 1TB |
|---|---|---|---|
| Pixel 11 | $899 | $1,019 | — |
| Pixel 11 Pro | $1,099 | $1,219 | $1,449 |
| Pixel 11 Pro XL | $1,299 | $1,419 | $1,649 |
| Pixel 11 Pro Fold | $1,899 | $2,019 | $2,249 |
今回は多くのリークで128GBが廃止されるという情報が流れていて、これはiPhone 17・Galaxy S26の後を追う決断で、最新リークでは、128GBのお値段据え置きで256GBに引き上げたiPhone 17とは違い、Pixel 11では普通にPixel 10 256GBと同じ899ドルという価格です。
つまりこれは最低ストレージの引き上げではなく、ただ単に安価で購入できる128GBの選択肢が消えるだけで、ベース価格は値上げされることになります。
しかしPixel 11シリーズのストレージ規格はUFS 4.xに統一されると見られ、iPhone 17のように256GBと512GBで速度差があるという品質問題は起こりません。
ディスプレイスペック予想、Pixel 11は輝度ダウン?
ディスプレイサイズに大きな変更点はありません。
ピーク輝度はPixel 10が3000ニトだったので、現在のリーク情報ではPixel 11はスペックダウンしているようです。
| モデル | サイズ | リフレッシュレート | ピーク輝度 |
|---|---|---|---|
| Pixel 11 | 6.3インチ OLED | 60〜120Hz | 2,200 nits |
| Pixel 11 Pro | 6.3インチ OLED | 1〜120Hz | 2,450 nits |
| Pixel 11 Pro XL | 6.8インチ OLED | 1〜120Hz | 2,450 nits |
| Pixel 11 Pro Fold | 6.3インチ/8.0インチ OLED | 1〜120Hz | 2,450 nits |
ここで注意しなければならないのが、Googleが公表するピーク輝度の定義と、リーカーの使うピーク輝度の定義が異なる場合があります。ピーク輝度という言葉は、業界内で統一された明確な定義がありません。
Pixel 10シリーズは標準モデルがHDR2000ニトで、ProモデルがHDR2200ニトで、これは海外のリーカーの主張するPixel 11のピーク輝度の数値に近く、実際にこれらはGoogleの定義するHDR輝度を指している可能性が高いです。

カメラの変更点
Pixel 11シリーズのカメラ周りでは以下の変更が噂されています。
- 背面の温度センサーを廃止
- 新型50MPメインセンサーを標準モデルに搭載
- フロントカメラは13MPで全モデル共通と噂
Pixel 10ではメインカメラがPixel 9aと同等の1/2インチセンサーの廉価仕様に落ちましたが、今回から新型センサーとして改良されると見られています。
新機能「Pixel Glow」
カメラバーを囲むLEDライトシステム「Pixel Glow」が新たに搭載されると噂されています。
従来のPixelにあった背面の温度センサーを廃止し、この通知・ステータス表示用ライトに置き換えられる形です。
公開されたPixel 11 Proのカメラにはカラフルな光があります。
Nothing Phoneがライト的な通知ランプの先駆け端末ですが、最近ではPOCOなどもこれを搭載します。
まとめ
発売まで一ヶ月のない今日、Pixel 11シリーズは日本時間2026年8月13日午前7時の発表イベントに向けてリーク情報が出揃いつつあります。
目玉はTSMCの2nmプロセスを採用した新チップ「Tensor G6」で、もし採用されれば最初のお披露目となるため、今まで以上に注目を集めるデバイスとなることは確実です。
ただもうお察しの通り値段高騰だけは避けられず、RAM容量を減らす構成までリークされている始末です。年々値段上昇していたPixelですが、TSMC N2プロセス採用などに加えて今回は世界的情勢と合わせて値上げされるという判断材料しかない状態です。
一方でこのような情勢であっても、iPhoneを強く意識しているためか、ストレージが256GBに引き上げされると噂されます。これはAppleやSamsungなど128GBを採用していたメーカーの中で、最も遅いスペック引き上げですが、タイミングが悪かったように思います。
ストレージ容量と価格は消費者に一番わかりやすい価格指標なので、そこでAppleに見劣りすることはセールス面で不利だと考えたと思われます。何年も前に256GBに引き上げするべきだったと思いますが、PixelはAndroidのリファレンス機という側面もあるので128GBでも十分事足りることをアピールする必要があったのかもしれません。
またコストカットはメモリだけでなく、温度センサー廃止にも及ぶとされます。背面がピカピカ光る、初登場予定のPixel glowよりかは温度センサーのほうが実用的でワクワクする機能だと思いますが、コストダウンのために削られるのも当然です。Pixel glowは温度センサー廃止のために充てがわれる機能と見られ、実質的なグレードダウンです。






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